春季オープン & 東海記録会 1500m結果雑感
いよいよ、今年度も後2日で終わりですね。新年度を迎えての戦力分析は明後日からやるとしまして・・・今日は先日書けなかった春季オープンの1500mと日曜に行われた東海大記録会の結果を見ていきたいと思います。まずは春季オープンから・・・
最終組の1つ前である11組では、早稲田の出口が3分50秒とまずまずのタイムで組トップ、早稲田の関東インカレの3枠の争いはどの種目も熾烈を極めそうですが、1500mでは出口が入ってきそうかなあ?2,3位には東洋大の横山、東京国際大の新田といずれも1年生が入ってきいました。タイムも3分52秒とまずまずですし、今後に期待したいところです。
最終組では、城西勢がトップ3を独占しました。3分46秒の松村陣、3分48秒の西岡、3分50秒の佐藤穏空と続いています。松村陣は先日の学生ハーフで62分46秒と好タイムをマークしたばかりですが、それから1ヶ月経たない間に1500mでも好タイムをマークしてくるとは・・・トラックへ順調に移行出来ているのももちろんですが、何かエースとしての風格も出てきたように感じますね。紘太卒業後のエースの座は松村陣か菊池のどちらかかなあと思っていますが果たして・・・
西岡も学生ハーフで63分48秒のベストを出している選手です。西岡はまだ1万mの持ちタイムこそ30分台ですが、年々タイムを伸ばしてきていますし、箱根6区10位と下りも強い選手です。最終学年の来年度はさらなる飛躍が期待出来そうです。佐藤穏空(しずく)も西岡同様に高校時代は14分50秒台の選手なのですが、2年時はハーフ64分23秒を筆頭にタイムを伸ばしてきた選手です。そんな勢いを見ていると、来年度には3大駅伝を走っていてもおかしくなさそうですよねー。3人とも、1500m~ハーフまでしっかりと走れているようで心強いですね。関東インカレでは1500mである程度加点が望めるかもしれません。
続いて東農大の帯津と関が4,6位に入り、駒澤の小山が5位に入りました。関は高校時代から1500mに強い選手でしたし、帯津は短い距離もいけるのですねー。1500mの持ちタイムはデータ管理していないので、余り詳しく無くて申し訳ないです。。。小山はここ最近はトラックシーズンでもハーフ中心で走っていた印象ですが、1500mを走ったということは関東インカレを見据えてでしょうか?1500mは西山にルーキーの物江、林あたりが候補かなと思っていましたが小山も入ってくるかもしれませんねー。
東海大記録会では1500mと3000mが行われました。この時期のトラックは比較的短い距離のレースが多いですね。最終5組ではNTNの山下、プレス工業の梶原といった社会人に挟まれて東海の小笠原が3分51秒で入ってきました。また、おそらく調整であろう主力の川端も3分54秒で走っています。東海の関東インカレ1500mはちょっと読みにくいですね。。。5000m~ハーフも選手層が厚くて誰が走るかわかりにくいですが(汗)
他、神奈川大では、永信が3分53秒、1年の浅利が3分59秒で走っています。特に浅利は全日本予選以来のレースになるのかなあ?あの頃は有力選手が揃った神奈川大のルーキーの中でも特に評価が高かった選手なのですが、夏以降故障で苦しんでいる間にトップ4(鈴木健、大川、大野、浅利)から置いて行かれただけでなく、大塚、鈴木祐といった選手も台頭してきましたからね。まずは本格的なトラックシーズンを前に復帰レースを迎えられて良かったですし、ここからコンディション・走力を高めていって他の同級生に負けない活躍を期待したいです!