トラックシーズン開幕!! ~2015年4月振り返り その3~

2015年5月9日

4月振り返り、最後は箱根で17位~箱根予選落ちの大学を見てみます。関東インカレのエントリーはなかなか発表されませんね。そろそろ公表してくれないと、各大学ごとにエントリーを見ていく余裕が無くなってしまうのですが・・・駆け足でブログで取り上げることになるかもしれません。

 

 

神奈川大学

1万mが大盛況となった神奈川大学、28分44秒とチームトップタイムを叩きだしたエース西山を筆頭に、鈴木健が29分17秒、大野が29分29秒、大川が29分33秒と2年生トリオが揃ってベストをマークしています。そんな3人に比べて出遅れていた2年の浅利も14分14秒でベストを更新しており、2年生が非常に強力になってきました。他にも渡邉、朝倉がともに14分30秒前後でのベストをマークしています。

 

 

上武大学

井上の5000m14分3秒の好タイムが光ります。1万mに続いて5000mでもチームトップタイムとなりました。後は勝負レースでも安定して結果を残せるようになればエースと呼ばれることでしょう。今まで、あまり名前の挙がってこなかった3年の宮本、馬本がともに14分30秒切りでトップ10入りを果たした他、ルーキーの熊倉も14分30秒でベストをマークしています。1万mでは河崎が30分7秒のベストを出してくらいでしたが、5000mはエース・中堅・ルーキーがそれぞれ見せ場を作りました。

 

 

中央大学

町澤が5000mで14分5秒、1万mでは28分43秒でいずれもベストを更新とエースの風格が漂ってきました。高いレベルでの安定感は非常に頼もしいです。徳永も負けじと1万mで28分48秒、走って欲しい選手がまずは結果を残してきました。さらに、5000mでは藤井が14分14秒、新垣が14分20秒、市田が14分24秒でそれぞれベストをマーク、中堅どころもいい走りをしていますが、いずれも上級生であり、1,2年生に元気が無いのが唯一気になるところか。。。

 

 

創価大学

エース格の1人である後沢が14分4秒と見事なタイムをマーク、持ちタイムも1万mで2位に続いて5000mでは3位とタイムでもチーム内で抜けた存在となってきました。昨年度、ルーキーながら大活躍だった蟹澤が14分13秒、箱根5区を走ったセルナルドが14分14秒とこれまた好タイムをマーク、主力たちが好調です。ルーキーでは古場が早速14分29秒でベストを更新していますね。即戦力ルーキーはいないかも?と思っていましたが、案外早くにメンバー争いに絡んでくるかもしれません。

 

 

東京農業大学

ルーキーの小山が5000mで14分13秒、1万mで29分36秒と早速好タイムをマーク、都道府県対抗の勢いそのままに結果を残しています。もう即戦力どころか主力の1人として計算出来る選手となりそうです。2年では茂木、3年では折居が5000mでベストを更新しているものの、いずれも14分30秒台に留まり、1500mでは戸田が快走を見せたりはしましたが、5000m,1万mでは小山以外はあまり奮わなかった印象かな?

 

 

法政大学

エースの足羽が5000mで14分1秒、1万mで29分9秒とタイムを一気に縮めてきました。過去の実績を見ればこのくらいは出してもおかしくないですし、チームでは抜け出た存在となってきたかな?成長著しいのが細川、1万mでチーム3番手となる29分22秒をたたき出しています。中心選手となりそうな予感・・・さらに、佐藤もチーム5番手となる29分34秒をマークと主力が結果を残した1ヶ月でした。5000mでは、藤井孝が14分17秒のベストをマークした他、木村、城越、有井がいずれも14分30秒前後での自己ベストと、箱根予選落ちからはだいぶ立て直してきた印象です。

 

 

国士舘大学

1万mで三田が29分38秒の好タイムをマーク、昨年度は苦しいルーキーイヤーとなりましたが、2年でどこまで対応してくるか?また、30分1桁で中村克、本多の二人が走っており、少しずつですが、底上げは進んできたかな?ただ、箱根予選突破を見据えるとなると、1万mで30分切りが5人しかいない情況はまだまだ厳しいですね。距離が伸びるほど強い大学というわけでもないですし・・・

 

 

専修大学

駅伝本、専修大学だけは最後の選手一覧さえ載っていませんでしたね。。。それだけ、箱根予選の結果が惨敗だったということになりますが・・・そこから立て直したいところですが、4月は絶好調でした。小澤が14分11秒、29分4秒と5000m,1万mのいずれでも素晴らしいタイムをマーク、前回の箱根予選は200位オーバーでしたが、どこまで勝負レースでタイム通りの走りを見せられるか?さらに、丸山、加藤、上手の3人はいずれも5000mで14分10秒台、1万mで29分20秒台でベストを更新しています。トップ10に入るような選手が4人も5000m,1万m両方でベスト更新というのが素晴らしいですね。他にも阿部、吉田が5000mで14分20秒台で走っており、収穫の多い1ヶ月となりました。この結果をゆくゆくは箱根予選へと繋げていってくれればと思います。

 

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