91回箱根駅伝を振り返る ~11位:帝京大学~
昨日、高根沢ハーフマラソンが行われました。公式結果はちょっと見当たらなかったのですが、ツイッターで貼りだされていた大会結果をアップしてくださった方がいましたので、その結果をデータベースに反映しました。青山学院と東海の選手が招待されていたようで、優勝した下田の63分16秒を始め、中村、伊藤、池田が64分前半と青山学院が箱根駅伝に続いて強さを見せました。
本日は帝京大学の箱根路を振り返ってみます。大学別結果、選手別結果はこんな感じです。最終的には11位ということで結果だけ見ればシード権に後一歩届かなかっという状況なのですが、印象としては一度もシード権争いには絡めなかったという感じですね。往路では、1,2区を走った早川、柳原がともに区間15位以下でシードラインから離されてしまいました。決して悪い走りではなかったと思うのですが、シード争いを考えると第二集団で走って行きたかったところですね。それでも3区杉山が区間7位の好走を見せて16→13位まで巻き返したのは見事でした。前回も10区3位の好走でシードを確定させる走りを見せましたが、主要区間でもきっちりと結果を残してくれました。
しかし、4区野村がまさかの区間19位に沈むことに・・・個人的にはシードに向けてこれが最も痛かったかなと思いました。帝京は監督も語っているように4区を重視しており、実際区間記録保持者だった西村を始め、2年連続4位以内で走っていた早川など力のある選手を起用し実際に結果も残してきましたからね。3区で好走していた分、余計に痛かったかな。。。5区の竹本も区間13位と悪くはないですが良くもない・・・往路終了時点で4分近い差をつけられ、いくら復路にも選手が揃っている帝京とはいえシードはかなり厳しくなりました。
それでもシードを狙うのであれば、一斉スタートの6区が大事になってきますがここで区間18位、勝負区間かなと思っているところで噛み合わないレースが続いてしまいました。その後、唯一の2年生以下だった内田が7区10位と結果を残し、9,10区を任された高橋裕、堤の二人が区間6位、区間4位の快走で一気に追い上げましたがシードラインには2分15秒届かず・・・区間18位以下を2区間も出してしまったことや、スタートの1区,一斉スタートだった6区で遅れてしまい集団で走ることが出来なかったのも痛かったかなあ?決してシードを獲得出来ない戦力ではなかっただけに、もどかしさの残る結果となってしまいました。
2年連続シード権を獲得していただけに、ここでシード権を逃したのは残念でした。シード常連校となることを期待していただけに・・・来年度は1区早川、2区柳原、3区杉山と往路の主要区間を走った3人がごっそりと抜けることになります。この戦力ダウンは相当に大きいと思いますが、3年生には力のある選手が揃っていますし、帝京の育成力は毎年素晴らしいものがありますから、大きな心配はいらないと思います。むしろ、現3年生が抜ける再来年度の方が不安ですからね。1,2年生で3大駅伝の経験者が内田1人しかいないというのが気になりますよね。来年度の新入生は例年に比べれば良さそうですし、現1,2年生の成長ももちろん大事ですが、即戦力ルーキーの登場にも期待したいところです!
ディスカッション
コメント一覧
いつも楽しみに拝見しています。失礼ながら、帝京と拓殖の話が混じっていないでしょうか?
ああっ、すみません。コピペミスです。
拓殖分は削除しておきました。