5000m平均持ちタイム遷移(2014/04/01→05/31) その3
5000m最後は17位~23位の大学を見ていきます。拓殖大学がかなりタイムは伸ばしているのですが、元々がダントツ最下位過ぎて最下位脱出ならず・・・他の大学を見ても順にをあげた大学は皆無ですねー。これが、5000mに力を入れていないということでしたら問題は無いでしょうが、記録会に積極的に参加しているにもかかわらず、トップ10でベストを更新する選手が出てこないということですと、色々と気になるところです。
大学名 | 14年03年31日 | 14年04年01日 | 14年05年01日 | 14年06年01日 | ||||
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中央学院大学 | 15位 | 14:11.00 | 14位 | 14:14.68 | 17位 | 14:14.68 | 17位 | 14:14.64 |
大東文化大学 | 18位 | 14:15.92 | 17位 | 14:18.05 | 18位 | 14:18.05 | 18位 | 14:17.13 |
国士舘大学 | 17位 | 14:14.61 | 18位 | 14:18.57 | 19位 | 14:18.57 | 19位 | 14:18.57 |
國學院大學 | 21位 | 14:20.17 | 20位 | 14:20.18 | 20位 | 14:19.71 | 20位 | 14:19.71 |
上武大学 | 19位 | 14:16.82 | 21位 | 14:21.16 | 21位 | 14:20.60 | 21位 | 14:20.60 |
専修大学 | 20位 | 14:19.12 | 22位 | 14:21.99 | 22位 | 14:20.64 | 22位 | 14:20.64 |
拓殖大学 | 23位 | 14:23.35 | 23位 | 14:26.22 | 23位 | 14:22.53 | 23位 | 14:22.53 |
17位は中央学院大学、潰滝が関東インカレ5000mで優勝&自己ベスト更新という素晴らしい走りを見せましたが、更新タイム自体はわずかであり、他の選手はベストを更新していないこともあって平均はわずか0.04秒の上昇に留まり、14→17位と3つ順位を落としています。なかなか中堅どころがタイムを伸ばせていない印象が今の中央学院にはあるかなあ・・・潰滝、及川といったエース級は結果を残しているのですが・・・駅伝となるとちょっと気になるところです。。。
18位は大東文化大学、順位は一つ下げています。来年のエースと目される大隅が14分21秒でベストを更新していますが、他の選手は変動無しですねえ・・・まあ、大東大の場合は5000mはあまり記録の出る記録会に参加していないですからねー。市田兄弟も高校ベストを更新していませんし、そういう方針なのであればそれはそれでいいと思います。ただ、積極的に出場しているはずの1万mはさらに平均順位が低いというのが心配・・・現4年生卒業後にまた予選さえ突破出来なかった時代へ逆戻りなんてならなければいいのですが。。。
19位は国士舘大学、順位は18→19位と一つ下げており、タイムは変動無しです。23大学を見ても、トップ10の選手が誰も5000mのベストを更新出来ていないのは国士舘だけなんですよねー。うーん、長い距離を中心に考えているということなのかなあ?全然記録会に出ていないわけではないのですが・・・箱根予選を考えれば短い距離に力を入れている余裕はないかもしれませんが、ベストを更新出来ていないというのはやっぱりチーム状況としてはよろしくないかなあと思っちゃいます。
20位は國學院大學、順位は変わらずですねー。ルーキーの向がいきなりチームトップになってしまうくらい、即戦力ルーキーがなかなか入らないうえに、あまり記録会に積極的ではありませんからね。さらに5000mとなると、1万m以上に消極的に。。。それではタイムも順位も上がらないですよねー。ただ、先日の世田谷記録会では、中瀬、鮫島、畑中と3人がベストを更新していますし、沖守も今シーズンベストを更新しているんですよねー。これは國學院にしては珍しいですねー。この調子でどんどんタイムも伸ばしていって欲しいです。
21位は上武大学、1万mはダントツで最下位でしたが、5000mは何とか21位に留まっております。期待のルーキーである井上が早速ベストを更新していますねー。トップ10での更新は井上だけですが、4年生が卒業した後は、1年生世代が主力となるかもしれませんねー。5000mベストで見れば4年生が5人しかいないんですよねー。ただ、3年生以下の5人がいずれも1万mでの実績はまだまだですからねー。今年度のうちに、何とか長い距離にも対応していって欲しいです。
22位は専修大学、3年生の森、上手や2年生の丸山がそれぞれベストを更新していますねー。現3年生は持ちタイムは決して悪くはないのですが、まだ3大駅伝とは縁が無いだけに、今年度も箱根予選を突破し、3大駅伝デビューを飾って欲しいです。昨年度は4年生への依存が大きかったですが、今年度はある程度バランスは良くなってきましたねー。まあ、それで戦力ダウンしてしまっては元も子もないですから、全体としての底上げ・育成に期待したいところです。
23位は拓殖大学、4秒近くベストを更新していますが、順位は変わりませんでした。チーム2,3番手の持ちタイムとなった金森、佐護がベストを更新、宇田もすでに2度ベストを更新するなど、拓殖にしては積極的に記録会に出場し、結果も伴っているのはいい傾向だと思います。大島も恐らく大学初の5000mでベストを1分20秒?更新しています。関東インカレで800m、1500mでもいい走りを見せながら箱根6区もきっちりと走ってしまうのですから、まさにマルチな距離に対応したランナーですね!