箱根駅伝2016 国士舘大学 区間配置予想 ~1人1秒を乗り越え、3年ぶりの晴れ舞台へ~

続いては、国士舘大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根予選では10位にわずか10秒届かず、11位で予選落ち…非常に悔しい思いをしました。今年度は、まず全日本予選で9位通過、6年ぶりの出場を果たしました。

 

箱根予選も同じく9位での通過で3年ぶりの出場、全日本と箱根に揃って出場を果たすのはなんと26年ぶりとのことです。全日本では14位と苦しい走りにはなりましたが、大きな経験となったでしょう。エントリーメンバー箱根成績(直近10年)はHPをご覧ください。

 

4年:石井 秀昂、餅崎 巧実、渡部 勇人、井筒 幸一

3年:三田 眞司、八巻 雄飛、辻田 拓真、守屋 太貴、本多 将貴

2年:住吉 秀昭、多喜端 夕貴、藤江 千紘、戸澤 奨、

   高田 直也、内山 武

1年:福田 有馬

 

箱根予選を走った12人がしっかりと全員エントリーされてきました。1年生はまだ福田一人ですが、今後の台頭に期待。人数は2年>3年>4年という順になっていますが、やはり中心となるのは2,4年生かなあ。箱根予選の上位7人がいずれも2,4年ですしね。そんな国士舘大学の区間配置予想は以下の通りです。

 

住吉2ー石井4ー八巻3ー戸澤2ー餅崎4

多喜端2ー三田3ー藤江2ー渡部4ー井筒4

 

1区は住吉、本人は5区希望という話でしたが、1区から少しでも他校に喰らいついていくためには、出し惜しみは出来ません。やはりチーム随一のスピードと安定感を持つ住吉が良いかなあと。2区は石井、28分台ランナーを揃えていくことになるかなあ。万全で無かった全日本は奮いませんでしたが、住吉、石井のダブルエースで1,2区を何とか凌いで欲しいところ。

 

3区は八巻、箱根予選、全日本と奮いませんでしたが全日本でも2区を任されていましたし、その後1万mで29分15秒までベストを伸ばしていますし、期待の意味も込めて3区あたりを走って欲しいなあと。4区は戸澤、箱根予選ではチーム2番手の走り、全日本も4区と主要区間を任されるまでになりましたし、箱根でも距離が伸びた大事な4区と予想しました。

 

5区は餅崎、本来であれば9区まで残せておけば良いのですが…そんな余裕は無さそうですからね。前回出場時は8区ということで、上りもいけるのでは…と、仮にそうでなくとも主力に走って欲しいという思いもあります。6区は多喜端、本人も5,6区と山を希望しているようですし、6区希望の中で最も箱根予選が良かった多喜端で…

 

7区は三田、なかなか勝負レースで結果を残せていませんが、それでも3年連続の箱根予選出場で今年はチーム8位、となると7区あたりでスピードを活かしてくれれば。8区は藤江、本人は5区希望ということで、5区でなければ8区かなあという安易な予想ではありますが…

 

9区は渡部、往路に主力を投入するといっても、やはり9区はある程度力のある選手が必要になりますし、そうすると箱根予選で4番手で走っている渡部が良いかなあと。10区は井筒、3大駅伝・予選会通じてまだ3年の全日本予選しか走っていないため、可能性は低いかなあと思ったのですが、1万mで29分41秒、ハーフで64分45秒とここにきてベスト連発となると、そのまま起用されることもあるのではと予想しました。

 

前回出場した際は1区から出遅れてレースに絡むことは出来ず、そのまま完走した大学では最下位とあまりにも力の差がありすぎる結果となりました。今回は前回よりは差はないとは言え、箱根予選で9位通過であることも事実、現状19番手という位置です。

 

特に2年生には住吉、戸澤ら力のある選手が揃っていますし、4年生頼み出ないのも良いですね。今後、再び安定して箱根出場を果たしていくためにも、いきなりシード獲得は厳しいでしょうが、まずは今回の箱根で1つでも上の順位を目指し、収穫の多いレースにして欲しいです!

 

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