2016年 全日本予選観戦記 13位:専修大学 ~持ちタイムは良かったものの、予選突破は遠く・・・~

全日本予選の結果を大学別に振り返ります~残り2校、今日は13位だった専修大学について~レース結果はHPに載せてます。1万mの平均持ちタイムは予選会校の中でも上位であり、2009年以来、7年ぶりの通過も期待された専修大学ですが、結果は13位ということで予選突破とはなりませんでした。過去5度の結果が12位→11位→13位→12位→12位ということずっと12位付近をさまよっていますが、今回も同様の結果ということに。。。

 

1組は前回2組2位と快走しているエース格の1人である4年の濱野、そんな濱野が1組という時点で既にチームとしては苦しいですね。結果は6位とさすがの走りを見せてはくれましたが。。。一方の秋山は前回1組19位で走っている4年生、今年5000mで14分18秒までベストを伸ばしています。結果は前回とほぼ同様の1組21位ということでまずまずでは無いでしょうか?主力の4年生がまずは上々のスタートを切りました。

 

2組は持ちタイムはチームトップクラスながらも、前年は4組34位、箱根予選でも205位と苦戦していた渡辺が出場、結果は2組14位ということでこれまでの勝負レースの中ではベストの走りだったのでは?箱根予選でも渡辺が結果を残してくれるようだと大きいですね。しかし、風岡が早い段階から遅れてしまいまさかの38位、タイムもほぼ33分という散々な走りに。これで通過はほぼ絶望的となってしまいました。風岡はハーフで63分台をマークし、5000mでも14分11秒のベストを出すなど今年はいい感じできていたのですが…

 

3組は今年5000mで14分14秒ををマークしている3年の宮尾と昨年度はルーキーながら全日本予選、箱根予選ともに出場、1万mの持ちタイムも29分44秒まで伸ばしてきた川平というコンビでしたが、宮尾が30位、川平は34位と揃って30位以下に沈む結果になりました。本来であれば3組も4年生に任せたかったところなのかなあ。

 

4組はチーム一の持ちタイム・安定感を誇る絶対的エースの丸山が先頭集団には付いて行かなかったものの、しっかりと自分のペースを刻んで13位、その実力を見せました。箱根予選でも大きく稼ぐ役割が期待出来そうですが…今の専修は丸山と他の選手との差が大きすぎるのが問題ですね。

 

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小澤は今年5000mで14分7秒をマークした28分台ランナー、前回の箱根予選も80位で走っている選手です。前々回の全日本予選で1組8位、今回は実力通りに最終組に配置されて結果は24位、まずまずの結果と言えるのではないでしょうか?こちらも箱根予選では前回から大幅なジャンプアップが期待されますね。

 

1組と4組は力を発揮できたのでは?という結果でしたが、得意としている1万mの全日本予選でこれだけボーダーラインに及ばないとなると、箱根予選に向けても悲観的にならざるを得ません。12人走って10人の合計タイムを競う箱根予選では一応2人までは失敗出来ますが、ちょっと安定感に欠ける選手が多すぎるんですよね。持ちタイム通りの力を発揮出来れば予選通過も見えてくるのですが、勝負レースで結果を残すのがいかに難しいかというのは重々承知でしょうし…4年生が主力のチームなだけに、ここで箱根出場を逃すとますます箱根が遠ざかってしまいます。そうならないためにも、何とか今回の箱根予選では3年ぶりの出場を果たしてもらいたいです!!

 

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