帝京大学 ~2016年度戦力分析~ 4年で3度のシード獲得、そしてシード常連へ…

今日は帝京大学について、新年度の戦力分析を行います。前回の箱根予選は2位通過、箱根では往路からずっとシードを狙える位置につけ、総合10位でシード返り咲きを果たしました。今年度はシード獲得の立役者だった学年が抜け、戦力ダウンも心配されています。現有戦力の底上げは必須えすね。そんな帝京大学の選手一覧はこのようになっております。

 

 

 

 

4年生・・・やはり、4年生が中心となっていくのが帝京の特徴ですね。ハーフで62分20秒とチームでダントツのタイムを誇り、全日本予選でも最終組を任せられるなどエースの1人である内田と、箱根で5区10位で走った加藤の二人はやはりこの学年でも抜けていますね。さらに、箱根を走った瀬戸口、島口が脇を固めます。4人とも1万mの持ちタイムは29分20秒台~40秒台とちょっともう一歩という持ちタイムなので、タイムも伸ばしていって欲しいですね。

 

 

3年生・・・ちょっと2年生や4年生と比べると目立った選手はいないのが気になりますね・・・3大駅伝・予選会を合わせても未だに出場経験者が一人もいないですからねー。持ちタイムでは、渡辺が29分39秒で抜けていますが、1年の4月にこのベストを出し、出雲・箱根にエントリーされて以来、2年時はちょっと元気が無い。。。2年時は小手川が全日本にエントリーされたくらい・・・ハーフで65分を切っている選手もいないという、数値上は非常に厳しい学年になっています。上級生になって伸びてくる選手が1人でも多く出てきて欲しいところです。

 

 

2年生・・・1年時から主要区間を任されている畔上がとにかく勢いがありますね。ハーフで63分37秒をマークしている他、全日本で4区、箱根で3区をルーキーにして任されています。今年度は早速5000mでベストを更新しており、駅伝シーズンにはエースと呼ばれているかもしれませんねー。今後が最も楽しみな選手かもしれません。竹下もベストでは5000m,1万mともにわずかに畔上を上回り、全日本にも出場しています。しかし、箱根はエントリー止まりということで残念でした。ハーフも64分40秒と長い距離が苦手というわけではないですし、来年度は3大駅伝のいずれも走ってくれるのでは?他には、箱根にエントリーされてちょっと意外だった横井がハーフで64分26秒と上々のタイムで走っており、戦力の底上げに貢献してくれそうですし、5000mでは新関が14分13秒と好タイムを先日マークしています。4年生とともに中心となってくれそうです。

 

 

1年生・・・即戦力がなかなか入ることが少ない帝京ですが、岩佐が14分28秒のベストでトップ10に入ってきましたね。他にも14分30秒台前半が何人もおり、例年よりもスカウトは上々と言えそうです。となると、即戦力になってくれる選手の台頭にも俄然期待してしまいますね。元々、帝京は持ちタイムが悪い選手もどんどん結果を残してくることが多いですし。。。得意の育成力を今年度も見せて欲しいものです。

 

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