2016年 全日本予選観戦記 8位:大東文化大学 ~粘りの走りで4年連続出場を決める~

2016年7月3日

全日本予選の結果を大学別に振り返ります~2年連続の8位通過で4年連続の全日本を決めた大東文化大学について~レース結果はHPに載せてます。前評判としては決して高くは無かったようです。みなさんの順位予想を見ても12位ですし、正直予選突破は厳しいのかなあと思ってましたが・・・そんな予想を裏切る2年連続の予選通過・・・昨年度も予選落ちと思っていたので、、、2年連続でゴメンナサイ・・・

 

 

1組が何といっても大きかったですねー。二人揃って好走する大学が少なかった中、4年にして3大駅伝・予選会通じて初出場を果たした鈴木が組8位と好走、ここにきて戦力となってきたのは大きいです。さらに、2年連続1組を走った山本が組13位、前回は12位でしたし安定しています。大東大の選手は二人とも前にいることが多くずっと好位置で走っていました。1組2位と最高のスタートを切りました。

 

 

2組は谷川が組5位とこれまた素晴らしい走り、1年から全日本予選、箱根とエントリーされながらまだ走る機会がありませんでしたが、今年度1万mでベストをマーク、5000mも14分11秒とスピードもあり、3大駅伝デビューも近そうです。一方の下尾は組22位、谷川とは13秒差ではありますが、箱根では3区を任された選手ということを考えるとやはり物足りないかなあ。3,4組で巻き返すチームではないだけに、1,2組で出来るだけ貯金を作っておきたいですからねえ。

 

 

3組は3大駅伝・予選会初出場の齋藤が抜擢され、組16位と上々の走りを見せました。初出場の選手が多いことからも、ベストメンバーが組めなかったことが伺えます。しかし、谷川、齋藤という2年生が経験を積み、さらに好走したのは大きな収穫ですね。一方の北村は前回3組4位と好走し予選通過の立役者の一人、今回も好位置でレースを進めていたのですが、中盤で転倒してしまったんですよね。。。そこで集団から遅れてしまうと、そこから集団に追いつけずズルズルと遅れていってしまう展開・・・前回も4組を走った原が同じようなことになっただけに、心配な走りでした。組26位となってしまったのもしょうがないですが、痛かったですね。。。

 

 

4組は2年連続で原が任され、こちらも中盤ちょっと転倒しかけてひやっとしましたが、組22位、タイムは30分ジャスト、まずまずの走りだったのでは?ただ、関東インカレハーフの快走を見ていると、トラックももっと走って欲しい気もしてしまいますねー。大東大のエースは原だと思っていますので・・・もう一人は奈良監督の息子である奈良凌介、14分7秒のタイムを持っていますが、大学では目立った走りが出来ておらず、最終組で大丈夫なのかなあ?という不安がありましたが、結果は34位とやはり厳しい結果になりました。早い段階から遅れていましたし、やはり期待のルーキーであってもいきなり最終組は厳しいですね。

 

 

勝負にたらればは禁物ですが、神奈川、創価が棄権していなければ、8位通過ということは予選落ちしていたことになります。箱根予選もあり、全日本本戦では厳しい戦いが予想されますが、新戦力が台頭してきたのは明るい兆しですし、全日本も良い経験の場としてくれれば。特に前回アクシデントもあって1区再開となってしまった原にはリベンジを期待したいものです!!!!

 

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