2016年 箱根予選結果考察 ~13位:東京農業大学~

箱根予選で13位だった東京農業大学について、箱根予選の結果を振り返ります。箱根予選結果はこのようになっております。箱根予選では3年前のトップ通過以降、11位→12位→13位と3年連続予選落ち、年々順位を下げているのが気になります…

 

エースの小山が31位で順当にチームトップ、前回の58位から順位を上げてきてはおりますが、箱根予選通過を狙うチームにおいて、トップが31位では厳しいですね。選手層が決して厚いわけではないですから。。。来年度はさらに稼げる選手になって欲しいところ。

 

2番手の折居が50位、これは正直びっくりしました。ハーフで63分42秒を持ち、1万mも29分27秒を今年マークするなど持ちタイムは良いですが、前回はチーム最下位の210位でしたからね。そこから160位も上げてきたのはお見事です。

 

3番手の西村が97位、100位以内が3人しかいないとは…予選通過は遠いですね。3年時を除く3度箱根予選に出場し、269位→139位→97位と順位を上げてきました。まずまずの走りだったのでは?4番手の加藤は105位、予選会初出場で1万mのベストも30分16秒ということを考えるとこちらも上々だと思います。主力となっていってほしいですね。

 

5,6番手は4年の矢口、木山が129位、137位で続きました。矢口はエントリー自体初めてでしたし、こちらも力は出してくれたのでは。一方の木山は2年時にチーム4番手の79位で走っている選手なのですが、その後は143位→137位と奮いませんでした。安定して結果を残し続けるのは容易では無いです。

 

7,8番手は2年の森、瀬戸口が148位、170位で続いています。やはり、2,4年生が中心のチームなだけあり、トップ8をそれぞれ4人ずつ占めました。森は1万mで30分17秒、瀬戸口が30分21秒といずれも30分台、持ちタイムが全てでは無いですが、やはり1万mのベストが30分以内が5人しかいないのは、戦力的に厳しいですね。

 

来年度間違いなく中心となるであろう2年生、着実にタイムを縮めてきた森、5000mで14分16秒を持つ瀬戸口ともにチームを支えて欲しいですね。9番手の193位には唯一の1年生である西野が入りました。厳しいデビュー戦となりましたが、同じルーキーの高田とともに下からの突き上げを期待したいところ。

 

3年生にも負けずに存在感を示してほしかったところですが、ともに全日本予選を複数回経験している高橋、高良はチーム10番手、12番手、199位、319位とチームに貢献することが出来ませんでした。3年生も楽しみな選手はいるのですが、長い距離となると苦戦する選手が多いですね。

 

11番手の208位には2年の田中が入りました。初の予選会、ハーフ66分台ということを考えるとしょうがないのかなあ。箱根予選でハーフ持ちタイムの順位を上げる大学が多い中、タイムをあまり伸ばせなかった東農大は箱根シード校+箱根予選上位15校の計25校のうち最下位に落ちてしまいました。

 

10位日大とは4分半以上の大差をつけられてしまいました。年々予選通過ラインとの差が広がっています。箱根予選上位6人のうち4人が4年生という状況、よほどのことが無い限り、再び箱根路に戻ってくるのは難しそうというのが正直な印象です。ただ、このまま箱根から去ってしまうのはあまりにも寂しすぎます。現有戦力、スカウトともに向上させていき、また箱根に戻ってきてほしいものです!!

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