日体大記録会1万m 結果雑感(2014/09/27) 東海、日体が充実!!

2015年3月19日

本日、日体大記録会(1万m)が行われました。自己ベストを出した選手を中心に振り返ってみたいと思います。記録会結果はこちらをご覧ください。日体大記録会は結果が載るのが早くてありがたいです。

國學院大学

期待のルーキーである軸屋が30分57秒と撃沈してしまいましたね。。。既に29分台で走っており、箱根予選もメンバー入りするかな?と思っていたのですが、厳しい結果になってしまいました。

 

 

駒澤大学

故障明けの大塚が29分26秒でわずかに1秒ですがベストを更新しています。好記録が多発しているだけに、物足りない気もしますが、久しぶりのレースで自己ベストはまずまずでしょうか?大学初の1万mとなった小山は29分54秒・・・最終組に組変更になっただけに期待していたのですが、駅伝メンバー入りはまだ遠いかなあという結果となりました。

 

 

城西大学

全日本予選で好走したルーキーの菅が30分48秒と奮いませんでしたね。全日本予選の好走で箱根予選もメンバー入り濃厚かと思っていましたが・・・ちょっと気になるところです。一方、3年の舟生は30分9秒で自己ベストを20秒更新してきました。前回の箱根予選は133位でしたから、今年度はもっと順位を上げてきたいところですね。他はいずれも30分オーバーと奮わなかったですね。二平、杵島凌太、黒川、菊地といったベストが29分台の選手がベストから程遠い走りとなってしまいました。村山は別格ですが、続く選手がちょっと不安になりますね。高橋が久しぶりの復帰レースでしたが31分台・・・完全復活はまだ遠そうです。

 

 

中央大学

渡邊が29分49秒でベストを8秒更新してきました。前回の箱根予選はチーム6番手ながら、132位という結果に終わっていますからね。昨年度からどれだけ上げてこられるか?他には、小谷、清水、竹内、吉田がいずれも自己ベストを更新しているものの、全員30分20秒オーバーなんですよねー。箱根予選会に向けての調整ということでしたら心配はないのですが、昨年度も調整のような組に出場して、本戦では大撃沈でしたからね。。。何とも不安の残る1万mの結果となりました。

 

 

帝京大学

3年の 野村が29分33秒と好タイムをマークしました。ベストを23秒も更新していますねー。正直、今まではノーマークでしたが、メンバー争いに加わってくるでしょうか?他は林田、原がいずれも30分30秒オーバーとなっています。

 

 

東海大学

昨年度、好記録連発に湧いた東海大が今年も見せてくれました。白吉が28分48秒でベストを19秒更新し、チーム2番手となると、石川も28分58秒とベストを13秒更新、これで28分台ランナーは6人となり、3大駅伝の優勝候補と言われるような大学と人数では肩を並べてきました。廣田も28分54秒とセカンドベストをマークして完全復活をアピール、活躍が多いに期待されます。他にも、冨田が29分3秒とベストを一気に44秒も更新する走りを見せると、期待のルーキーである川端が29分10秒とベストを14秒更新しています。

 

さらに、今年度大ブレイクした髙木が29分11秒とベストを46秒も縮める走り、走れば自己ベストが出るという状態ですね。3大駅伝でも十分に戦力になってくれそうです。チーム10番手が土屋の29分16秒という充実ぶりです。さらにさらに、ルーキーの春日も29分33秒とベストを52秒更新し、メンバー争いに名乗りをあげると、13ヶ月ぶり?の登場となった中川が29分43秒で走り、復活をアピール、これは遅くとも箱根駅伝には間に合うでしょう。出来れば全日本から見てみたいですが・・・同じく故障で苦しんでいた石橋も29分28秒とセカンドベストをマークして復活をアピール、 エース・中堅が結果を出し、故障明けの選手もしっかりと走れることを見せてくれたまさに文句なしの結果となりました。箱根予選会ではトップ通過を狙って欲しいですし、全日本もシード争いに絡んできて欲しいですね!

 

 

東京農業大学

ダブルエースの竹内、浅岡がそれぞれ28分54秒、28分56秒と揃って28分台を出してきました。浅岡はベストを20秒更新しての自己ベストです。実力はありましたが、好記録の出るレースに出ていませんでしたからね。ようやく28分台が出たという感じです。竹内も順調そうで何よりです。戸田も29分17秒で走れるまでに復活してきましたし、3本柱がようやく揃ってきましたね。箱根予選に向けて好材料です。ただ、他の収穫は木山が29分58秒とベストを出したくらいで、箱根予選を走るであろう遠藤や大橋など中堅どころが揃って30分オーバーなんですよねー。昨年度はトップ通過を果たしてる東農大ですが、今年度の状況を見る限り、ボーダー争いに巻き込まれることになりそうです。

 

 

日本体育大学

東海大学に次いで好結果だったのが日体大でしょう。28分台こそ出ませんでしたが、勝亦が29分9秒とセカンドベストで復調をアピールすると、期待のルーキーである小町が29分16秒、吉田が29分19秒とそろって29分10秒台のベストを出してきました。さらに、柿本が29分42秒、城越が29分52秒で走っており、今年の日体大のルーキーは3,4人箱根を走るかもしれないなんて監督は言っていましたが、納得させられる走りでした。この日体大のルーキーの充実ぶりは素晴らしいです。他にも主将の加藤が29分13秒でベストを10秒更新すると、3年の奥野も29分15秒でベストを6秒更新してきました。トップ10には入っていませんが、小野木、秋山、小松といった2年生が29分29秒、43秒、49秒と揃ってベストを出すなど全学年でベストが更新しているのが良いですね。後はエースの山中さえ戻ってきてくれれば、非常に楽しみなチームとなるのですが。。。

 

 

明治大学

出雲駅伝にエントリーされた選手が結果を残しました。松井が久しぶりのレースで29分29秒としっかりと走れるところを見せると、皆浦が29分39秒、藪下が29分46秒、江頭賢が29分42秒といずれも29分40秒前後で走っており、実力で出雲メンバーを勝ち取ったのだというところを示してくれました。唯一、渡邊だけが30分20秒となってしまったのが残念でしたかねー。他にも、平山が29分49秒、櫃本が29分52秒で走るなど、大学に入って余り結果を残せていなかった選手が出て来ましたね。特に櫃本は高校時代ロードでの実績が抜群なだけに、戦力になってくれれば駅伝でも頼もしい存在となりそうです。箱根に唯一1年でエントリーされた吉田も29分41秒とセカンドベストで走れていますし、びっくりするような好タイムは出ませんでしたが、堅実に走れることがわかったのは大きな収穫だったのでは?

 

 

山梨学院大学

前田拓が29分28秒でベストを13秒更新してきました。好調が伝えられていましたが、その通りでしたねー。箱根予選でも貴重な戦力となってくれそうです。同じく3年の谷原も29分40秒でベストを31秒更新、やや伸び悩んでいる印象もありましたが、ここにきて一気にタイムを伸ばしてきました。箱根予選会も出場濃厚かな?3年連続の箱根6区が予想される桃澤も29分53秒までタイムを伸ばしてきました。下り適正は既に証明しているだけに、走力がついてくればまだまだタイムを伸ばしてきそうですね。他に箱根予選を走ると思われる選手では、上村が29分48秒とまずまずのタイムを出したものの、伊藤は29分台がやっと、磯野は30分台がやっと、兼子は30分20秒といずれも不安の残る結果となってしまいました。箱根予選のトップ通過候補筆頭かと思っていましたが、ちょっと東海に比べると勢いがないのが気になるところです。。。

 

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