2015年度 1万m持ちタイム遷移 ~その3~
六大学対抗を観戦してきました。久しぶりの観戦でしたが・・・4月の寒さを舐めていました(泣)寒すぎて、あまり満喫出来ませんでした。観戦に行かれる皆様、寒さにはお気をつけ下さい・・・写真はTwitterに載せておりますので、良かったら見てみてください。しかし、しつこいですがブログの更新はやはり難しそうで・・・ますます更新頻度が下がってしまいそうです。
大学名 | 15年04月01日 | 16年03月22日 | 16年04月01日 | |||
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神奈川大学 | 16位 | 29:40.02 | 16位 | 29:23.35 | 16位 | 29:39.18 |
東京国際大学 | 位 | 21位 | 29:31.87 | 17位 | 29:41.36 | |
明治大学 | 5位 | 29:12.18 | 6位 | 29:00.17 | 18位 | 29:42.45 |
帝京大学 | 10位 | 29:29.69 | 14位 | 29:20.90 | 19位 | 29:43.68 |
法政大学 | 19位 | 29:43.11 | 22位 | 29:33.55 | 20位 | 29:45.05 |
東京農業大学 | 14位 | 29:36.99 | 17位 | 29:26.44 | 21位 | 29:46.91 |
中央大学 | 17位 | 29:40.42 | 19位 | 29:29.33 | 22位 | 29:47.76 |
創価大学 | 18位 | 29:41.95 | 23位 | 29:34.62 | 23位 | 29:52.04 |
拓殖大学 | 24位 | 30:06.80 | 24位 | 29:37.98 | 24位 | 30:04.85 |
上武大学 | 22位 | 29:54.69 | 25位 | 29:42.40 | 25位 | 30:05.17 |
16位に神奈川大学、順位は変わらずですねー。西山、我那覇のエース格が抜けても順位が変わらないのは、やはり上位4人を独占、トップ10のうち6人を占める2年生の台頭が大きいですね。28分台は鈴木健だけですが、大塚、大野、大川と「大」のつく2年生トリオが29分半前後で続きます。毎年言われながら、後一歩届かないでいる箱根でのシード獲得には、来年度最上級生となる3年生の力が必要になってきますよねー。トップ10には中神、中平、朝倉が入ってきており、2年生に負けじとチームも引っ張っていって欲しいです。
17位に東京国際大学、現時点では21位ですから4つ順位を上げることとなります。持ちタイム上は着実に箱根出場圏内へと入ってきました。28分31秒のスタンレイが抜けてはいますが、既に30分切りが7人と箱根初出場を果たした大学としては上々、10番手でも30分14秒ですからね。新入生も徐々に有力高校生が入ってくるようになりましたし、このまま箱根常連校へとなっていってもおかしくないですね。そのくらい、勢いのある大学です。
18位になんと明治大学・・・6位から12も順位を下げることとなりました。もちろん、全大学を見渡してもワーストの下がり幅です。42秒も下がってしまうんですね。4年生の穴がいかに大きいかが分かります。28分台が1人もおらず、坂口の29分2秒がトップとなります。さらに29分台も7人しかおらず、持ちタイム上は非常に苦しい状況です。どうしてもルーキーに期待せずにはいられないかなあ。。。ただ、明治は下級生が強い時にもなんだかんだ4年生が結果を残してきましたし、今年度も薮下、江頭、吉田はもちろん、他の4年生の躍進にも期待したいところです。
19位に帝京大学、14位から5つ順位を落とすこととなります。帝京も4年生の穴が大きい大学の1つですね。28分台は1人もいなくなってしまい、29分22秒の内田がチームトップとなります。29分台も8人と驚異的な育成力を見せてきた帝京において、ちょっと最近は苦戦気味かなあ?力のある4年生コンビの内田、加藤、2年生コンビの畔上、竹下らを中心にまた層の厚いチームにしていってほしいところ。
20位に法政大学、22位から2つ順位を上げることとなります。チームトップは29分9秒の足羽、10番手も30分5秒と決して悪くはありません。ただ、29分30秒切りが足羽、細川、城越の3人しかいないことや29分50秒台が3人いることなどもあってなかなか平均タイムは縮まらないですね。ただ、30分台にもまだまだタイムを縮められそうな選手は何人もいますし、今年度の法政は結構面白いんじゃないかなあと思っています。
21位に東京農業大学、17位から4つ下がっています。チームトップは29分14秒の小山となっています。結構28分台がいないチームが多いですね。17位~21位のチームで28分台日本人ランナーは一人もいないことになります。29分30秒切りは小山一人、29分台は7人いますが、箱根経験者はもう誰もいないですし、経験不足という点でも不安はありますね。ハーフに比べると持ちタイムがもう一歩の選手が多く、トラックでも結果を残していって欲しいです。
22位に中央大学、19位→22位と3つ順位を落とします。ついに持ちタイム上は箱根圏外まで下がってしまいました。エースの町澤が28分43秒で唯一の28分台ランナーとなっています。29分台は6人いるものの、2番手が29分24秒の鈴木、さらに3位は29分47秒の新垣と3番手のタイムとしてはちょっと物足りないですね。また、4年生がトップ10のうち8人を占めており、3年生は1人も入ってきていないというちょっと怖すぎる状況です。この1年間でどこまでチーム力を上げられるでしょうか?
23位に創価大学、順位は変わらずです。大山が28分59秒でチームトップとなっています。2番手あ29分28秒のセルナルドですが、最近の走りではまだまだタイムを出せそうですし、エースにふさわしい走りを見せていますね。ただ、29分50秒台3人をいれても30分切りは6人、タイムを見る限りは箱根復帰は厳しそうなんですよねー。新2年生が5人入ってきているのは今後に向けて楽しみな要素ではあるかなあ。
24位に拓殖大学、こちらも順位は変わらずですが、ついに平均が30分4秒と30分台になってしまいました。全日本予選の出場20枠争いにも巻き込まれてきています。28分43秒のデレセが唯一の28分台、29分台には馬場、宇田、戸部と3人主力が入ってきていますが、この3人だけなんですよねー。30分台も5人しかおらず、10番手は31分の西になるのでは・・・ここまで30分台もいないとなると、データが間違っているのでは?と心配になってしまいます。5000mでは世田谷記録会で早速何人もベストを更新するなど好スタートを切っており、1万mでもベスト連発を見せて欲しいですね。
25位に上武大学、順位は変わらないですが、30分5秒まで平均は下がっています。トップが29分30秒の井上で29分台は4人となっています。4年生が5人、3年生が5人ということで新2年生がまだ1人も入ってきていないですね。年々数値上は苦しくなってきており、箱根の連続出場が途切れるのか本当に瀬戸際まで追い込まれているように思えます。新監督となって状況が改善すれば良いのですが・・・今年度も厳しい戦いとなりそうです。