5千m13分台選手考察
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5千mで13分台の選手について考察してみます。いわゆるスピードがある選手の目安の一つですね。とはいえ、5千、1万、ハーフの記録の中で、最も駅伝への目安にしにうきのが5千だと思います。たまたま高速レースとなった記録会で出した記録が何年も破れないなんて持ちタイム相応の実績が無い選手もいますし、逆にスタミナ重視の大学は5千mにほとんど出てこないこともあり、これだけ駅伝で走れる選手がこんなに悪いのか?ということもあります。
とはいえ、基準の一つであることは間違いありませんので…新年度の5千PBの13分台はご覧の通り新入生を含めて40人います(ブログ執筆現時点)3人以上13分台を揃える大学について簡単に考察していきます。
明治が8人で最多となっております。全体の5分の1を1つの大学で占めているのはすごいですね。このタイムだけを見れば出雲は優勝候補筆頭にあげられてもおかしくないのですが、明治は出雲は苦手としていますからねえ。。。タイム通りにいかないことが多々あることは、今年も駒澤、明治が証明してしまっています…また、13分50秒切りとなると、0人ということで、やはり鎧坂卒業以降、他大と張り合えるエースの育成が急務となっていることが伺えます。
2番手は駒澤で6人、13分台の持ちタイムを持つ4年生が4人が卒業してしまいますが、元々10人いましたからね。しかし、中村、其田、大谷はいずれも高校ベストを更新出来ていないことを考えると、やはりここ数年では最も劣っているかと・・・。新しい13分台の登場に期待したいところです。
続いて13分台5人を擁するのが東洋大学です。設楽兄弟、服部兄弟がともに13分台というのが強力ですね。兄弟が2組いて、全員13分台というのは過去にも例が無いのでは…?とはいえ、分厚い選手層を誇る新4年生で13分台が2人は少し寂しいような…延藤、佐久間、小池など出せそうな選手は多いのですが機会が無いのかな???
13分台を3人揃えるのが、日体大、早稲田、日大の3校です。日体大はいわずとしれた服部、矢野、本田の3本柱がそのまま13分台の3人です。さらなる成長を遂げているこの3本柱が今年どこまでタイムを伸ばしてくるかが楽しみです。早稲田は大迫、山本のダブルエースに加えて、スーパールーキーの平が加わりました。とはいえ、高校時代のベストレースはおそらくインターハイの3位(日本人1位)で、それ以降はやや精彩を欠いているのが気になります。日大は留学生のキトニー、日本人エースの田村に加えて、高校生持ちタイムNo1の石川が入ります。しつこいようですが、エースは毎年いるわけですから、中堅どころの底上げが必須ですね。。。新体制に期待したいです。
13分台が3人以上いる大学を見てみました。やはり、スカウトが強いところが人数が多い印象ですね。5千mはスカウト力が最も反映されやすいですからね。今年、どれだけ13分台の選手が増えるのか楽しみにしたいと思います。