2014年 関東インカレ 1部5000m オムワンバが完全復活を告げる2冠達成!!

関東インカレも終わってしまいましたねー。結果の出た選手、力を出し切れなかった選手と悲喜こもごもかとは思いますが、5000m,1万m、ハーフに限っては、どのレースも意外な選手が凡走することはあっても、意外な選手が入賞するということは殆どなかったような・・・やはり、大舞台でのレースで結果を残すには、力が無いと難しいですよね。。。それでは、まずは1部5000mから振り返って見たいと思います。結果はこちらに載っています。

 

順位 氏名 所属 記録
1 エノック・オムワンバ(3) 山梨学大 13:36.96
2 大六野 秀畝(4) 明大 13:44.13
3 ダニエル・ムイバ・キトニー(3) 日大 13:44.85
4 八木沢 元樹(4) 明大 13:47.19
5 村山 紘太(4) 城西大 13:49.04
6 横手 健(3) 明大 13:52.63
7 服部 勇馬(3) 東洋大 13:53.33
8 服部 弾馬(2) 東洋大 13:55.47
9 加藤 光(4) 日体大 13:57.54
10 市田 孝(4) 大東大 13:58.31

 

 

オムワンバが圧巻の走りで2年連続の5000m優勝、2位に7秒以上の差をつける快走でした。1500mと合わせて2冠を達成、もう完全復活は間違いないですね。箱根での疲労骨折による故障から無事に戻ってきてくれて何よりです。井上とともに優勝を狙うチームを引っ張っていって欲しいです。2位には明治の大六野が入り、留学生の1,2フィニッシュを阻止しました。まさか、1万mで30分オーバーだった大六野が2位に食い込んでくるとは正直思いませんでした。10000mの悔しさを5000mにぶつけたという感じですね。タイムも13分44秒で自己ベスト、2年連続で関東インカレでの自己ベストというのは素晴らしいです!!3位はキトニー、1万mに続いての表彰台ではありますがちょっと昨年までの勢いが無いのが気になりますねえ。。。日大はキトニー含め、主力に元気が無いのが気がかりです・・・

 

 

4位は明治の八木沢、1500m2位に続いての5000m4位と両種目でしっかりとポイントを獲得しました。さすがは5000m現役学生最速タイムだけのことはあります。今シーズンも出雲から活躍して欲しいですね。日本選手権は1500m,5000mのダブルエントリーですが、実際に出るのはどちらかかなあ?今の八木沢ならどちらに出てもいい勝負が出来そうです。5位には1万mの覇者、城西の村山が入りました。さすがに1万mとの2冠とはいきませんでしたが、やはり安定感が増してきましたね。他の主力が元気がなく、孤軍奮闘気味なのが気がかりですが、チームも紘太に引っ張られて上向いてくれればと思います。

 

6位は明治の横手が1万mに続いてのダブル入賞、明治がトリプル入賞という快挙です。この明治の勢いは本物ですねー。横手もさらに一皮むけたようで、同級生のライバルである勇馬を1万mに続いて上回っています。駅伝ではやや不本意な成績が続いているだけに、トラックの走りを駅伝でも見せてくれれば・・・これは、他の明治の選手にも言えることですけどね。。。しっかりと合わせてくれば、出雲は十分に優勝候補筆頭となりそうなのですが。。。7位には東洋の勇馬が入りました。うーん、自己ベストではありますが、1万m同様に東洋のエースとしては物足りないですね。。。ハーフではさすが東洋という走りを見せつけましたが、トラックでは結局6位が最高という結果でした。箱根はともかく出雲、全日本はちょっと厳しそうかなあ?8位には弟の弾馬が仲良く自己ベスト、そして入賞です。弾馬もまだエースと呼ぶには実績が足りないかと思いますが、着実に成長してきているようですね。同世代では一色、中谷がやや抜けていますが、負けずに伸びていって欲しいです。

 

惜しくも入賞を逃した9位は日体大の加藤が入りました。やはり、今シーズンのここまでの好成績はフロックではなく、成長の証であるというところを見せつけてくれました。駅伝シーズンも山中に次ぐエース格としての走りが期待されそうです。10位は大東大の市田孝、1万mに続いての入賞とはならず、結果としてチームも1年で2部落ちとなってしまいました。やはり、1部は稼げる種目を複数確保している大学が多いだけに、なかなか定着するのは難しいですよね。。。最終学年の今年、まずは全日本予選を突破し、駅伝で輝いて欲しいです。

 

 

逆にちょっと残念な結果に終わった選手を見ていきますと・・・日体大のエースである山中が18位にはびっくりしました。今大会で悪い意味での最大のサプライズでしたね。。。どうしてしまったのでしょうか?また駅伝シーズンでは他大のエース級を相手に区間賞を取るような走りを見せて欲しいのですが・・・西池は31位に終わりはしましたが、まずは走れたのが良かったと思います。今後徐々に調子を上げていってくれれば…駅伝シーズンではまたあの粘り強い走りを見せて欲しいです。期待の1年生も光延の12位はまずまずですが、花澤は22位、川端に至っては28位と先輩たちの壁に弾かれた結果になりました。川端のここまでの凡走は高3以降初めてかもしれません・・・ちょっと気になるところですねー。。。日体大の吉田は完走中ダントツの最下位ですし、山梨学院の河村は棄権してしまいましたから…

 

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