関東インカレ2017 1部ハーフ観戦記 ~ニャイロが連覇、山本修が2位~
関東インカレ、今日は1部ハーフについて入賞した選手を中心に振り返ります。公式結果はこのようになっております。2部が先にスタートし、1部は3分後にスタートとなるので、あっという間に1部のトップ選手が2部の下位に追いついてしまい、順位が分かりにくくなりますよねえ。先頭と最後尾に自転車がいるのは助かります。
順位 | 氏名 | 大学 | タイム |
1 | D・ニャイロ(3) | 山梨学大 | 1:03:22 |
2 | 山本 修二(3) | 東洋大 | 1:04:33 |
3 | 城越 勇星(4) | 日体大 | 1:04:34 |
4 | 金子 元気(3) | 城西大 | 1:04:46 |
5 | 石田 康幸(4) | 早大 | 1:04:49 |
6 | 安井 雄一(4) | 早大 | 1:04:49 |
7 | 春日 千速(4) | 東海大 | 1:04:53 |
8 | 相澤 晃(2) | 東洋大 | 1:04:57 |
序盤はややゆったりなペースでしたが、2周目あたりからはもう先頭集団が絞られることに…ニャイロ、山本修、春日の先頭集団になり、そこから春日が遅れてしまい、さらに山本修も引き離されていくという展開でした。周回を重ねるので何度も見られるのが魅力ですが、1周するごとにガラッと展開が変わっています…
優勝したのは山梨学院のニャイロ、前回はやや苦戦気味という感じでしたが、今回は2位に1分以上の差を付ける圧勝でした。力は抜けていますよね。1万mでは惜しくも2位でしたが、2種目合計15ptの荒稼ぎ、順当な結果だと思います。2位に入った東洋の山本修がさすがでしたね。名実ともに東洋のエースと呼んでいいでしょう。1万mに続いてのダブル入賞、終盤までニャイロに食らいついていたのも見事ですね。
相澤も4位集団に喰らいつき、8位とダブル入賞を果たしています。下級生の中では唯一の入賞ですね。相澤もエース級として活躍が期待される選手、関東インカレで結果を残してきたのは良いですね。万全であれば3大駅伝全てで主要区間を走って欲しいところ。
3位に日体大の城越が入ってきたのはびっくりしました。確かに4位集団には食らいついていましたが、10人はいるであろう集団でしたから…そこから抜け出し、2位にも後1秒まで迫るとは。。。勝負レースで実績豊富な選手ですが、有力選手が揃う中でこの走りは見事ですねえ。
4位に入った城西の金子にもびっくり…城西の中でも勝負レースでの実績はトップクラスですが、箱根上位校が多数いる中での4位は素晴らしいですね。中島とともにチームを箱根復帰に導いてくれれば。5,6位には早稲田の石田、安井が揃ってゴール。ダブル入賞を果たしています。学生ハーフは奮わなかった早稲田ですが、やはりハーフ、特に関東インカレでは強いですね。今年も4年生がチームを引っ張っていくことになりそう。
7位に入ったのが東海の春日、ニャイロ、山本修とともに3位集団に加わっていたので、表彰台も狙えるかと思ったのですが、終盤ペースダウンしてしまったようで…終盤はもう4位集団と差が大きく詰まっていましたからね…それでも、何とか7位と入賞を死守したのはさすがですね。同じ東海の湯澤も9位、中島が12位に入っていますね。前回は苦戦したハーフですが、今回はまずまずだったのでは?