日体大記録会5000m(2016/11/13) 雑感 ~専修、東京国際などが複数ベスト更新~
先日、日体大記録会の5000mが行われました。詳細はレース結果をご覧ください。今日も昼間は暑いくらいでしたが、夕方からは気温も程よく下がって好条件のレース、箱根出場校の主力はあまり出場しませんでしたが、それでも13分台や14分1桁が複数出ています。ベストをマークした選手を中心に大学ごとに振り返ります。※合わせて法政記録会の結果も…
青山学院大学
期待のルーキー中村友が14分5秒とまずまずの走りを見せました。他のルーキーは世田谷ハーフで好走するなど長い距離で結果を残していますが、焦らずに力を蓄え、徐々に長い距離も走っていって欲しいところ。
駒澤大学
物江が14分3秒とベストを9秒更新、チーム8番手となるタイムをマークしました。しかも組トップというのが良いですね。高校ベストは14分58秒でしたが、2年の11月で大きく縮めてきました。このスピードを駅伝でも見せてほしいですね。長い距離はまだまだなだけに、可能性があるとすれば出雲かな…
日本体育大学
重松が14分35秒でベストを4秒更新してます。2年の箱根予選に出場して以来、なかなか駅伝メンバーにはいれていませんが、層の厚いメンバー争いに何とか食い込んでいって欲しいところ。
大東文化大学
前田が13分55秒とチームトップタイムをマーク、ベストを12秒更新してきました。新井に続いて2人目の13分台ランナーですね。2年の出雲以降は3大駅伝エントリーも果たせていませんが、長い距離にも対応しメンバーにも入ってきて欲しいです。
明治大学
自己ベストとはいきませんでしたが、阿部、末次が14分5秒、河村が14分10秒と安定した走りを見せていますね。末次、河村はセカンドベストかなあ。河村はまだ長い距離は厳しいかもしれませんが、阿部、末次は全日本の借りを箱根で返して欲しいです。
創価大学
蟹澤が14分10秒、彦坂が14分23秒でともにベストを更新した他、作田が14分28秒でセカンドベストですね。箱根予選も走った3人ですが、スピードも着実に磨いているようで…特に蟹澤、彦坂には箱根で主要区間も期待されますね。作田も駅伝デビューが近そうです。
法政大学
こちらは日体大ではなく法政記録会ですが…盛況ですね。トップ10では土井が14分19秒で6番手、矢嶋が14分20秒で8番手、木村が14分24秒で9番手となるタイムをマークしました。11番手以降も磯田が14分24秒、岡原が14分25秒、篠村が14分27秒でここまでが14分30秒切りのベストですね。
更に岡田が14分36秒、東福が14分40秒ながらベストと自己ベストを出す選手が非常に多い記録会となりました。箱根予選で4位と好調なチームの勢いがそのまま出た感じですかね。戦力の底上げも出来てきているようです。
中央大学
竹内が14分3秒とセカンドベストをマークした他、2度走った舟津や堀尾も14分10秒台で走るなど主力は変わらず好調を維持しているようです。他には冨原が14分14秒でセカンドベスト、中山が14分23秒、神崎が14分35秒、江連が14分36秒でいずれもベストをマークしていますね。
来年度を見据えても1年生だけに頼るわけにはいきませんし、2,3年生でベストやセカンドベストをマークしている選手が何人もいるのは心強いです。特に3年生は人数自体が少ない学年、1人でも戦力となる選手が出てきて欲しい。
東京農業大学
瀬戸口が14分11秒でチーム2番手となるタイムをマークしましたね。箱根予選では奮いませんでしたが、既に14分10秒台を複数回マークしていますし、長い距離にも対応してくれれば。他には田中が14分43秒ですがベストをマークしています。
専修大学
びっくりしたのが長谷川、高校ベストが14分41秒のルーキーがいきなり14分3秒とチーム2番手のタイムを叩き出しました。これは一気に来年度以降楽しみが増してきました。エースの丸山も14分1秒でさすがの走り、本当に安定しています。
さらに秋山が14分11秒とベストを7秒更新した他、横山も14分19秒でさらにベストを縮めてきました。こちらも1年生、今年のルーキーは戦力になるには時間がかかるかと思っていましたが、一気に台頭してきた選手が複数おり、今後は中心となってくれるかもしれません。
他には伊藤が14分23秒で14秒、佐藤が14分32秒で23秒ベストを縮めています。収穫の多い記録会となりました。
東京国際大学
濱登が14分15秒、佐藤が14分17秒でそれぞれチーム3,4番手となるタイムをマーク、さらに伊藤が14分21秒で6番手の持ちタイムとなり、チーム4~6番手がいずれも1年生ということになりました。元気がありますね。
さらに鈴木博が14分22秒、内山が14分23秒のベストをマークしており、内山でチーム12番手ですからね。とても箱根予選で15番手になるチームでは無いですよね。さらにさらに、河野が14分33秒、熊谷が14分35秒とこちらもベストですね。来年度、1年生が長い距離に対応してくれば大きな戦力となりそうですし、再度の箱根予選突破、目指して欲しいです。