順天堂大学 【2017年度 戦力分析】 箱根4位の勢いを繋げるか~

2017年度になりました。新年度となったことで、各大学の学年ごとに戦力分析をしていきます。紹介する大学の順番はランダム、取り上げる大学は私が把握している25大学、紹介する選手は基本的にDB登録されている選手(3大駅伝・予選会にエントリーされている or 持ちタイムでトップ10に入っている)となっています。まずは、順天堂大学をみていきます。選手一覧はこのようになっております。

 

 

4年生・・・箱根4区区間賞を獲得した栃木がまずは中心となりますね。学年が上がるにつれ、力強さも増してきました。安心して主要区間を任せられますね。復活が待たれるのは花澤、難病にかかって以降、3大駅伝にエントリーはされど出場は出来ず…最終学年でまた走る姿を見せてくれれば。

 

他に3大駅伝経験者がいないのはちょっと寂しいですね。ハーフ65分切りの選手もいませんし…箱根予選経験者の中村あたりに期待ですかねえ。箱根エントリー経験者の新や城西あたりも出てきて欲しいですが…短い距離では村島が元気な姿を見せていますね。トラックで引き続き活躍してくれれば!

 

3年生・・・金栗で13分33秒を叩き出した塩尻がチームの絶対的エースとして君臨します。箱根での2年連続2区5位の実力者、大学長距離界のトップを争う存在です。さらに箱根となれば、5区5位で快走している山田攻が大きな武器になります。平地でも存在感を示していきたいところ。

 

続くのは金原ですかねえ。ハーフも64分13秒まで伸ばしていましたし、出雲経験者でもあります。ハーフで65分10秒の江口も箱根予選を経験しています。他にも馬場や吉岡は箱根16人に入っていますし、1万mのベストも29分40秒前後と悪く無いですからね。チームの中心となって欲しい学年です。

 

2年生・・・箱根経験者が3人揃っています。箱根経験人数が4年は1人、3年は2人ですから2年が最も多いことに。ただ、6区10位の橋本はまずまずも、野田は3区16位、難波は7区16位と苦しい走りに。持ちタイムでは、1万mで29分ジャストの野田を筆頭にチームで上位に入る選手が揃っていますし、勝負レースでも存在感を示していきたいところ。

 

1年生・・・勝負レースでの実績が抜群な清水が即戦力として期待が高まります。都大路や都道府県対抗での走りを見る限り、ロードでは13分台ランナーとも遜色ない強さですからね。各学年にエース級が揃う順大ですが、1年は清水が候補ですね。勝負レースでの実績は乏しいですが、野口は既に1万mで29分53秒を持つ選手、早い段階で長い距離に対応していってくれるかも。。。

 

14分30秒切りが他にも多久和、宮田、高橋と3人いて、14分30秒台もズラッと揃い、エース候補の他にも選手層を厚くしていってくれそうな選手が何人もいるのは心強いですね。上級生はエース級が揃いますが、選手層は決して厚いとは言えないだけに、1年目から活躍するチャンスも十分ありそうです。

 

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