来年度新入生速報(2017/01/14時点) 大学別雑感 ~追加判明選手中心に~
今日発売された陸マガだったと思うのですが…箱根出場校の新入生が発表されました。前回発表時にも3回に分けて取り上げましたので、今回は前回から新たに判明した選手を中心に気になる点を取り上げていきます。多少誤りがあるかもしれませんが、大目に見ていただければ。。。
青山学院大学
14分6秒を持つ須磨学園の岩見が上位選手では新たに判明しましたね。既に吉田、神林と13分台を2人抑えていますが、さらに14分1桁も…14分30秒切りの選手も多いですし、トップクラスの新入生ですね。
東洋大学
13分54秒を持つ東農大二の西山が新たに判明、こちらも13分台が2人に14分1桁が1人です。さらに、先日も書いたとおりに持ちタイムの良い選手がズラッと揃い、これまたトップクラスの新入生が揃っています。
早稲田大学
14分4秒を持つ早稲田実業の宍倉が順当に加わりますね。96%の早稲田進学率を誇る早稲田実業に定期的に良い選手が入ってくるのは、枠が少ない早稲田にとって大きいです。前回は持ちタイム上苦しいスカウトという話をしましたが、吉田が14分17秒、渕田が14分19秒と一気にベストを伸ばしてきました。なんだかんだ、楽しみな新入生ですよねー。
順天堂大学
14分18秒を持つ市立柏の野口が判明、持ちタイムトップ10に入ってきました。14分10秒切りの選手はいませんが、14分20秒台の選手は例年よりも多いですかねえ。箱根での好結果をスカウトにも繋げていければ。
神奈川大学
14分15秒を持つ大牟田の成瀬が判明し、トップ10に入ってきました。既に判明していた井出とともに二人が抜けているかなあ。来年度は選手が揃うだけにメンバー入りするのは容易では無いですが、下から突き上げて欲しい。
中央学院大学
14分13秒を持つ市立船橋の高橋が新たに判明、戸口とともに持ちタイムトップ10に入ってきました。中野も合わせ、14分20秒切りが3人いるというのは心強いですね。高砂、横川のようにルーキーから活躍してくれれば。
日本体育大学
前回から目立った選手の判明は無く…そもそも雑誌に載っていた選手も少ないのが気になります。チームは2年連続箱根7位といい流れできているのですが、複数選手が退部した影響などがあるのか。。。問題無ければ良いのですが…
法政大学
14分29秒を持つ関大北陽の中村が新たに判明かなあ。例年と比べてもスカウトが良いとは言えない状況な気もしますが…在学生はどんどんタイムを伸ばしてきていますし、箱根シード獲得で全体としていい流れになってくれれば。
駒澤大学
14分17秒を持つ一関学院の小原が新たに判明しました。都大路でも1区13位ですし、1万mのベストが29分27秒は5番手になります。大幅な戦力ダウンとなる来年度なだけに、加藤、吉村らとともに即戦力としての期待がかかります。
東海大学
14分15秒を持つ九州学院の西田が加わることに…見るべきは持ちタイムではなく、都大路1区3位ですよね。これで名取、塩澤とともに1区のトップ3No.1スカウトと言えそうです。3大駅伝制覇に向けて、着実に選手が加わってきますね。
帝京大学
前回判明分からだと、14分23秒を持つ明成の星が新たに判明したのかなあ…?14分30秒切りが5人という本当に帝京らしからぬスカウトとなってきました。持ちタイムの良い選手もどんどん伸びるようだと、今後もますます楽しみになりそうです。
創価大学
14分19秒を持つ桂の松本が新たに判明しました。14分10秒台が獲得出来たのは大きいですね。今年度は大きな飛躍となりましたし、ルーキーながら好走する選手も出てきて、今後が益々楽しみです。
大東文化大学
14分30秒切りで新たに判明した選手はおらず、前回と合わせても0人という非常に厳しい状況となっています。例年、あまりスカウトが良い方では無いですが、それでもここ数年は選手が集まっていただけに…入学してからの成長に期待です。
拓殖大学
14分30秒以内どころか14分40秒以内も0人というこちらも厳しい状況ですね。前年度はまずまずのスカウトだったのですが。ただ、持ちタイムが良くなくとも戦える選手を育てるのが拓殖の強さですし、来年度も期待したいです。
上武大学
こちらも、14分40秒以内は0人かなあ。それどころか、14分40秒台、14分50秒台もあまり人数がいないような…いくら育成力があるとはいえ、もう少しスカウトを改善していきたいところかなあ。早い段階で台頭してくる選手が出てきてくれれば。
國學院大学
あらたに14分30秒を切るような選手の判明は無かったかなあ。14分30秒台、40秒台で判明した選手は増えてきましたが、あまり良いとは言えないスカウトかなあ…こちらも得意の育成力に期待ですね。
山梨学院大学
14分25秒を持つ出雲工業の黒木が新たに判明していますね。持ちタイムで抜けた選手はいませんが、14分30秒前後の選手は多めに加わってきている印象。箱根での惨敗から何とか立て直したいだけに、早めに戦力となって欲しいところ。
明治大学
14分10秒を持つ専大松戸の村上が新たに判明しました。雑誌では早稲田にも新入生として名前がありましたが、どうやら明治で間違い無さそうなので…ちょっと大きすぎるミスですね。さらに、須磨学園から二人、14分15秒を持つ稲田、14分19秒を持つ酒井も判明し、14分20秒切りが5人ということに。
これはもう箱根18位のスカウトではないですし、14分20秒切りを5人揃えるのは他に東洋と駒澤だけですからねえ。頼もしい新入生とともに、来年度一気に復活を果たしたいところ。
日本大学
14分17秒を持つ大牟田の竹元が新たに判明しました。1万mで29分23秒という好タイムを既に持っているのも大きいです。いきなり4番手のタイムを持つことになりますからね。さらに14分20秒を持つ東京実業の武田、ともに14分22秒を持つ白鴎大足利の関沼、中越の横山と14分17~22秒のベストを持つ選手で5人揃うことに。
これまた、箱根19位に沈むようなスカウトではないですし、持ちタイムではシード校とも遜色ないですね。エース級が獲得出来ても2番手以降が苦しいことも多かったですが、来年度の新入生は質・量ともにどちらも楽しみかなあ。
国士舘大学
新たに14分30秒を切るような選手は判明せず、苦しいスカウトとなりそうかなあ。現1年生がなかなか戦力となれていないだけに、2年連続となるとまた箱根も遠のきそうで怖いので…箱根は非常に厳しい結果でしたが、出場できたのは大きな収穫ですし、新1,2年生の成長にも期待です。
中央大学
雑誌では無いですが、中央の新入生は発表されているので合わせて…新たに判明したのは14分28秒を持つ鳥取城北の大森かなあ。14分30秒切りで5人揃うこととなりました。箱根シード校とも遜色ないスカウトになったと思います。箱根復活に向け、ルーキーイヤーから貢献してくれれば。