2016年度 4年生特集 ~駒澤大学~

本日は駒澤大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で7人となっています。中谷、大塚、西山ら高校時代に実績豊富な選手が揃い、3人とも4年連続で箱根出場を果たしています。3大駅伝経験者も6人おり、4年間チームに大きく貢献してくれました。

 

 

中谷 圭佑・・・選手個別特集にて紹介済

 

大塚 祥平・・・高校ベストは14分6秒、ロードでの実績は豊富で即戦力として期待された選手です。3大駅伝は全12回全てにエントリーを果たし、1年の箱根に出場、結果は8区6位と優勝を狙うチームとしてはトップ東洋に離され、ほろ苦いデビュー戦に…

 

2年時にはハーフで62分32秒と大学ベストをマーク、2年連続で箱根8区に臨み、区間2位で走っています。さらなる飛躍を遂げたのは3年時、5000mで13分台、1万mで28分34秒をマークすると、出雲6区4区、全日本8区3位、箱根5区4位と全て最長区間を任されながら区間4位以内と安定した走りを見せました。

 

4年時、5000mで13分57秒のベストをマーク、3大駅伝ではいずれも前年度と同じ区間を任されましたが、出雲6区4位、全日本8区3位、箱根5区区間賞といずれも前年と同じか上回る走りを披露、特に最後の箱根では8度目の3大駅伝出場にして初めて区間賞を獲得、特に上級生になってからはエース区間で結果を残し続けました。

 

西山 雄介・・・高校ベストは14分3秒、ロードでの実績はこの世代トップクラスの一人です。チームで唯一、3大駅伝フル出場を果たしています。1年時は出雲5区2位と上々のデビュー戦、全日本はいきなりエース区間の2区に抜擢され9位、期待の大きさを感じました。箱根でも7区3位とまずまずの走りを見せています。

 

2年時は1万mで28分58秒をマーク、出雲は2区予定、全日本は6区2位、箱根も7区2位とこれまた安定した走りを見せました。3年時は出雲5区で区間賞を獲得、これが11度の出場で唯一の区間賞となりました。しかし、全日本は3区10位と3大駅伝でワースト順位となる走りになってしまうことに…箱根も7区4位で最低限の走りは見せたものの、エースとして期待される状況からすれば、物足りない結果に…

 

4年時は3大駅伝全てで主要区間を任されることに。ただ、出雲は1区9位、全日本も2区7位とやはりエース区間を任される状況から考えるともう一歩という走りでした。箱根では1区を任され区間6位もトップとは秒差で繫ぎ、最後に最も粘りを見せてくれました。先日の丸亀ハーフで62分37秒とハーフベストを更新、高校の実績からすればもう一歩だったかもしれませんが、3大駅伝フル出場はお見事でした。

 

中村 佳樹・・・高校ベストは14分42秒、3年時に1万mで29分26秒までベストを縮めると、箱根に10区で出場を果たすことに。しかし、結果は12位ともう一歩という結果に…4年時には5000mで14分18秒、ハーフは63分38秒までベストを縮めてきましたが、残念ながら箱根16人に入ることはなく、2度目の3大駅伝出場とはなりませんでした。

 

浅石 祐史・・・高校ベストは14分18秒、すぐにベストを更新し、今後が期待されましたが、その後は故障に悩まされ続けることに…そんな中でも3年時、5000mでは13分58秒と13分台に突入、1万mも期待されましたが、30分17秒が大学ベストということに…ハーフの距離は最後まで走ることはありませんでした。

 

主将となった4年時は、出雲に5区で出場を果たしましたが、ここでは区間8位と苦しい走りに…全日本、箱根はエントリーされることもなく、出雲が最初で最後の出場となりました。故障さえ無ければ…と思わずにはいられない大学4年間での走りとなってしまいました。

 

金尾 圭祐・・・高校ベストは14分10秒と上々のタイム、ただ4年間このタイムを更新することは出来ず、4年時にマークした14分12秒が大学でのベストタイムとなりました。記録会には比較的出場していましたが、なかなかベストに近いタイムをマークすることは出来ず、苦しんでいましたね…3大駅伝も4年の出雲が唯一のエントリーとなり、出場することは叶いませんでした。

 

廣瀬 匠・・・高校ベストは14分54秒、1年時は目立った走りはなく、2年時は記録会にもほとんど出場しておらず、このまま辞めてしまうのでは…と正直思ってました。しかし3年時、5000mで14分23秒までベストを伸ばしてくると、4年時はハーフで64分47秒をマーク、最後の箱根でも8区での出場を勝ち取りました。結果は区間10位とまずまずの走り、3,4年時の成長ぶりはお見事でした。

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