関東インカレ2017 2部1500m ~井上が2年ぶりの栄冠~
今日は、昨日行われた長距離種目の中で、2部1500mについて振り返ります。公式結果はこのようになっております。予選は4組×2人+タイムで4人拾われます。
順位 | 氏名 | 大学 | タイム |
1 | 井上 弘也(4) | 上武大 | 3:51.84 |
2 | 渡辺 拓巳(4) | 大東大 | 3:52.71 |
3 | 駒山 魁都(4) | 日薬大 | 3:52.74 |
4 | 生方 敦也(2) | 青学大 | 3:53.38 |
5 | 物江 雄利(3) | 駒大 | 3:53.78 |
6 | 中村 祐紀(4) | 青学大 | 3:53.86 |
7 | 越川 堅太(2) | 神奈川大 | 3:53.88 |
8 | 吉里 駿(1) | 駿河台大 | 3:54.00 |
予選1組
東国大期待のルーキー前川が3分52秒でトップ通過、帝京の田村岳が3分53秒で2位通過となりました。タイムが遅かったこともあり、タイムでの通過はありませんでした。優勝候補の1人と思われた前回覇者のモタンヤは残念ながらDNS・・・出場もありませんでした。
予選2組
大東大の渡辺が3分50秒でトップ、駒澤の物江が3分51秒で続きました。この組が最も早かったこともあり、青学の中村祐が3分51秒、日薬大の宮平、一橋の風戸が3分52秒とタイムで3人も拾われることに。1500mで実績のある選手が順当に予選を突破することに。
予選3組
日薬大の駒山が3分51秒でトップ通過、日薬大が決勝に2人選手を送り込んできました。神奈川の越川が3分51秒で2位通過、駿河台のルーキー吉里が同じく3分51秒でタイム通過を果たしています。青学期待のルーキー吉田は6位で予選落ち、中央学院の横川は残念ながらDNSとなってしまいました。
予選4組
青学の生方が3分52秒でトップ通過、優勝候補の1人である上武の井上が3分53秒で順当に予選通過を果たしました。國學院期待のルーキー河上はDNSということに…ちょっと有力選手の棄権が目立つ予選となってしまいました。
決勝
見事に優勝を果たしたのは上武の井上、3分51秒で2位に0.8秒以上の差をつける圧巻の走り、2年ぶり2度目の栄冠に輝きました。前回は3位と悔しい走りになりましたが、見事にその借りを返しましたね。最終学年、怪我なく過ごしてくれれば。2位に大東大の渡辺が3分52秒で入りました。2年の全日本予選に出場して以降、3大駅伝・予選会には出場出来ていませんからね。そのスピードを駅伝でも見せて欲しいです。
3位に日薬大の駒山が入ってきたのはちょっとびっくり…青学や駒澤勢を抑えての表彰台に上りました。箱根初出場に向けて着々と戦力を整えていくのかなあ…4位に青学の生方、6位に中村祐が入りダブル入賞を果たしています。ここ最近の圧倒的なポイント獲得とはなりませんでしたが、それでも唯一のダブル入賞を果たすのはさすがですね。生方も3大駅伝初出場に向けて良い形で来ています。
5位に駒澤の物江、今年度絶好調の物江ですが、前回の予選落ちから5位入賞まで上げてきました。それでも、今の物江ならばもっと出来るのではと思わせてくれるほど、期待は高まります。7位に神奈川の越川、1年時から3大駅伝・予選会フル出場中、勝負レースでも結果を残していますし、さらなる飛躍を遂げてくれれば。8位には駿河台のルーキー吉里が食い込んできました。大牟田高校時代はそれほど目立った印象は無いのですが…ゆくゆくはエースとして活躍してほしいですね。