法政大学 ~2016年度戦力分析~ 箱根ブービーからの巻き返しを~

2016年4月14日

今日は法政大学について、新年度の戦力分析を行います。箱根予選は2年ぶりに7位で通過を果たしたものの、箱根では1区から大きく出遅れてしまい、4区まで最下位と苦しい展開、総合順位も19位という結果に終わりました。昨年度は次点で惜しくも届かなかった全日本、そして2年連続の箱根出場を狙う法政大学の選手一覧はこのようになっております。

 

 

 

 

4年生・・・チームのエースである足羽がまずは中心になっていくでしょう。持ちタイムは3部門全てでチームトップを誇りますし、箱根予選でもチームトップタイムで箱根予選突破へと導きました。さらに、今年度エースの一人として期待されるのが坂田、六大学対抗では14分8秒と自己ベストの見事な走りを見せました。箱根予選では安定した走りを見せていますが、足羽のように稼ぐ走りを今年度は期待したいですね。また、1万mで29分29秒、箱根では10区9位と好走した城越も欠かせない選手へと成長を遂げましたね。他にも箱根予選経験者は田辺、木村、岡田と3人おり、4年生の走りが2年連続の箱根出場には大事になってきそうです。

 

 

3年生・・・エース格の一人である細川がこの学年を引張ます。1万mで29分22秒を持ち、全日本予選では4組15位と好走、箱根でも5区13位で走っています。箱根予選はまだ未経験なだけに、今年度は走ってもらわないと困りますし、大きな戦力アップとなりそうです。続くのは磯田でしょうか。全日本予選で1組4位で走った時には正直びっくりしました。さらに、箱根予選もチーム8番手で走っているのですが、残念ながら箱根は走れず・・・さらに力をつけて3大駅伝デビューを果たしてもらいたいところです。他に3大駅伝・予選会経験者はいませんが、1万mで29分台の鹿嶋、ハーフ64分台の園田、阿部あたりに期待したいところですね。特に阿部は3000m障害でいい走りをみせていましたし、それを駅伝にもつなげてくれれば。

 

 

2年生・・・昨年度、ルーキーながら箱根に出場した3人、坂東、土井、本多がやはり抜けているか。持ちタイムもハーフ換算で3人揃って64分台となっています。ただ、最も区間順位が良かったのが4区15位の坂東と箱根の洗礼を浴びただけに、その悔しさを晴らして欲しいところです。他にも、5000mベストや高校時代の実績では3人を上回る矢嶋、福田にも期待したいですね。楽しみな選手が揃う中で切磋琢磨して成長していけば、質・量ともに揃うチームに欠かせない学年となりそうです。

 

 

1年生・・・5000mで14分16秒を持つ坪井、14分25秒を持つ増田が持ちタイムでトップ10に入ってきました。他にも14分30秒切りが佐藤、田上、14分30秒台前半に竹腰、岡原、青木、佐々木とずば抜けた選手はいないかもしれませんが、選手は揃っているんですよね―。現2年生のように、ルーキーイヤーから活躍する選手が1人でも多く出てきて欲しいです。