専修大学 【2017年度 戦力分析】 主力大量卒業で厳しい箱根復帰・・・

続いては、専修大学について、新年度の戦力を見ていきます。前年度、箱根予選ではエースの丸山が8位で走った以外は2番手が120位と二桁順位が一人もいないという惨敗で総合14位、3年連続で箱根出場を逃すこととなりました。監督も長谷川コーチが昇格、立て直しが期待されます。現在、登録している選手一覧はこのようになっております。

 

 

4年生・・・唯一箱根予選を3度走っているのが宮尾、しかし3度走って最も良かったのが2年の173位と苦戦が続いています。ハーフベストは65分まで伸ばしてきましたし、もう少し順位を上げていきたいところ。1万mベストでは29分9秒を持つ吉田がいますが、箱根予選は233位、29分17秒を持つ岩田は1年の箱根予選で179位で走ったきりとなかなか持ちタイムを勝負レースに活かせず…

 

ハーフベストではハーフ63分45秒と唯一の63分台となる風岡が抜けていますが、箱根予選は未だエントリーさえされておらず、2度の全日本予選出場に留まっていますからね。4年生の持ちタイムは箱根出場校と比較しても全くもって引けをとらないのですが!!勝負レースで結果を残せていない4年生の走りが予選突破に向けて大事になってくることでしょう。

 

3年生・・・川平がチーム唯一となる二桁順位である98位で1年時に走っています。ハーフ換算で64分41秒もこの学年でトップ、箱根予選で最も期待したい選手の1人です。他には藤井が2年時にチーム2番手の120位で走り、佐藤も箱根予選には2年連続出場と3人が箱根予選を2度経験しているのは心強いですね。中心となっていってくれれば。

 

1万mでは29分20秒をマークした和田がトップ、しかし、ハーフベストはギリギリ66分台となっており、全日本予選は出場出来ても現状では箱根予選はまだ厳しそうかなあ。。。他にはハーフで64分52秒をマークし、箱根予選に出場した矢澤、5000mで14分14秒を持つ島田らがいますね。苦しいチーム状況の中、勝負レースでの実績では4年以上かなあ。

 

2年生・・・大学入学以降でタイムを伸ばしてきた選手が多いですね。5000mでは14分4秒をいきなり叩き出した柊に特に期待。チームトップタイムとなり、ハーフも65分12秒で既に走っていますからね。エースになって欲しい選手ですね。横山もベストも14分19秒まで縮めてきた選手、ともに高校ベストは14分40秒台ですが、一気にタイムを伸ばしています。

 

1万mでは宮下が29分40秒をマークし、横山、小林が29分台で走っていますね。高校時代の実績を考えると上々の1年だったのでは。勝負レースでは塚原が唯一箱根予選に出場、結果は228位とほろ苦いレースとなりました。ベストを出す選手が多いのは好材料ですし、このままチームのん中心となっていって欲しい学年です。

 

1年生・・・専大選手一覧(1年生)が更新されておりました。持ちタイムでトップ10に入る選手はおらず…最も良い高校ベストが14分35秒の松村で36秒の小林、37秒の黒柳までが30秒台ということになりますね。やはり、14分30秒切りが0人というのは寂しかなあ。しかも2年連続ですからねえ。もちろん高校ベストが全てでは無いですが、大きな指標の1つには違い無いですし。

 

うーん、箱根出場をするなら前年度が勝負だと思っていたのですが、結果は惨敗・・・今年度は正直前年度以上に険しい道だと思います。ただ、監督が変わったことでどうなるかですねえ。ここ数年よりもハーフの記録会にも出場するようになったようですし、監督が変わってチームも良い方に変わってくれればと思います。

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