全日本大学駅伝2016 戦力分析&区間配置予想 ~明治大学~

続いては明治大学にて、全日本における戦力分析&区間配置予想をしていきます。箱根予選では久しぶりの出場、エースの坂口が欠場という不安材料もありましたが、見事に2位通過、20位以内こそ1人もいませんでしたが、50位以内に7人を送り込み、11位でも80位という素晴らしい安定感で何も心配いりませんでしたね。エントリー一覧過去5年成績はこのようになっております。

 

4年:吉田 楓、藪下 響大、江頭 賢太郎、射場 雄太朗

3年:磯口 晋平、末次 慶太、皆浦 巧

2年:東島 清純、竹山 直宏

1年:阿部 弘輝、三輪 軌道、中島 大就、河村 一輝

 

やはりというべきか箱根予選を欠場した坂口が外れてしまいましたね。前回の全日本シード獲得は坂口の快走が大きかっただけに、これは痛いです。。。さらに、前回3区の田中も引き続き外れてしまい、その結果2年が二人だけと物足りないエントリーに。他はルーキーが南が外れ、河村が入ってきただけと順当なエントリーと言えそうです。

 

4年生からは、1万mで29分3秒の好タイムを持ち、全日本では7区4位、箱根も8区8位と安定した結果を残している吉田、5000mで13分56秒、ハーフで62分56秒を今年マーク、箱根予選でも25位に入るなど勝負レースで結果を残し続けているエースの藪下。

 

全日本では4区8位、箱根も4区6位で走った他、箱根予選ではチームトップとなる21位をマークしている江頭、3大駅伝・予選会初エントリーとなった主将が箱根予選で38位、走りでもチームを引っ張る射場の4人。

 

3年生からは、1万mで29分25秒のベストをマーク、箱根予選でも47位と飛躍の年となった磯口、1年で箱根に出場し7区14位、2年時は苦しむも、今年5000mで14分2秒、1万mで29分30秒をマーク、箱根予選でも37位と結果を残している末次、1年の出雲からエントリーされるも今回の箱根予選が初の出場、そこで75位で走った皆浦の3人。

 

2年生からは、今年5000mで14分9秒、1万mで29分54秒のベストをマーク、箱根予選でも80位で走っている東島、明治が出場した3大駅伝・予選会全てにエントリー、箱根予選ではチーム最下位の124位と悔しい走りになった竹山の2人。

 

1年生からは、高校ベストで13分57秒を誇り、関東インカレ1部5000mでも5位入賞、その一方で箱根予選でも35位と好走している阿部、高校ベストは14分4秒で都大路1区3位などロードでの実績も豊富、万全では無い中も箱根予選では46位でまとめた中島。

 

こちらも高校ベストは14分4秒、1万mも29分30秒をマークし、箱根予選でも69位と安定した走りを見せた三輪、今年は1500mでベスト連発する一方、先日の5000mでも14分9秒とベストを伸ばしてきた河村の4人。

 

そんな明治の区間配置予想は以下のとおりです。

 

中島(1)ー江頭(4)ー阿部(1)ー吉田(4)

末次(3)ー射場(4)ー磯口(3)ー藪下(4)

 

1区はルーキーの中島にしました。トラックでは阿部が上でしょうが、ロードではやっぱり中島かなあと。となると、前回の再現を期待して1区にルーキーも面白いかなあ。2区は江頭、中島ー阿部と並べるのも面白そうですが、この10年、ルーキー1区の場合は2区に4年生を配置しているんですよね。

 

ルーキーを並べるのはリスクも高いですし、箱根予選でチームトップの江頭が2区に控えれば1区も走りやすいかなあと。一方で1区がルーキーの場合、3区もルーキーというパターンが多く…ならばここで阿部かなあと。そのスピードはやはり短い距離の方が活かせると思いますし。

 

4区が難しいところですが、吉田にしました。箱根予選ではもう一歩でしたが、3大駅伝で安定して走った実績はやはり大きいかなあと。前回も7区4位と好走いますし。残る主要区間の8区は藪下で問題無いでしょう。前回も8区9位、そこからさらに力をつけてきた藪下ならば安心して任せられます。

 

残る5~7区の繫ぎ区間ですが…ここ3年4年生が6区を任されているということもあって主将の射場を6区に。出場すれば4年にして3大駅伝デビューとなりますが、箱根予選の走りを見れば問題無さそう。

 

明治は5区をやや重視する傾向もあるだけに、箱根予選でチーム4番手と好走した末次としました。主要区間を任されてもおかしくない選手ですね。残る7区に磯口、箱根予選で47位で走り、今年ベスト連発となるとやはり起用されてくるのでは?

 

他にもルーキーの三輪が可能性高そうですが、ルーキー3人は大六野世代でも走っていませんし、2人までかなあと予想しました。正直、全日本シード校の中では最もシードを維持するのが厳しいと思います。3週間空いたとはいえ、箱根予選を走っているという不安材料もありますし、エースの坂口もいませんし。。。

 

その一方でシードを争うであろう他の5大学や山梨学院は予選に出場していませんからね。しかし、前回も横手を欠いてシードは絶望的と言われながらも、粘りの走りでニャイロの猛追をかわして何とかシードを獲得しましたし、箱根予選での好走も自信を高めたことでしょう。5大会連続のシード獲得、是非とも狙って欲しいです!

 

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