日本大学 ~2016年度戦力分析~ 本戦でも予選会のような走りを・・・

2016年5月1日

お久しぶりです。体調不良&仕事が忙しく、だいぶ空いてしまいましたが、また途切れながらも更新していきたいと思います。今日は日本大学について、新年度の戦力分析を行います。昨年度は全日本予選で2位通過、箱根予選ではトップ通過と予選会ではエースに頼らない強さを見せてくれましたが、本戦では全日本で10位、箱根では11位と後一歩シードには届きませんでした。特に箱根は7区以降苦戦が続き逆転でのシード落ちという悔しい結果になっています。。そんな日本大学の選手一覧はこのようになっております。

 

 

 

 

4年生・・・日本人エースの石川がこの学年だけではなくチームを引っ張ります。5000m13分台、1万m28分台、ハーフで62分20秒はいずれも日本人トップを誇ります。学年が上がるに連れて持ちタイムだけではなく、勝負レースでの強さも身につけてきました。今年度もエース区間で活躍してくれるでしょう。ちょっとこの学年は石川が抜けすぎている気がしますが・・・他に箱根経験者では清水目がおり、4区16位で走っています。予選経験者では上野が全日本予選を3年時に2組26位で走っています。清水目、上野に畔柳、山﨑和がともにハーフ65分台後半の持ちタイムを持っており、3大駅伝・予選会において戦力となってくれる選手が石川以外にどれだけ出てくるかが大事になってきそうです。

 

 

3年生・・・3大駅伝を複数回経験している選手が4人と全学年中最多であり、そのデータからも中心となっていくであろうことが伺えます。そんな中で唯一箱根を2度走っているのが町井宏、1年次こそ8区16位でしたが、2年時は6区5位と素晴らしい走りを披露しました。ただ、他の3大駅伝・予選会の経験はまだなく、1万mの持ちタイムもこの学年で7番手とまだまだ・・・持ちタイムもまだまだ伸ばしていけるでしょうし、幅広く活躍して欲しいところです。ここ最近の勢いではともに5000mを14分1桁で走った岡野、石井が良いですね。石井は既に今年度ベストを2度更新し、14分1桁まで伸ばしており、スピードが付いてきました。後はハーフでの実績が乏しいだけに、長い距離でも結果を残したいところ。

 

14分8秒をマークした岡野は箱根予選こそ74位と上々の走りを見せたものの、全日本、箱根はともに区間19位と散々な結果に終わってしまいました。1万mのベストも29分26秒と学年トップですし、主力の一人となってほしいです。高野は1年の箱根経験者であり、ハーフのベスト63分46秒はこの学年トップです。こちらも主力候補の一人ですね。山﨑一は箱根予選で46位と素晴らしい走りを見せてくれました。全日本5区10位、箱根10区14位と勝負レースでまずまずの走りを見せているのは大きいですね。他にも全日本予選を2度走っている新関、箱根予選経験者の川口もおり、やはり選手は揃っていますね―。中心となるであろうこの学年からエース格が出て欲しいところです。

 

 

2年生・・・ワンブィが昨年度27分54秒というタイムを叩き出していますが、今年度も早速13分27秒を早速マークしています。そのスピードはやはりずば抜けていますね。昨年度はキトニーがいたこともあって3大駅伝には出場出来ていませんが、今年度は大活躍が期待されますね。日本人エースとして期待されるのが加藤、1万mで29分3秒というスピードを持つだけではなく、全日本で3区5位、箱根予選で53位と勝負レースでも結果を出しています。ワンブィ、石川に次ぐ選手として主要区間を担って欲しいところです。この二人が抜けている2年ではありますが、ともに14分30秒切りのベストを持ち、全日本予選にエントリーされた野田克、求の二人も今後が楽しみな選手です。まだ1万mで30分台、ハーフも67分前後と持ちタイム上は厳しいですが、ここから一気に縮めて欲しいところです。

 

 

1年生・・・エース格が1人ということが多かった日大のスカウトですが、今回は持ちタイムでトップ10に入る選手が3人います。西村が14分23秒、松木が14分24秒、石垣が14分26秒というベストを持っています。3人とも少なくとも持ちタイム相応の力はある選手ですし、即戦力として複数人台頭してきてもおかしくないですね。3年生が選手が揃っているといっても、やはりまだ選手層に不安があることに変わりはないだけに、ルーキーの力にも期待したいところです!

 

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