ホクレンDC深川結果雑感(2013/07)

2014年3月8日

6月29日にホクレン(深川)がありました。好記録が続出しましたので、自己ベストを更新した選手を中心に簡単に振り返ってみたいと思います。結果はこのようになっております。

 

10000mBで学生トップとなったのは日体大の山中、今年急成長を遂げている選手ですが1万mで28分26秒までベストを伸ばして来ました。今シーズンに入って2度目の28分台、それも前半です。13分台も2度出しており、この実力は本物でしょう。3本柱卒業後のエースは山中で文句無さそうですねえ~。東洋の田口、勇馬ら主力選手に勝っているのも評価が高いです。駅伝シーズンでどんな走りを見せてくれるのか今から楽しみです。

 

間違いなく1万mで28分台の力がありながら、1万mを走っていないと思っている選手が二人、それが東洋の田口と青学の久保田です。田口はホクレンで、久保田は全日本予選会でそれぞれ初1万mを走りましたねー。久保田は28分台とはいきませんでしたが、田口はいきなり28分37秒と好記録を出して来ました。東洋では27分台を持つ設楽啓太、悠太に続いて3番目の持ちタイムとなります。過去の駅伝での実績を見ても、このタイムは納得ですねー。したら兄弟につぐ選手として、今年も主要区間を好走してほしいです。連続区間賞の記録がどこまで伸びるのかも楽しみですね。

 

東洋の服部勇馬も28分44秒と自己ベストを更新しました。高2で28分台を出している選手ですからね。1年から3大駅伝でも主要区間を任されるなど、監督からの評価も非常に高いです。今年もチームの主力として主要区間を走ることになりそうです。持ちタイムでは設楽兄弟、田口、大津についで5番目の持ちタイムとなりました。28分44秒でチーム5番手というのが、東洋の凄さを物語っていますねー。

 

明治の大六野も28分40秒でわずか1秒未満ですが自己ベストを更新しました。関東インカレで自己ベストを出していただけに、大幅な更新も期待されましたがそこまででも無かったですね。。。とはいえ、主要大会で自己ベストを更新している実力は本物で、ここ最近は外すことなく結果を残していると思います。こういう外さない選手というのは貴重な戦力となるだけに、今年こそエース区間で好走してほしいですね。

 

日体大の勝亦も29分8秒と自己ベストを27秒縮めてきました。一時期は怪我などもあって山中に大きく水をあけられてきましたが、もう完全復活といっていいでしょう。去年は全日本、箱根ともに1区を走ってチームに流れをもたらしましたが、今年も1区の可能性が高そうかなあ?山中と切磋琢磨しながら、さらに成長していってほしいです。

 

自己ベストではありませんが、学生トップは駒澤の窪田で28分24秒でした。このタイムでも、いまいちかなあ?と思えてしまうほど、窪田への期待は大きいなあ。。。怪我から復帰して以降、28分50秒台→40秒台→30秒台→20秒台と着々とタイムを縮めております。もう完全復活といっていいのかなあ?今年もエース区間を走ることになると思いますが、他大のエースにも負けない走りを見せて欲しいです。

 

5000mでは有村が13分43秒と好記録を出しました。これを上回る自己ベストを持つ日本人は早稲田の大迫、日体大の服部、城西の村山、駒沢の油布、早稲田の山本のみで6番目の記録となります。この力を駅伝シーズンでも発揮してくれれば、大六野とともにダブルエースとして他大に脅威になるのですが・・・去年は1区最下位という悪夢の出雲、全日本では5区区間賞と天国と地獄を両方経験しておりますが、今年はコンディションに左右されずにしっかりと走りきる強さを見せて欲しいです。

 

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