2015年 全日本予選戦力分析 専修大学 ~箱根予選大惨敗から光明は見えるか?~

本日は専修大学の全日本予選における考察を行っていきます。選手一覧はリンク先ご覧ください。前々回の箱根予選では見事に7位通過を果たしたものの、前回の箱根予選で17位と大惨敗となってしまいました。苦しいとは思っていましたが、まさかここまでの大敗になるとは思ってもいませんでした。そんな状況からの立て直しを図りたい専修大の1万m上位10人は下記のようになっています。

 

 

 

 

 

1万mの上位8人の平均持ちタイムは私が把握している予選会出場校18校8位とタイム上は通過圏内に入ってきています。今シーズン、1万mでベストにを出している選手も多いですからね。前回の全日本予選も1,2組で区間10位以内がそれぞれあり、最終組も20位、22位で抑えているんですよね。決して悪くはない走りだったと思います。過去4年で1桁順位に入ったことはありませんが、いずれも11位~13位に抑えており、箱根予選のようなことは無いでしょう。

 

 

最終組は前回も任された上手がまずは有力か?今季5000m,1万mでベストを更新しているのも心強いです。前回同様に中位くらいで走ってくれれば・・・もう一人は前回1組8位、今季1万mで29分4秒とチームトップタイムを叩きだしている小澤が候補かな?今季最も勢いのある選手の1人です。誰が走るにしても厳しい戦いとなるとは思いますが、何とか粘っていきたいところですね。

 

 

3組候補としては、前回走っている風岡、阿部がいますが、風岡は今季これまでちょっと奮わず、阿部も前回32位となっていますからね・・・全日本予選には起用されるかもしれませんが、3組の可能性は低そうかな?むしろ、2015年に3部門でベストをマーク、1万mで29分24秒をマークしている丸山や29分25秒をマークしている加藤といった前回全日本予選を走っていない選手が起用されることも十分にありそうです。今季29分30秒を切るようなベストをマークしている選手が何人もいるというのは心強いですね。

 

 

他に全日本予選に起用されそうな選手としては、全日本予選を前回走っている渡辺瑠偉、森といった持ちタイムがチーム2,3位の二人もコンディションに問題が無ければ起用される可能性が高そうですし、29分台を持ち、5000mでベストを更新している吉田も面白そうな存在です。後は、1年時に活躍した濱野が完全復活してくれれば、ひと通りベストメンバーが揃うことになるのですが・・・

 

 

今季のベストという観点からすれば十分に予選突破も狙えそうな状況ではありますが、記録会で見せた走りを勝負レースでも再現出来るかというと、また別問題となってきますからね。関東インカレ2部で無得点であり、入賞争いにもほとんど絡めなかったことから考えても、全日本予選突破は正直厳しいかなと思っています。ただ、今後へと繋げていくためにも、大事な勝負レースの場である全日本予選で結果を残し、まずは箱根予選の悪夢を払拭して欲しいです!!

 

 

 

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