上武大学 【2017年度 戦力分析】 新戦力の台頭で箱根連続出場をつなぐ~

続いては、上武大学について、新年度の戦力を見ていきます。前年度は箱根経験者を始め主力を複数欠いて臨んだ箱根予選だったにも関わらず、見事に6位通過、箱根でも山の忍者こと森田の爆走で往路を8位と初めてシード圏内で折り返すなど、見せ場を作りました。総合では15位でしたが、これも近年では最も良い順位ですからね。現在、登録している選手一覧はこのようになっております。

 

 

4年生・・・最も選手が揃うのは上武らしく4年生、なかでも5000mで13分55秒を持つ井上とハーフで63分26秒を持つ坂本が抜けています。井上は故障に苦しみ、箱根予選・箱根ともに出場は叶いませんでしたが、トラックシーズンでは得意の1500mでまずは元気な姿を見せています。怪我なく過ごしてくれれば欠かせない戦力に。

 

坂本は唯一3大駅伝・予選会フル出場です。箱根でも1区10位と好スタートを切って森田とともに往路8位の立役者になりましたし、今年度もエースとしての走りが期待されます。箱根予選62位、箱根でも9区を任された佐藤駿も主力の一人として活躍が期待される選手、他にも箱根予選経験者である松村、山岸に全日本予選経験者である小林、塩川と選手は揃います。最上級生としてチームを引っ張っていってくれれば。

 

3年生・・・成長著しい太田黒が一気にエース格の1人に名を連ねることに。箱根予選30位、箱根3区10位といずれも見事な走りを見せてくれました。箱根で8区15位で走った大森も伸び盛りの選手、ハーフベストも64分台まで伸ばしてきました。淵は箱根出場はなりませんでしたが、予選では67位と上々の走りを見せており、今年度は箱根デビューが期待されます。

 

他にも関佑斗と松下が2年の箱根予選に出場しており、5人が前回の箱根予選に出場しているのは心強いですね。前年度の経験を活かして今年度はさらに順位を上げてきてくれれば。1年時に箱根7区を走った田中がいますが、2年以降あまり姿を見せていないのが気がかり…ハーフ64分56秒をマークした熊倉、65分6秒の関稜汰などハーフベストを伸ばす選手も多く、4年生に負けじと戦力が充実してきました。

 

2年生・・・質・量ともに揃う3,4年生に比べると下級生はやや寂しい状況に。橋立が唯一箱根予選に出場し132位、本戦でも7区17位で走っています。続く選手では5000mで今年度早速14分24秒まで伸ばし、全日本予選もエントリーされた岡山が有力かな?多くの選手がハーフを走っていますが、橋立以外では66分26秒の川原、続くのが66分50秒の野上が上位となっており、3,4年生に割って入るのは苦労しそうです。

 

1年生・・・なかなか即戦力と言われる新入生が加わることが少ない上武ですが、今年度はこれまた厳しいスカウトに。。。まだ、上武の公式HPに1年生の情報が載っていないため、正式には分かりませんが、雑誌を見る限りは、14分40秒台が2人、14分50秒台が1人しか判明しておらず、他は15分オーバーと言う状況…さすがにもう少し14分台が加わるとは思いますが、現2年生以上に苦しい状況となるかも…上武の育成力に期待するのみです!!

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