【検証】総合優勝に勝つには全員区間何位で走ればいい?

2014年8月20日

総合10位と10区間10位ではどちらが上か?に続いて、総合優勝に勝つには全区間同じ順位で走った場合、何位で走れば上回るのかを検証してみたいと思います。再び、過去5年間の総合優勝タイムとそれを上回る区間順位を比較してみたいと思います。まず、総合優勝タイムはこのようになっております。やはり東洋の10時間51分台が光りますね…

 

その一方、全員区間○○位の方は実際に計算してみないと分からないので、こつこつ調べてみました。その結果は以下の通りとなっております。

 

2012年度・・・総合優勝:11:13:26 に勝つには・・・全員区間2位で走らなければ上回れませんでした。 全員区間2位で11:10:27、全員区間3位で11:14:45となり、3位では1分19秒足りません。やはり服部の山での走りが大きかったのと、復路が4人2位で走ったのが大きかったかな・・・そういえば、5年前の駒澤といい、2年前の早稲田といい、今回の日体大といい、区間2位が多かった気がします。駒澤が区間賞1、2位が4、早稲田が区間賞1、2位が5、日体大が区間賞1、2位が4といずれも似通っています。区間賞1つで優勝するとなれば、そこで大きく稼ぎ、なおかつ2位をいかに増やせるかが大事なのかも・・・

 

2011年度・・・総合優勝:10:51:36に勝つには・・・やはり全区間2位でも足りません。10:57:11がやっとです。全区間2位で走られたとしても5分35秒差・・・いかに東洋がダントツだったかが分かりますね。やはり、箱根史上最強のチームということになりそうです。しかし、記録は破られてこそ面白いものですし、いつかこのタイムを上回る大学が出て来てほしいです。

2010年度・・・総合優勝:10:59:51に勝つには・・・全区間2位が必要ですね。10:58:04ということになります。全区間3位では11:02:31で2分40秒及びません。これまたハイレベルな優勝ですね。個人的には東洋の圧勝を除いて、全区間3位ならば大体優勝出来るのかな?と思っていたのですが、そう甘くは無いみたいです。

 

2009年度・・・総合優勝:11:10:13に勝つには・・・全区間3位が必要ですね。合計で11:08:48となります。やや優勝タイムとしては低調だった2009年度でさえ、区間3位が必要とは・・・ますます優勝校を甘く見ていました。総合優勝するにはブレーキをなくす、稼げる区間を作るのはもちろんですが、いかに区間2、3位を増やせるかが勝負なのかな。。。

 

2008年度・・・総合優勝:11:09:14に勝つには・・・全区間3位がこれまた必要です。11:06:45となります。4位では11:09:35でわずか21秒ですが及びません。惜しかったけれど、結局全区間4位で優勝するのは難しいのか・・・優勝するには、やはり厚い選手層が求められるようです。

 

今年度も後1か月で終わりを告げますが、来年度の箱根は果たしてどの大学が栄冠に輝くのか・・・平均してどのくらいの順位で走ればいいのか?というのも、観点の一つとして見てみると面白いかなと思います。

 

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