2013年新入生上位分析~国体5000m~

2014年3月9日

似たようなレースばかりで申し訳ないですが、一応時系列にいきます。次は10月に行われた国体5000mの上位選手について考察してみます。インターハイと比べると、格が落ちるのは否めませんが、それでも都道府県を代表しての戦いというのは、当然いい成績を残したいという気持ちが強いでしょう。そんな国体5000mの上位8 人(日本人、関東進学)は以下のとおりです。

2    西山 雄介      14:03.12
3    平 和真       14:09.78
4    松村 陣之助    14:15.94
5    中谷 圭佑      14:17.05
7    佐藤 孝哉     14:19.30
8    石川 颯真     14:21.16
10    山本 采矢     14:34.81
11    森 湧暉      14:40.78

 

西山・・・インターハイでは後塵を拝した平、中谷を抑えて日本人トップの2位となりました。3位と6秒差をつけているのもすごいですね~。インターハイで高まった評価がここでさらに高くなりました。やはり、大学に入ってからも即戦力での活躍を期待しないわけにはいきません。

 

平・・・3位となったものの、インターハイでの圧倒的な強さがあったせいかやや期待はずれな感じでしたね。これで評価が少し下がってしまうくほどに・・・それくらい、インターハイの走りが圧巻だったからかな?3年以下の早稲田のメンバーを考えると、1年から関東インカレ5000mに出てきてもおかしくないですねー。

 

松村・・・インターハイではやや不本意な結果となりましたが、国体では4位といい走りをしました。今思えば、この国体が松村の主要大会でのベストの走りでしたかねー。。。まだまだ安定感という面では不安がありますが、兄と同じように城西で徐々に力をつけていってほしいです。

 

中谷・・・インターハイと比べると、平同様やや評価を下げる走りとなってしまいました。どんな時でも崩れない安定感はさすがだとは思いますが、何故か不安定な印象をもってしまうんですよね・・・走っている時の苦しそうな顔のせいかな?(笑)10km以上の実績がまだあまりないだけに、長い距離への対応がスムーズに出来るのか?というところも少し気になります。西脇から駒澤へ行くのは神谷以来久しぶりということで・・・神谷に負けないエースになってほしいです。

 

佐藤・・・どのレースも安定してそこそこ走っていましたが、上位8人に入った主要大会はこの国体が唯一でした。10位前後の走りが多かったですねー。関東インカレからいきなりのデビューもありそうかな?叩き上げをしっかりと育ててくる山梨学院が、持ちタイムのいい選手を上手く育てられるかどうかというのも気になります。

 

石川・・・決して悪くはない結果なのですが、やはり13分台という目で見ると物足りない結果ですよねー。インターハイといい、国体といい、持ちタイム先行のイメージは拭えませんでした。タイムを出してしまうと、それだけプレッシャーになるから大変ですよね。。。とはいえ、力がなければどんな好条件の記録会であっても、好記録は出せないわけで、そこは自信を持って大学でもどんどんベストを更新してほしいです。

 

山本・・・やはり、力はありますねー。出場する主要大会、エース区間でいずれも10位前後というのは力がないと出来ないですよねー。東洋でどこまで伸びていくのか楽しみです。層の厚い3年以下に臆することなく挑んでいって欲しいです。

 

森・・・山本よりはやや下がりますが、これまた10番ちょっとで安定している選手です。今年の新入生は、安定感のある選手が結構上位に来ている印象ですよねー。やはり、森が順天堂での即戦力としては一番期待出来そうかなー。爆発力はあるに越したことはないけど、駅伝では安定感のほうが大事ですよねー。

 

 

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