トラックシーズン開幕!! ~2017年4月振り返り その1~
2017年度、早くも1ヶ月が経過しました。関東インカレのエントリーも締め切られましたね。早くエントリーを発表してくれると良いのですが。。。トラックシーズン、ここまでの走りを5千、1万mで自己ベストを出した選手を中心に振り返ってみます。まずは、箱根で1~8位だった大学について・・・
青山学院大学
ここまで最もベストを出しているのは橋詰ですかね。5千では既に13分台を2度マークし、13分49秒まで伸ばしてきた一方、1万mもコンディションが悪い中、29分2秒で走っており、28分台目前ですね。橋間も5千で14分11秒、1万mで29分8秒とともにベストを更新とトップ10ではこの二人がダブルベストとなっています。
一方がベストを更新した選手では、森田が1万mで29分9秒と既に29分1桁が3人というのがさすがは青学といったところ。他にも吉永が29分21秒、5千では生方が14分14秒のベストを今期マークしています。
東洋大学
1万mでは28分44秒とチームトップタイムを叩き出した相澤が素晴らしかったですね。コンディションもよくなかったみたいなのですが。。。5千mでは日体大記録会で13分51秒とを早速マークしたルーキーの西山に私学六大学対抗で13分56秒を出した山本修が光ります。今年度主要区間を走って欲しい選手が早速その力を見せつけています。
早稲田大学
箱根に初出場を果たした2人、清水が29分24秒、石田が29分38秒でともにトップ10でのベストを更新しています。ただ、他の主力選手はベストを出せておらず、故障から復帰してきた主力選手が何人もいたこともあって、ちょっと目立たなかったかなあ。これからに期待です。
順天堂大学
トラックシーズンで最も元気だった大学かもしれません。5千mでは日本人大学生トップとなる13分33秒をマークして塩尻が圧巻の走りを見せ、1万mでは栃木がユニバ選考レースで28分19秒というこれまた素晴らしいタイムで駆け抜けました。エースとして期待される二人がその力を見せつけることに…
ルーキーでは清水がいきなり29分20秒という好タイムを叩き出しました。元々ロードに強く、即戦力として期待されていましたが、トラックでも存在感を示しています。他にも金原が29分31秒、箱根5区で好走した山田攻が29分56秒でベストを出すなど、箱根の勢いがそのままトラックにもつながっているようです。
神奈川大学
多くの選手がベストを更新している神奈川、5千では大野が14分8秒、越川が14分10秒、枝村が14分16秒と揃ってベストを更新している一方、1万mでは箱根で好走した大塚が29分10秒を出したのを筆頭に多和田が29分20秒、枝村が29分30秒、安藤が29分43秒、安田が29分50秒と29分台でベストを出す選手が多かったですねー。
山藤、鈴木健、鈴木祐といった28分台ランナーはベストを出していませんが、29分台の層がグッと厚くなり、10番手でも29分20秒というハイレベルな争いに…順大同様、箱根以降順調にきています。
中央学院大学
5千では新井が13分57秒と年々タイムを縮めてきて、ついに13分台に。3大駅伝フル出場を果たした廣も14分3秒と好タイムですね。光武が5千で14分17秒、1万mで29分20秒とダブルでベストを出しているのが光りますね。1万mでは細谷が29分24秒、市山が29分32秒と箱根で好走した主力も3大駅伝デビューを狙う選手もしっかりとベストをマークしています。
日本体育大学
前年度に5千mも1万mも自己ベスト連発だったということもあって、私がデータベースに登録している選手で自己ベストを出した選手はいないんですね。。。これは25大学を見渡しても日体大が唯一です。セカンドベストも14分8秒を出した中川くらいかなあ。既に多くの選手が好タイムのベストを有する中、ここからどれだけタイムを伸ばしていけるか?
法政大学
坂東の13分49秒が輝きます。勝負レースでも結果を残している今の坂東ならば、エース区間も安心して任せられそうです。箱根で大ブレイクした佐藤も5千で14分19秒、1万mで29分28秒と大きくベストを更新してきましたが、まだまだタイムを伸ばせそうな期待感がありますね。箱根6区だけではなく、平地でもすぐにエース級になりそう。。。他にも強矢、東福がそれぞれ14分33秒、38秒でベストを更新しています。