4年生特集(2016年度) ~1万m上位10人~
続いては4年生の1万mのベストを上位10人を見ていきます。トップ10はこのようになっております。1万mでの28分台は30人いますね。13分台の27人よりも多いことに。ただ、両方トップ10に入っているのは2人だけですね。ここまでメンバーが異なるのも珍しいような…
大学名 | 順位 | 名前 | 1万ベスト | 更新日 |
駒澤大学 | 1位 | 中谷 圭佑 | 28:17.56 | 2015/11/14 |
東洋大学 | 2位 | 櫻岡 駿 | 28:22.97 | 2016/07/11 |
青山学院大学 | 3位 | 一色 恭志 | 28:23.40 | 2014/07/06 |
山梨学院大学 | 4位 | 佐藤 孝哉 | 28:26.70 | 2016/09/24 |
東海大学 | 5位 | 廣田 雄希 | 28:30.76 | 2015/11/21 |
専修大学 | 6位 | 丸山 竜也 | 28:32.03 | 2016/11/26 |
駒澤大学 | 7位 | 大塚 祥平 | 28:34.31 | 2015/07/16 |
東洋大学 | 8位 | 口町 亮 | 28:42.36 | 2016/04/29 |
日本大学 | 9位 | 石川 颯真 | 28:43.11 | 2016/11/26 |
城西大学 | 10位 | 菊地 聡之 | 28:43.26 | 2016/07/14 |
トップは28分17秒を持つ中谷(駒澤)、5千では2位ですからどちらもハイレベルですね。4年時の故障が本当に悔やまれます。。。2位には28分22秒を今年度マークした櫻岡(東洋)が入ってきました。4年時に一気にベストを縮めて、3本柱の一角を占めることに。4年の出雲・全日本では苦戦しましたが、箱根では3年間安定した走りを見せてくれました。
3位には28分23秒で一色(青学)が入り、中谷とともに5千に続いてのトップ3入りです。3大駅伝での活躍はもはや語るまでも無いですが、持ちタイムでも力は抜けています。上位3人は高校ベストがいずれも14分5秒以内、5千同様に高校時代に実績のある選手が揃っています。4位には佐藤(山梨学院)が28分26秒、28分30秒切りは4人となっています。
高校ベストは14分17秒でしたが、勝負レースでの実績は豊富で1年時から28分台をマークし、4年時にはここまでタイムを伸ばしてきました。最後の箱根に出場出来なかったのは、チームにとっても痛すぎました。。。5位には廣田(東海)が28分30秒で入っています。3年時のベストで、この年は3大駅伝にフル出場&いずれも区間5位前後と安定した走りを見せてくれました。4年時は3大駅伝のいずれも出場出来ず…
こうしてみてみると、4年時に駅伝で苦戦している選手が多いですね。。。3大駅伝で安定した結果を残したのは一色くらいかなあ…6位には丸山(専修)が28分32秒で入ることに。高校ベストは14分38秒でトップ10の中では最も実績の乏しいですかね。逆に言えば、最も大学で伸びてきた選手とも言えます。専修が箱根予選で苦戦が続く中、3年以降はエースとして孤軍奮闘の活躍でした。
7位に大塚(駒澤)が28分34秒、中谷同様にベストは3年時です。1年の箱根から出場し、3年以降は3大駅伝で主要区間を担い続け、最後の箱根では5区区間賞と有終の美を飾りました。28分20秒台が3人、30秒台も3人となっており、28分40秒切りとなると、グッと人数が少なくなりますね。
8位に口町(東洋)が28分42秒で入っています。櫻岡とともに東洋からは2人、10人中この2人だけが、1年時に3大駅伝・予選会のいずれも出場出来ていないことに。学年が上がるごとに着実に力をつけてきたこともありますが、1年時は設楽兄弟が4年時と抜群の選手層を誇りましたからね。。。口町も3年時の出雲・全日本連続区間賞など上級生になってから活躍してくれました。
9位に石川(日大)が28分43秒で入ることに。高校ベストは13分53秒で世代トップ、高校ベストが13分台ランナーとしては唯一のトップ10入りとなりました。石川も下級生の時は勝負レースで結果を残せずに苦しみましたが、3年以降は日本人エースとして活躍してくれました。1万m上位の選手を見てみると、3年時に活躍した選手が多いような…
最後の10位には菊地(城西)が28分43秒で入りました。高校ベストは14分34秒とトップ10のうち2番目に悪いタイムに…ただ1年の箱根から6区6位で走るなど早い段階から台頭してきましたね。3年時は故障に苦しんだりもしましたが、勝負レースにいざ出場すれば高いレベルで安定し、チームを支えてくれました。