2015年ホクレン北見大会 結果雑感 ~勇馬が13分36秒の東洋大記録をマーク!!~

昨日、ホクレンシリーズの第三戦である北見大会が行われました。結果を振り返ってみたいと思います。北見結果が公式サイトに載っていますので、そちらをご確認ください。各組ごとに簡単に振り返って見たいと思います。ちょっと忙しい&体調を崩し気味なので更新の頻度が下がるかもしれませんが、ご承知おきください。

 

 

5000mWでは日本記録が誕生していますね。鈴木が18分37秒22,元日本記録保持者となった高橋が18分37秒60とそろって従来の日本記録である18分51秒93を上回ってきました。競歩は今陸上種目において最も世界と戦える可能性を秘める種目となっていますね。競歩以外の長距離も期待したいところなのですが・・・女子5000mAでは、日本選手権で2位に入った鷲見が15分17秒と狙い通り、世陸標準を見事に突破してきました。これで世界陸上への選出はほぼ確実でしょう!高校時代からその力は抜けていましたし、世界の舞台でも活躍を期待したいところです。

 

 

~1500mA組~

3分42秒台がずらっと出た1500m,1,2位を弾馬、堀と東洋勢が占めました。ともに3分42秒というのは見事ですね。二人とも今季は1500mを中心に走っていますが、どんどんタイムを縮めてきています。明治勢では、前田が3分44秒とこれまた好タイムをマーク、牟田も3分48秒を出しています。ともにトラックシーズンにて最後まで存在感を見せてくれました。

 

 

~5000mC組~

東洋の口町が13分58秒と13分台をマーク、B組で13分台を出した上村、竹下を含め、13分台が6人まで増えてきました。昨年度と違い、自己ベストを出す選手が東洋は多いですね。口町もメンバーに入ってきそうです。東海の土屋、明治の末次がともに14分8秒でベストを更新しています。ともにどちらかと言えばロードや長い距離が得意な選手かと思っていましたが、今季だけでベストを複数回更新しており、好調ですね。

 

 

~5000mB組~

明治の木村が13分51秒で組トップかつ自己ベストを3秒更新する走りを見せました。エースに中堅どころに着実にタイムを伸ばしてきています。坂口は13分58秒ながらベスト更新はならず・・・後少しというところまでは何度も行くのですがなかなか高校ベストの13分57秒を更新出来ないのが歯がゆいです。安定感は抜群なのですが・・・早稲田の光延は13分58秒でセカンドベストですねー。1万mはベストをマークしていますし、トラックでの強さはさすがです。後は駅伝シーズンで昨年度の悔しさを晴らしてくれれば・・・

 

 

東洋の上村が13分57秒、竹下が13分58秒で揃って初の13分台をマークしています。上村は1万m28分44秒に比べて5000mで14分12秒はちょっと物足りなかったですが、一気に伸ばしてきましたね。一方の竹下も昨年度の駅伝シーズンでの故障から復活を遂げていこうは着実に結果を残しており、今回の13分台も驚きは無いですねー。今度こそ3大駅伝デビューを果たして欲しいところです。橋本も14分3秒でベストを1秒更新、もう今季はベストを何度も更新しています。これまた、3大駅伝デビューが待ち遠しい選手です。

 

 

~5000mA組~

東洋の勇馬が13分36秒と一気にベストを16秒も更新してきましたね。勇馬の力からすればこのくらいのタイムを出してもおかしくないかもしれませんが、大学トップクラスでもなかなか13分30秒台をマークするのは簡単では無いですからねー。タイムを狙える記録会でしっかりと好タイムをマークしてくるのがさすがは勇馬といったところですね。

 

 

実業団では、日本選手権で入賞したトーエネックの中川が13分37秒までベストを伸ばしており、今シーズン好調ですね。さらに、JFEの岡本も13分38秒と好タイムをマークしています。岡本も中央学院時代から強かった選手ですが、ここまでタイムを伸ばしてくるとは・・・びっくりです。

 

 

大学生では、東海の荒井が13分50秒の好タイムをマーク、日本選手権1500m優勝で完全に一皮向けましたかねー?走るたびにベストを更新しており、後は長い距離で結果を残すだけですね。他には、順天の松枝、早稲田の柳、東農大の戸田といった実力者たちがきっちりと13分台をマーク、ベストには届きませんでしたが、さすがの走りを見せてくれました。

 

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