90回箱根駅伝 上武大学 ~区間配置予想&戦力分析~

続いては故障者などもおり、箱根予選会を11位と増枠に頼っての通過となってしまった上武大学について・・・エントリーメンバー箱根成績(直近10年)はこのようになっております。

 

4年:高津戸翔太 山岸宏貴 金子大樹

3年:大西淳貴 倉田翔平 佐々木天太 佐藤舜 松元航 横内佑太朗 根岸成光 末永允

2年:石黒大介 東森拓 三好慎平

1年:志塚亮介 森田清貴

 

今年は3本柱と呼ばれる山岸、倉田、佐藤はそれぞれ好タイムを出したり、レースで結果を出していましたが、それ以外の選手はあまり目立たない状況で、例年よりも層は薄いという印象でした。今年の箱根予選会はその選手層の薄さがモロに出ただけではなく、佐藤が96位とちょっとらしくない結果となってしまいました。佐藤は年々安定感が無くなってしまっているような・・・箱根では力を発揮してほしいものです。そんな上武大学の区間配置予想は以下のとおりです。

 

 

 

倉田-山岸-佐藤-高津戸-松元

横内-志塚-根岸-佐々木-大西

 

 

 

監督の発言を見ても、順番はさておき、1~3区は倉田、山岸、佐藤の 可能性が高いと思われます。となると、全日本1区で好走経験があり、箱根予選でチームトップ、その後1万mも28分35秒まで伸ばすなど最も勢いのある倉田がいいのではと思いました。ここは上位でつないでおきたいところですね。2区は山岸、5千で13分台、1万mで28分台、ハーフで62分台とタイムを大きく伸ばし、ユニバ代表にもなるなど、4年生になって急成長した選手です。今年の実績を見ると、やはり山岸が2区がいいのではと思いました。3区は佐藤、今年は持ちタイムは伸ばしたものの、インカレ、全日本予選、箱根予選といわゆる主要大会で結果を残せていないのが気がかりですが、何とか箱根本番には合わせてきて欲しいところです。

 

4区以降は難しいところですが、4区は箱根予選チーム5位の高津戸にしました。3本柱を1~3区につぎ込むのであれば、4区もある程度力のある選手をおいてくるのではと思います。3区までの流れを活かしていきたいところですねえ。5区は前回箱根で8区を走った松元にしてみました。過去に3,4年しか走ったことが無いですし、エースまではいかないけれど、力のある選手が走っている印象があります。

 

6区は前回経験者がいるのでそのまま横内にしました。前回は区間17位と厳しい走りになってしまいましたが、6区は経験も大事な区間ですからねえ。前回の反省を活かして走ってくれればと思います。7区は志塚、1年生は走らないかなあとも思ったのですが、箱根予選で159位ながらもチーム9番手で走っていますし、3,4年生だけではさすがに今後に不安も残ってしまいますからねえ。本当は2年生の石黒も走ってほしいと思うのですが、箱根予選252位という結果を見るとさすがに出場の可能性は低そうです。

 

8区は根岸、ハーフの持ちタイム9位、箱根予選会チーム7位の選手ですので、10人には入ってくるかなあと・・・とすると、やはりつなぎ区間の8区あたりになるのではと思いました。8区もまだ区間1桁で走ったことがなく、ここらへんに層の薄さが出てしまいがちですねえ・・・9区は佐々木、例年、あまり9区には主力を置かない傾向が上武にはありますが、故障で箱根予選会を走ることも出来ませんでしたし、その影響も考えると、往路よりは復路かなあと、復路ならば9区かなと予想しました。前回は急遽走った1区で区間最下位、その時点でシードは絶望的になりました。。。今回は3年生主将の意地に期待したいところです。10区は前回同様大西にしました。例年4年生が走ることが多かったですが、10区経験者であれば敢えて区間を動かす必要も無いかなあと・・・比較的チーム下位の選手が走ることが多い区間ではありますが、4区間しかない23km区間の一つですからね。堅実に走って欲しいです。

 

うーん、やはり今年の選手層の薄さは深刻ですし、シード権は現実的には厳しいかなと思います。監督も例年はシード権を狙うと発言していましたが、今年は過去最高順位である14位以上という弱気な言葉を発していますし、現実的に見てもよくて15位前後というところではないでしょうか?とはいえ、何が起きるのがわからないのが箱根ですし、エース級に力があるのは確かなので、今回こそは序盤で遅れずに何とか喰らいつくような走りを見せて欲しいです。

 

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