リオ五輪 男子4×100mリレー 日本初の銀メダルを獲得!!

男子4×100mリレーにおいて、見事にオリンピック史上初の銀メダルを獲得!!今回のリオ五輪で最も興奮したレースでした!!4走でボルトと競うシーンが見られるとは思いませんでした。山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジと100m,200mの五輪代表かつ日本歴代上位のタイムを持つ選手が揃い、確かに期待は大きかったのですが…

 

まず、予選が素晴らしかったですね。従来の日本記録は2009年の世界選手権でマークした38秒03したが、予選2組に出場するといきなり37秒68とベストを0.35秒も上回る日本新記録、さらには1組で中国が更新したアジア記録である37秒82をも上回るタイムを叩き出しました。2組をトップで予選通過し、俄然メダルに向けて期待が高まりました。

 

そして迎えた決勝、個人的には予選があまりにも良すぎたこともあって、決勝でも予選のような走りを見せるのは難しいのでは?という不安もありました。しかし、そんな不安は杞憂に終わりました。スタートが抜群の山縣がこの400mリレーでも好スタートを切りました。山縣が一走である頼もしさが半端ないです。

 

2走の飯塚にバトンを渡すところでちょっと手こずりましたが、ほとんどタイムロスにはならなかったのが大きかった。飯塚も粘りの走りで好位置をキープ、すると3走の桐生がこれまた素晴らしい走りでどんどん順位を上げてジャマイカと並んでバトンを渡すことに…

 

アンカーのケンブリッジも序盤はボルトと並んで先頭争いをしていましたからね。いつもアンカーの時点ではるか先を行っていたジャマイカと並ぶシーンが見られるとは思いませんでした。さすがにボルトはレベルが違って後半一気に引き離されはしましたが、3走→4走でバトン渡しにやや手こずったアメリカ、そしてカナダの猛追を何とかかわしての2位、見事な銀メダル獲得でした!!

 

100mで9秒台が一人もいない、決勝に残った選手も一人もいない状況でも銀メダルを獲得してしまうのですから、日本の凄さが分かりますし、リレーも面白さでもありますねー。タイムも37秒60とさらに日本記録を0.08秒縮めてくる最高の走りでした。

 

優勝は順当にジャマイカでボルトが3大会連続3冠達成という驚異的な走りで締めくくった一方、アメリカは失格でカナダが繰り上がっての3位銅メダルとなりました。北京の時の銅メダルも素晴らしかったですが、他国の失格に助けられたのも事実です。しかし、今回はアメリカをも上回る走りを見せたのが凄まじいですね。本当に素晴らしい走りを見せてもらいました~~まだ若い選手も多く、東京五輪に向けてもますます楽しみが増す銀メダルでした!!

 

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