リオ五輪 女子5000m決勝 上原は積極的なレースも15位に…
リオ五輪の特集、最後はまだ取り上げていなかった女子5000m決勝を振り返ります。男女合わせて長距離種目で唯一決勝へと進んだのが上原、予選では積極的なレースで先頭を走り、後半も粘って決勝に進みました。その決勝でも予選と同様に飛び出す積極的な走りを披露、本当に走りがぶれないですねー。
しかし、決勝でも1km3分を切るハイペースで入ったものの、後続との差を開くことは出来ず、1万mで世界新記録で優勝したアヤナはむしろまだスローだと言わんばかりに付いてきますし、2000mではもう集団に吸収されてしまうことに…その後も集団の後方まで位置を下げてしまったものの、何とか粘っていたのですが、これまたアヤナがペースを一気に上げると、そのハイペースにはさすがについて行けずに一気に引き離されてしまうことに。
その後も15位争いという苦しい位置でのレース、完走者が17人中15位で15分34秒という結果でした。それでも、積極的なレースで予選突破したのは大いに評価出来ますし、まだ20歳という若さですからね~4年後でもまだ24歳、既に日本トップクラスの力がある選手ですが、さらに世界で戦える選手へと成長を遂げて欲しいです。
優勝争いはアイナがそのずば抜けたスピードで抜けだして1万mとの2冠濃厚かなあと思って見ていましたが、1万mの時とは違ってケニア勢二人がなかなか離されなかったですね。ここで優勝を決定付けるだけの差をつけられなかったのが痛かったアイナ、終盤にチェルイヨット、オビリのケニア勢に追いつかれると、そのままなすすべなく置いてかれてしまうことに…
1万mであれだけ圧勝していても、5000mを勝つのは困難なのですから、2大会連続2冠を達成しているファラーがいかに凄いかが分かりますね。優勝はそのまま抜けだしたチェルイヨットが14分26秒17というオリンピックレコードで優勝、女子が好タイムだったのはもちろん、男子も5000m,1万mともにハイレベルな争いでした。
2位に同じくケニアのオビリが入り、4位もケニアのチェロノ、トラック長距離ではエチオピアが強い印象ですが、この5000mではケニア勢が大いに力を発揮しました。アヤナも14分33秒での3位はさすがの走りですが、本命だった5000mで優勝出来なかったのは当然不本意でしょうし、表彰式でも悔しそうでしたね。。。
リオオリンピック特集はこれで終わりということで…次からのネタはちょっと悩み中です(悩)駅伝シーズンに向けて、各大学ごとの展望でも書いていくか…そういえば、HPのスマホ対応は日々対応が進んでおりまして、7割ほど終わりました。今月中にはある程度スマホ対応を終えて、トップページをもっと魅力的にしたいという野望を抱えておりますので、のんびりと待っていただければと思います。