箱根駅伝2016 早稲田大学 区間配置予想 ~3冠以来の箱根制覇へ~

続いては、早稲田大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根では2区エースの高田が苦しい走りで一時は総合14位まで順位を落としたものの、10区間中8区間で6位以内という安定した走りで着実に順位を上げて総合4位、6大会連続で5位以内という走りでした。

 

今年度は、出雲こそ1区で出遅れるとそのまま立て直せずに8位に沈みましたが、全日本では逆に1区から好位置をキープすると、3区終了時にはトップに、そのまま8区途中まで首位を守っての2位、2位以内に入るのは3冠を達成した時以来で箱根に向けて一躍期待が高まりました。。エントリーメンバー箱根成績(直近10年)はHPをご覧ください。

 

4年:平 和真、井戸 浩貴、武田 凜太郎、鈴木 洋平、

   佐藤 淳、箱田 幸寛、今井 開智

3年:光延 誠、藤原 滋記、安井 雄一、石田 康幸

2年:永山 博基、清水 歓太

1年:新迫 志希、太田 智樹、大木 皓太

 

全日本に出場した選手や持ちタイム上位の選手は一通りエントリーされていて、順当ですね。そんな中でも4年生が7人も入ってくることに。4年生中心に各学年に力のある選手が揃ってきました。永山が一段と力を付けてきた一方、2年生が2人というのが少し寂しいですね。そんな早稲田大学の区間配置予想は以下の通りです。

 

武田4ー永山2ー鈴木4ー平4ー安井3

佐藤4ー光延3ー太田1ー井戸4ー藤原3

 

1区は武田、全日本でも武田1区で好スタートを切ったことが2位に繋がりましたし、チーム随一の安定感を誇る武田を敢えて1区から外す理由も無いかなあ。2区は永山、全日本4区区間賞、1万mで28分25秒とチームダントツトップタイムを誇る永山、この走りを見せられると2区でも良いのでは?と期待が高まります。

 

3区は鈴木、怪我に泣かされ続けた選手ですが、今年度の活躍ぶりは凄まじいですね。ハーフ62分16秒をマークして長い距離も全く問題無いですし、箱根でもそのスピードを見せてくれれば。4区は平、1,2年時に走っている区間ですが、距離が伸びて難コースに。となると、今年度はエースとしての走りを見せている平に任せるのが良さそう。

 

5区は安井、前回も区間5位で走っている選手、こちらも敢えて外す理由は無いですよね。全日本では最長区間を任されるほどですし、前回以上の走りも期待されます。6区は佐藤、前回は急遽の6区ということで準備があまり出来ない中で区間6位…再び走るとなればさらなる好順位も期待出来るのかなあと思いました。平地区間も選手が揃っていますからね。

 

7区は光延、前回は区間14位というのは気になりますが…ハーフでは63分44秒でベストを伸ばしてきていますし、2年連続の起用もあるかなあと。ただ、今回は外して予想した新迫や清水の起用も有り得そう…8区は太田、ハーフ62分48秒で距離に問題無し、過去4年間で3度1年制が走っている8区あたりがデビュー戦としては良さそう。

 

9区は井戸、今年度はやや奮わない走りが続いていますが、元々長い距離に強い選手で前回の箱根でも同区間で区間賞を獲得していますからね。井戸が9区を走ってくれると区間配置もグッと楽になりそう。10区も前回同様に藤原、今年度も結果を残していますし、しっかりとまとめてくれるのでは。

 

復路は経験者が4人いるので、そのまま…というベタな予想になってしまいました。選手層が薄ければ6区石田で佐藤を平地となりそうですが、そんな必要性も感じず…またルーキーが走るとしたら、7,8区の可能性が高く、かといってルーキーを並べるのも微妙ということで太田だけ出場と予想しました。10人選ぶのがいい意味で難しい状況ですね。

 

全日本の快走、上尾での好タイム連発で打倒青学の一番手とも目されるようになった早稲田、箱根では3冠を達成して以来、4位→5位→4位→5位→4位と総合で3位以内に入ることは出来ていませんが、4年生に主力が揃う今年度はチャンスですね。他の駅伝を見ていてもやはり1強というのは面白みに欠けますし、3位以内と言わずに3冠以来の優勝を目指して欲しいです!

 

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