2012年度学生ハーフ&平均PB大学別雑感(シード校)
先日行われた学生ハーフにおいて、大学別に結果について感想を述べたいと思います。選手持ちタイム、平均持ちタイムはこのようになっております。現時点では64分切りの選手しか分かっていなので悪しからず・・・
日体大:箱根6区で好走した鈴木が63分55秒で63分台に何とか乗せてきました。ハーフのチーム平均は7位で服部がいるとはいえ、箱根優勝校としては少し寂しいかな?これからどこまでハーフをしっかり走れる選手を増やしていくかが箱根連覇に必要になってきますね。
東洋:田口が63分ジャスト、箱根を走れなかった延藤が63分12秒、7区を走った高久が63分20秒、4区を走った淀川が63分37秒、5区を走った定方が63分40秒、1年の上村が64分ジャストとさすが東洋という成績です。さらに選手層が厚くなっている感じですね。ハーフ平均PBは1位、63分02秒と62分台目前まで来ています。チーム10番手が63分44秒なのも脅威・・・強力な4年生を擁し、再び箱根制覇となるか?
駒澤:中村が62分台で見事優勝したものの、他の選手は63分台さえいないという寂しい結果に・・・なかなかハーフをしっかりと走れる新戦力が育ってこないですね。ハーフ平均PBは東洋、早稲田につぐ3位となっていますが、4本柱の影響が大きいだけに、全日本までは優勝争いをすると思いますが、箱根となるとやはり少し厳しいか?
帝京:蛯名が去年の優勝に続いて今年は2位と力を見せつけ、小山も63分台でフィニッシュと箱根2,5区を走った選手がしっかりと走れているのはいいですね。ハーフ平均PBも5位となっております。帝京がここまで持ちタイムで上昇してくるのは、なんだか感慨深い気が・・・やや63分台の選手が少ないのでもう少し底上げをしたいところかな。
早稲田:おそらく立川ハーフの結果で一番喜んでいるのは早稲田ファンなのでは?そのくらい、素晴らしい走りが続出しました。山本は63分12秒、田口が63分16秒、高田、柳がともに63分26、三浦が63分31、志方が63分50、相原が64分ジャストと一気に63分台が大量に増えました。チーム10番手で田中の64分6秒です。層が薄いのが最大の課題と思っていましたが、1年生トリオを始め順調に成長しているようですね。ハーフ平均PBも30秒近く一気に更新して東洋につぐ2位となりました。さらなる底上げが必要だとは思いますが、これは楽しみになってきました。
順天堂:狩野が63分52でベストを更新しましたが、それ以外は比較的低調な結果となってしまったようです。強い4年生が抜けて、力の見せ所だったのですが、正直微妙だったかな。。。ハーフのPBは現時点では20位となっております。正式に結果が出ればもう少しはあがるかもしれませんが、ハーフで実績のある選手があまりにも少なすぎる。。。厳しい1年になりそうです。
明治:松井が63分34、北が63分53、文元が63分56という結果でしたが、いいのか悪いのか・・・少なくともいい結果では無かったかな?ちょっと物足りない感じがします。ハーフの平均PBは6位となっております。明治は他大学に比べて、5千、1万は良く走るけどハーフはあまり走らないイメージがあるので、まだまだ伸びしろはあると思いますが。。。
青山学院:遠藤が63分44、三野が63分55、鈴木が63分56と63分台が3人出てきました。エース級以外から63分台が連発ということで、底上げは進んでいるのかな?ハーフ平均PBも4位になっています。強力なルーキーと合わさって、どこまでチーム力を上げていけるかが楽しみです。
法政:田井が4位、関口が7位と素晴らしいタイムで走破しました。前の記事にも書きましたが、箱根でシード権を取ったことによる効果でしょうか?ハーフの平均PBも10位とシード校らしくなってきました。この勢いを継続させていくことが大切ですね。選手層をさらに厚くしていけば、2年連続シードも現実味を。。。
中央学院:潰滝が63分28、山田が63分51となかなかの成績だと思います。特に潰滝は走るたびに自己ベストを更新している感じですね。本当に底が見えないです。チームのハーフ平均も9位となってこれまたシード校らしくなってきました。箱根の順位に持ちタイムが追いつくというのもなかなか面白いような・・・2年連続シードを獲得するには、エースと呼ばれる選手が出て来てほしいところかな。