上尾ハーフ2016結果雑感(101位以下) ~主力が苦しい走りも~

上尾ハーフの結果(PDF)が公式発表されました。最近はどの大会も結果が早くて、ブログやデータベースを管理している身としては嬉しいです。平均持ちタイムも一通り更新しております。先日は100位以内の選手を取り上げたので、今日は101位以下でベストを更新した選手 or 気になる選手を見ていきます。

 

東洋大学

ベスト連発の一方で高森、野村、小笹がいずれも66分台というのがちょっと気になりますね…ただ、いずれも自己ベストだったりします(汗)いずれも箱根には合わせてきて欲しいところです。

 

駒澤大学

全日本を走った伊勢が65分台というのは残念です。。。ハーフでは安定した結果を残していたんですけどね―。箱根に向けてどれだけ高めていけるか。他にはルーキーの大坪が初ハーフで65分56秒で走っています。

 

早稲田大学

河合が64分台、箱田、浅川、谷口が65分台で走っています。ここら辺の選手がメンバー争いに絡んでくるようだと、さらに早稲田の選手層が厚くなってくるのですが。一方で2年の小澤は66分56秒に留まり、他の2年生(永山、車田、清水)に比べるとちょっと遅れを取っているかなあ。巻き返して欲しい。

 

東海大学

1年生や復活した春日らの快走が目立った一方、荒井、石橋、安藤、土屋といった持ちタイムの良い4年生は荒井が65分ジャストでしたが、他は66分オーバーと奮わず…東海は下級生から活躍してきた選手が4年生で最も輝くというのが少ないような…下級生が強いというのもありますが、ちょっと気になります。。。

 

日本体育大学

自己ベストラッシュとなった日体大ですが、他にも林田が64分48秒、廻谷が65分13秒、白永が65分28秒でベストをマークするなど、大量に出場して多くの選手が自己ベストを更新するという見事な結果を残しています。箱根では2年連続のシード獲得はもちろん、さらなる上位も期待出来そう。

 

山梨学院大学

全日本エントリー組では首藤が64分51秒、井上が66分14秒で初ハーフを走っています。気になるのは市谷が65分オーバーということですかねえ。上田、佐藤のエース格が良かっただけになおさら気になる…昨年度全日本を走った古賀がギリギリ64分台、全日本予選を走った伊藤は66分台と箱根に向けてはもう一歩かなあ。

 

中央学院大学

出雲・全日本を走った廣が64分55秒、石井が65分3秒、釜谷が65分19秒でそれぞれベストをマークしており、2年生がまずまずの走りですかねえ。ただ、このタイムだと箱根に向けてはちょっと苦しい印象です。

 

帝京大学

4年の高屋敷が64分58秒でベストを更新、他には初ハーフのルーキー島貫が67分20秒で走りました。主力が出ていないこともありますが、64分きりが1人、65分きりを見ても4人とここから箱根メンバーに入ってくるのは厳しそうな結果に。。。

 

大東文化大学

立石が初ハーフで66分11秒をマークしています。出場した多くの選手が100位以内に入ってきており、チームの好調さ・成長が伺えますね。箱根メンバー争いは熾烈を極めそうです。

 

明治大学

100位以内は田中、竹中の二人だけだった一方、他の選手も角出が65分51秒でベストを更新したくらいで、皆浦も67分台とちょっと苦しい結果だったかなあ。全日本メンバーや坂口が走っていないとはいえ、選手層の薄さを感じてしまうことに・・・

 

法政大学

鈴木が64分58秒のベストをマーク、1万mに続いてタイムを伸ばしてきました。ルーキーの増田蒼も65分33秒とまずまずの結果。ただ、福田は初ハーフが66分48秒に留まりまだ長い距離は厳しそうか。

 

神奈川大学

鈴木奏が66分19秒で走っています。相変わらず、ハーフに出場する選手が少ない…鈴木健に続いて鈴木祐も28分台ランナーに突入と「鈴木」が話題を集めている神奈川ですが、鈴木奏も続けるか?

 

上武大学

吉田が65分10秒、松下が65分10秒、山岸が65分36秒でいずれもベストを更新しており、まずまずの結果ですかねえ。松村も65分台でセカンドベストで走っていますし。箱根予選を走っていない選手がメンバー争いに加わってくれば厚みが増します。一方で河崎、田中、志塚といった箱根経験者はいずれも68分オーバーと箱根は厳しそうか…

 

拓殖大学

鈴見が64分46秒、今滝が65分4秒、藤井が65分12秒で自己ベストをマークしており、1,2年生が元気な姿を見せました。一方で全日本予選を走った北川はベストえすが67分台にとどまり、箱根は難しそうかなあ。。。

 

国士舘大学

井筒が64分45秒でチーム5番手のタイムをマークしています。1万mのベストも縮めてきていますし、最初で最後の箱根出場も有り得そうです。

 

日本大学

村田が65分5秒でまずまずだったくらいで、石垣は65分38秒、野田が65分56秒、金子が66分11秒といずれもベストではあったものの、箱根を見据えると苦しい結果となりました。他にも65分台は何人か出ているんですけどね。箱根予選最下位からの巻き返し、期待したいですが険しい道のようです。

城西大学

大久保が65分10秒、峐下が65分16秒で自己ベストをマークするなど、まずまずの走り。ただ、期待のルーキーである中谷は65分56秒に留まっており、1年目は苦戦していますね。。。同じルーキーの吉川は66分33秒で初ハーフを走っています。

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