89回箱根駅伝 東農大の不安要素
前回の箱根では、悪夢の5区で総合最下位が確定してしまい、今年は故障などで選手の足並みが揃わず、予選会では9位と最後の椅子に何とか滑り込んだ東京農業大学について…
東農大の不安要素は、前回の影響、調整などがあげられると思います。前回の箱根はご覧の通り、5区でトップと30分差がつくという結果に…嘔吐するなど津野選手の体調不良が分かったのがすでに締め切りを過ぎていたため、しょうがなかったとのことですが、精神的にも肉体的にも相当きつかったでしょうね。。。
その津野選手ですが、今年は予選会にはエントリー出来ておらず、先日の記録会でもまだまだ本調子には遠そうな印象でしたので、箱根メンバーに入れるかは微妙なところです。個人的には別の区間でもいいので、リベンジしてほしいと思いますけどねー。チームとしても、前回の悪夢を糧に復活出来るのか、予選会でも後が無かっただけに正念場です。
先日の記録会では非常に好調でした。戸田、竹内、青木がいずれも28分台をたたき出し、浅岡も復活。主力クラスで大幅に自己ベストを更新する選手が多かったです。しかし、この調子を本番の箱根でも維持できるか?は別問題であって、どうも持ちタイムの割には力を発揮出来ないことが多い印象があります。 過去5回の結果を見ても、シードを取れたのは外丸が4年だった時のみですからね。先日の記録会のような走りが箱根でも出来れば十分シードは狙えると思うのですが…
箱根予選でこれだけ苦戦したのは、浅岡、前回6区2位の佐藤などが走れなかったことや、戸田、花田、片山といった稼いでほしい選手が62分以上かかってしまったことなどがあげられると思います。逆にいえば、もうこれ以上悪くなることはないと開き直って、本戦に臨んで欲しいです。ちなみに、佐藤は好結果の出た記録会で30分以上かかっていますからね…果たして間に合うか?間に合ったとしても、前回のような活躍は難しそうですが。。。
以上、全19校の不安要素をあげてみました。明日はいよいよ16人のエントリーメンバー発表です。いよいよ箱根が近づいてきましたね。まずは順当に主力メンバーがエントリーされていることを望みます。明日は、エントリーされた16人の持ちタイム一覧、大学別の持ちタイムの平均検索機能をHPに追加する予定なので、よろしければご覧ください。