2015年 全日本大学駅伝戦力分析&区間配置予想 ~國學院大学~

続いては、國學院大学の戦力分析&区間配置予想をしていきます。全日本予選では1組こそ好スタートを切ったものの、2組以降の6人中5人が20位以下という非常に苦しい展開、それでもギリギリの9位通過で2006年度以来、9年ぶりの出場を決めました。一方で、箱根予選では通過が有力視されていたものの、エース蜂須賀を欠き、廣川・吾妻といった実績のある4年生も奮わず、まさかの13位で予選落ちになってしまいました。過去にも全日本出場→箱根予選落ちという大学はちらほらありますが、どちらかと言えばトラックよりもロードやハーフで実績や持ちタイムのある選手が揃う國學院がなるとは意外でした。。。エントリー一覧はこのようになっております。

 

 

4年:吾妻 佑起廣川 倖暉瀬川 大貴

3年:稲毛 悠太松本 流星細森 大輔曽我部 憲汰

2年:向 晃平磯邊 翔太内田 健太花沢 拓己國澤 優志

1年:江島 崚太

 

 

箱根予選を回避した蜂須賀は全日本でもエントリー漏れとなってしまいました。全日本予選で好走した畑中もいませんね。ただ、箱根予選に出場した選手は一通り全日本にもエントリーされており、現状のベストメンバーと言っていいでしょう。箱根予選で実績のある選手が奮わなかった一方で、新たに台頭してきた選手もいるなど、楽しみな状況でもあるんですよねー。それだけに、箱根予選落ちは残念でした。。。

 

 

4年生からは、箱根に3度出場、前回は4区8位と結果を残したものの、箱根予選では145位に沈んでしまった吾妻、チーム内での安定感はピカイチ、箱根でも9区5位と快走を見せたものの、箱根予選では97位と物足りない結果になってしまった廣川、3大駅伝・予選会通じて初出場だった4年時の箱根予選で96位だった瀬川の3人。

 

3年生からは、3大駅伝こそ未経験なものの、全日本予選、箱根予選はフル出場、先日の箱根予選も62位で走っている稲毛、2015年に3部門でベストを更新、全日本予選で最終組を任されて29位、箱根予選では193位と勝負レースではちょっと結果を残せていない松本、箱根では6区14位、箱根予選ではチームトップとなる28位と一気に伸びてきた細森、今シーズン5000mでベストを更新、ハーフでも64分12秒を持つ曽我部の4人。

 

2年生からは、高校時代の実績は同学年でNo.1、1年時は苦しんだものの、今年度は1万mで29分27秒をマークし、箱根予選でも78位とまずまずの走りを見せた向、1年時から3部門全てで好タイムをマークし、先日の箱根予選にも出場したものの、197位とチーム最下位になってしまった磯邊、高校時代の持ちタイムは14分23秒チームでも上位、箱根予選では147位でチーム9番手ともう一歩だった内田、1万mは29分51秒、箱根予選では142位とこれまた順位としては苦しかった花沢、1万mの持ちタイムは31分30秒ながら箱根予選にも出場し、150位だった國澤の5人。

 

1年生からは、今年度5000m,10000mでベスト連発、全日本予選でも3組を任され、箱根予選でもチーム4番手の93位で走るなど、早くも主力の1人となりつつある江島が唯一のエントリー。

 

 

そんな國學院の区間配置予想は以下のとおりです。

 

廣川(4)-細森(3)-江島(1)-向(2)

松本(3)-吾妻(4)-花沢(2)-稲毛(3)

 

 

箱根予選で上位にきた選手を中心に予想していますが、これまでの実績も考慮しつつ、3年生以下も多めにしつつ・・・1区は廣川、箱根予選はやや奮わなかったものの、やっぱりこれもでの箱根での強さを見ていると、1区を任せたいかなあと。2区に箱根予選トップの細森、あの走りを見せられると、やっぱり主要区間で見たくなりますよねー。学連選抜にも選ばれましたし、エースとなってほしいです。4区に向、高校時代の都道府県5区区間賞は衝撃でしたし、長い距離でもしっかりと走れるとなると、主要区間を任せてみても面白いのでは?最長区間の8区にはハーフで63分30秒を持ち、箱根予選もチーム2位だった稲毛にしました。3大駅伝未経験なのが不思議な選手ですし、長い距離での好走経験が何度もあるだけに、20km近い8区も安心して任せられそうかなあと。

 

 

繫ぎ区間ですが・・・ルーキーの江島は最短区間の3区としました。箱根予選を見る限り、長い距離も問題無さそうですが、ルーキーに無理をさせないといけない状況でもないですし、まずは無難に3大駅伝デビューしてくれればと思います。5区に松本、箱根予選ではチーム11番手でしたが、全日本予選では最終組を任されるほどですし、全日本も起用されるのではないかなあと。ただ、長い距離はまだ怖いということで短めの区間で予想しました。6区には吾妻、廣川とともにチームを引っ張ってきた最上級生、箱根予選こそ奮いませんでしたが、最初で最後の全日本を是非とも走ってもらいたいなあと。7区には花沢、今後を見据えると下級生の方が起用されそうかなあということで、2年の花沢にしてみましたが、どうですかねえ?

 

 

最近の國學院は全日本に出場できておらず、箱根に出場出来ないということで区間配置もさっぱり分かりませんが・・・箱根予選のメンバーが全員エントリーされているところを見ると、やはり上位で走った選手が中心になってきそうです。ただ、全日本予選では最下位通過、箱根予選では予選落ちという状況を考えると、どのようなオーダーになったとしても、苦戦は免れそうにありません。関東勢以外に負けないというのが現実的な目標になっちゃうのかなあ・・・國學院にとっては今年度最初で最後の3大駅伝なだけに、悔いの無い走りを見せて欲しいです!!

 

 

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