駒澤大学 ~2016年度戦力分析~ 優勝候補の正念場・・・

2016年5月11日

お久しぶりです。ちょっと体調を崩したり、仕事が忙しかったりでまたブログが書けませんでした・・・何かいつも言っている気がしますが、今度こそブログを止めるかもしれません。正直もう限界に近いです。。。それはさておき、今日は駒澤大学について、新年度の戦力分析を行います。昨年度の3大駅伝はいずれも3位と最低限の結果は残したものの、優勝争いに絡めたのは出雲くらい・・・距離が長くなるにつれて、どんどん差をつけられてしまうという結果に終わりました。選手層の薄さを感じずにはいられない状況に・・・3大駅伝で優勝して以来、ずっと優勝候補と呼ばれる地位を守り続けてきましたが、現状はかなり厳しい状況と言わざるを得ません。そんな駒澤大学の選手一覧はこのようになっております。

 

 

 

 

4年生・・・今年度チームの中心となるのは間違いなくこの学年となるでしょう。大学を代表するエースへと成長した中谷は3大駅伝に8度出場し4度区間賞、3度区間2位という抜群の安定感を誇ります。エース区間でチームを支え続けることでしょう。続くのが大塚、西山の二人、ともに今年度5000mでベストを更新しています。大塚は3大駅伝全てで最長区間を任されるまでになり、いずれも区間4位以内でまとめる強さを見せています。持ちタイムも28分34秒、62分32秒とチームトップクラス、引き続き主要区間を安心して任せられそうです。

 

西山は5000mで2度ベストを更新、13分台、28分台、62分台と持ちタイムは三拍子揃っています。3大駅伝では8度中5度区間3位以内で走ってはいますが、箱根は3年連続で7区ですし、主要区間を走ったのは1年の全日本2区だけなんですよね。。。中谷、大塚とともに主要区間を担っていって欲しい選手だけに、最終学年での爆発に期待したいところです。もう一人箱根経験者が中村、高校時代の実績は前述の3人に大きく劣るものの、着実に力をつけてきました。1万mも29分26秒まで伸ばしています。ただ、箱根では10区12位と苦しい走りになってしまうことに・・・3大駅伝は未経験ながら5000m13分台のスピードを持つのが浅石、主将も任せられました。まだ1万mは30分17秒、ハーフは未経験ということで長い距離には不安がありますが、少なくとも出雲・全日本では走るところを見たい選手ですね。

 

 

3年生・・・中谷とともにダブルエースと呼ばれる工藤、高校時代は都大路も補欠で出場出来なかった選手が昨年度は3大駅伝全てでエース区間を任され、全てで区間4位以内で走る強さを見せています。ハーフは61分25秒と大学トップクラスを誇り、積極的な走りで走るたびに強くなっていくような・・・今年度もエースとして活躍してくれることでしょう。続くのは高本、1万mで29分11秒、ハーフで63分11秒と持ちタイムも上々です。ただ、3大駅伝は2度出場し、全日本7区9位、箱根4区9位といずれも力を出し切ったとは言えない結果です。もう一歩成長を期待したいところです。

 

今季好調なのが藤木、1万mで14分9秒、1万mで29分33秒と自己ベストをマーク、関東インカレ5000mにもエントリーされ期待の大きさが伺えます。持ちタイム上位では1万mでは29分14秒を持つ川戸がいますが、ちょっと失敗レースも多くて不安定なのが気になるところ・・・安定感さえ増せば3大駅伝でも十分期待出来そうなのですが…全日本、箱根ともにエントリーされたのは紺野、ハーフを積極的に走っており、本人も長い距離に自信があるようで箱根5区を希望していました。今年度は3大駅伝を走って欲しい選手の1人です。

 

 

2年生・・・3大駅伝唯一の経験者は下、全日本では5区8位とほろ苦いデビューとなりました。箱根も故障で回避することとなってしまいました。。。今年度5000mで13分台に突入も1万mでは29分41秒に留まっています。まだまだタイムを伸ばしていって欲しい選手ですし、ゆくゆくはエースの一人となってほしいところです。続くのは伊勢、堀合あたりでしょうか。伊勢はハーフで63分45秒までベストを伸ばし、堀合も64分11秒とともに長い距離で既に結果を残しています。伊勢は初の1万mを走りましたが30分57秒と散々な結果でちょっと不安に…

 

 

堀合もまだレースによってムラがあるのが気になるところですが、関東インカレハーフにもエントリーされましたし、徐々に結果を残してくれれば。他には片西が全日本にエントリーされました。持ちタイムは1万mで30分28秒、ハーフも64分45秒でこのままではちょっと3大駅伝出場は厳しそうかなあ?ここから、タイムとともに強さを身に着けていってくれればと思います。

 

 

1年生・・・今年度はなかなか即戦力ルーキーと呼べるような選手はいなさそうで、人数も少なめなのが気になるところですが・・・持ちタイムでは中村大聖が14分3秒でトップ10に入ってきています。1万mも早速走りましたが30分32秒ということで、やはりまだこれからですかねー。他にも14分10秒台で佐々木、中村大成、大坪らがおり、ルーキーイヤーから3大駅伝に出場するような選手の台頭が期待されます。

 

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