2015年度 ハーフ持ちタイム遷移 ~その1~
学生ハーフも終わり(と言ってもだいぶ前ですが・・・)3部門全てにおいて、来年度の持ちタイムをまとめましたので、持ちタイムの遷移を振り返っていきます。今年度の4月1日時点、3月22日時点、そして来年度の4月1日時点という3つの時点でのタイムで見ていきます。来年度の新入生はまだ把握しきれていない部分もあるので、5000mの来年度ベストは多少異なるかもしれませんが・・・ハーフのタイム遷移は以下の通りです。
大学名 | 15年04月01日 | 16年03月22日 | 16年04月01日 | |||
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青山学院大学 | 1位 | 01:02:37.0 | 1位 | 01:02:23.1 | 1位 | 01:02:53.1 |
駒澤大学 | 3位 | 01:03:10.0 | 2位 | 01:02:41.3 | 2位 | 01:03:08.8 |
早稲田大学 | 2位 | 01:02:54.0 | 3位 | 01:02:47.7 | 3位 | 01:03:18.2 |
東海大学 | 5位 | 01:03:17.0 | 5位 | 01:03:09.3 | 4位 | 01:03:30.5 |
山梨学院大学 | 8位 | 01:03:32.0 | 4位 | 01:03:03.7 | 5位 | 01:03:33.7 |
國學院大學 | 11位 | 01:03:55.0 | 10位 | 01:03:32.1 | 6位 | 01:03:34.9 |
日本体育大学 | 7位 | 01:03:26.0 | 8位 | 01:03:19.5 | 7位 | 01:03:44.1 |
城西大学 | 12位 | 01:04:00.0 | 12位 | 01:03:40.8 | 8位 | 01:04:00.9 |
東洋大学 | 4位 | 01:03:10.0 | 6位 | 01:03:09.5 | 9位 | 01:04:08.2 |
神奈川大学 | 14位 | 01:04:10.0 | 13位 | 01:03:42.4 | 10位 | 01:04:09.3 |
中央学院大学 | 13位 | 01:04:02.0 | 16位 | 01:03:47.0 | 11位 | 01:04:10.2 |
順天堂大学 | 15位 | 01:04:16.0 | 15位 | 01:03:43.9 | 12位 | 01:04:11.6 |
帝京大学 | 9位 | 01:03:40.0 | 9位 | 01:03:25.2 | 13位 | 01:04:19.0 |
中央大学 | 10位 | 01:03:48.0 | 14位 | 01:03:43.5 | 14位 | 01:04:20.1 |
明治大学 | 6位 | 01:03:21.0 | 7位 | 01:03:14.5 | 15位 | 01:04:25.3 |
法政大学 | 19位 | 01:04:29.0 | 21位 | 01:04:07.9 | 16位 | 01:04:25.3 |
専修大学 | 21位 | 01:04:44.0 | 22位 | 01:04:12.2 | 17位 | 01:04:27.3 |
東京農業大学 | 16位 | 01:04:16.0 | 19位 | 01:04:02.3 | 18位 | 01:04:29.7 |
日本大学 | 20位 | 01:04:36.0 | 11位 | 01:03:36.4 | 19位 | 01:04:31.3 |
上武大学 | 18位 | 01:04:28.0 | 20位 | 01:04:03.3 | 20位 | 01:04:31.4 |
東京国際大学 | 位 | 23位 | 01:04:15.0 | 21位 | 01:04:32.0 | |
拓殖大学 | 17位 | 01:04:22.0 | 17位 | 01:03:47.4 | 22位 | 01:04:33.1 |
国士舘大学 | 22位 | 01:04:49.0 | 18位 | 01:03:51.2 | 23位 | 01:04:36.1 |
大東文化大学 | 24位 | 01:05:07.0 | 25位 | 01:04:29.7 | 24位 | 01:04:47.2 |
創価大学 | 23位 | 01:04:51.0 | 24位 | 01:04:16.1 | 25位 | 01:04:54.4 |
青学が今年度のはじめからずっと1位を守っていますね。そもそも、4月1日時点で62分37秒という平均持ちタイムは驚異的です。そこからさらに14秒縮めてきたのも凄まじく、このタイムを更新する大学はまず現れないのでは?と思うほどのタイムでした。神野・久保田世代が抜ける来年度も62分53秒でトップを堅守、データ上もまだまだ青学の優勝候補筆頭の位置付けは変わらなそうです。
駒澤が今年度の4月時点では3位だったものの、エース中谷の快走などもあって30秒近く平均タイムを縮め、現時点では2位、来年度も63分8秒で2位につけています。下、伊勢、堀合と3人が来年度のトップ10に入ってきているのも今後を見据えると魅力的です。3大駅伝の成績も持ちタイムもずっと上位に位置し続けている安定感も凄いです。中谷、西山、大塚らが最終学年となる来年度、引き続き優勝候補の一角となるでしょうし、今年度は1つも勝てなかった3大駅伝においてリベンジを期待したいです。
早稲田が今年度の始めには2位、現時点でも3位につけています。この1年間で7秒弱しか縮められなかったのはちょっと残念でしたかねえ。最も、主力勢が既に好タイムを保持しており、伸びしろが少なかったかもしれませんが・・・来年度も63分18秒と上々の持ちタイム、62分台を4人揃えます。来年度も上位戦線に顔を出してくることでしょう。個人的には9位にランクインしている車田の活躍を期待しております。
東海大学が今年度の始めも現在も5位、そして来年度は4位になります。この1年間で8秒とあまりタイムは縮められなかったようです。来年度を見ても早稲田とも12秒とだいぶ離されていますね。ただし、当然スーパールーキーたちはハーフの持ちタイムを持っていないので平均タイムには加算されておらず、最もタイム上伸びしろのあるチームかもしれません。現時点でのタイムが奮わないのは62分台が62分54秒の湊谷ただ1人というのが大きいですね。上位3大学は61分台を含め、63分切りが多くいますから・・・しかし、63分台は8人を数え、64分台も多数いる選手層の厚さはさすがで、本当に来年度の活躍が楽しみな大学です。
山梨学院大学が4月1日の時点で8位だったところから4位と4つ順位を上げ、タイムも29秒も縮めてきました。来年度も4位の東海に3秒差の5位と好位置につけています。オムワンバの穴はニャイロがきっちりと埋めてくれるでしょうし、1年にして3大駅伝全てを経験できたのも大きいですね。来年度はさらなる成長が期待出来そう。好スカウトだった2年生もトップ7のうち4人(市谷、上田、河村、古賀)を占め、着実に主力として力を発揮してきました。後はニャイロ以外の現1年生もメンバー争いに入ってくると、ますます選手層にも厚みが出て楽しみになりそうです。特に出雲は優勝候補の一角として大いに期待が高まります。