神奈川大学 ~2013年度4年生特集~

続いては神奈川大学の4年生を取り上げます。坂本、上倉、岡部宮永の4人が登録されています。1学年上と下に有力選手が集まったこともあって、なかなか出番に恵まれない学年となってしまいました。それでは、1人ずつ見ていきたいと思います。

 

大学名 順位 名前 学年 読み仮名 5千ベスト 1万ベスト ハーフベスト
神奈川大学 神奈川大学 1位 坂本 翔太 4年 サカモト ショウタ 14:27.65 29:57.04 01:05:29*
神奈川大学 神奈川大学 2位 上倉 拓也 4年 アゲクラ タクヤ 14:29.86 30:14.79 01:05:25*
神奈川大学 神奈川大学 3位 岡部 貴洋 4年 オカベ タカヒロ 14:50.70 30:19.95 01:05:55*
神奈川大学 神奈川大学 4位 宮永 雄大 4年 ミヤナガ タケヒロ 14:54.57 01:05:24*

 

坂本 翔太・・・1万mでは、2年生にして29分台、ハーフも65分半を出しており、この学年では持ちタイムがいい方なのですが、箱根予選に出場したのは4年生になってから・・・結果も総合148位、チーム内でも11位と予選突破に貢献することは出来ませんでした。それでも、箱根本戦では10区を任され、区間13位で走っています。持ちタイムなどを考えても上出来の結果だったのでは無いでしょうか?4年間の努力が報われた結果だと思います。

 

上倉 拓也・・・この学年では最初に出てきた選手だと思います。1年生で1万m30分14秒を出していますが、これが結局は大学ベストとなってしまいました。箱根予選会には2、3年生で出場し107位、171位という結果を残しています。5000m,ハーフ換算も2年生の時に大学ベストを出しており、この時が箱根出場最大のチャンスだったかなあ。。。4年生では箱根予選さえ出場することは出来ず、結局3大駅伝は走らないまま卒業となってしまいました。

 

岡部 貴洋・・・5000mは14分50秒と高校ベストを更新出来ず、1万mも4年生にして出した30分19秒が自己ベストの選手であり、箱根予選会も4年間走ることは叶いませんでした。それでも、最後の箱根では主力選手の不調などもあり、復路のエース区間である9区を任されることに・・・さすがに荷が重かったのか区間22位と実質最下位の苦しい走りとなってしまいました。ハーフ換算で66分きりがやっとですからねえ。ちょっと厳しいですよね。。。

 

宮永 雄大・・・1万mの持ちタイムは無し、5000mも14分54秒の選手ですが、ハーフ換算は65分台であり、チームトップ10に入っていたこともあります。しかし、正直レースなどで名前を聞くことはほとんどなく、3大駅伝・箱根予選には結局出場することが出来ませんでした。うーん、持ちタイムやレースの出場状況などを考えるとしょうがないところですかねえ。。。

 

1万mで30分をギリギリ切るのが1人、ハーフ65分きりが0人という正直谷間と呼ばれてもしょうがない学年だったかなと思います。3年時までは誰一人として3大駅伝を走ったことが無いどころか、3年時の箱根ではエントリーさえされなかったわけですからね。それでも、最終学年では、箱根で2人が出場するという意地を見せてくれたと思います。やはり、4年間頑張ってきたというのは選手にとってもチームにとっても財産だと思います。とはいえ、現実的には来年度を見据えると、4年生の卒業の穴は小さめで、新入生はここ最近でもトップクラスの選手が複数入ってきます。すでに総合力は今年度以上と言っていいでしょう。そろそろ、長らく遠ざかっている箱根シード獲得といきたいところですね!

 

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