関東インカレ2018 エントリー考察(中央、法政、国士、順天)

関東インカレのエントリーについて考察していきます。エントリーは公式エントリーを参照してください。今日は、1部に属する中央大学、法政大学、国士舘大学、順天堂大学の4校を取り上げます。

 

中央大学

1500m(舟津③、田母神③)

3分38秒という驚異的なベストを持つ舟津、優勝候補に名を連ねてくることでしょう。持ちタイムはもちろん、全エントリー選手中トップです。そもそも、日本歴代トップクラスのタイムですから当然ですが…田母神も1500mではトップクラスのタイムを持つものの、勝負レースではいまいち力を発揮出来ていないのが気がかり…前回は10位で入賞とはなりませんでしたが、今回は入賞は最低限期待したいところですよね~

 

5000m(中山④、三浦①、手島①)

エースの中山、長い距離の方が強い印象ですが、5千も13分53秒を持ち、直近で1万mで28分22秒を叩き出しているのが心強いですよね。入賞も期待される選手です。13分57秒を持つ期待のルーキー三浦がエントリーはある程度予想されましたが、14分18秒の資格タイムである手島が入ってきたのはびっくりしました。それだけ力があるということですかね?二人のルーキーの走りにも注目です。

 

1万m(中山④、加井②)

28分22秒のベストを持つエースの中山が順当にエントリーされ、むしろ5千よりも1万mの方が期待出来そうかなあ?エースの走りに期待。加井は29分8秒のベストが魅力ですね。勝負レースでの実績を積んでいってくれれば。エース格の堀尾が関東インカレに未エントリー、1万mは2人のみなのは残念ですね。。。

 

ハーフ(岩佐③、関口④)

中山同様にたたき上げの関口がエントリー。コツコツと自己ベストを伸ばしている選手なだけに、関東インカレでも活躍を期待したいですね。岩佐も箱根予選では75位とまずまずの走りを見せているだけに、こちらもくらいついてくれれば。エントリー条件が緩いハーフで2人だけというのは珍しいですね。1部では中央と慶應だけかなあ・・・?

 

3000m障害(森①、萩原②)

前回も10位と入賞まであと一歩と迫った萩原には、ポイント悪徳を期待したいところですよね。ルーキーの森凪也は9分6秒の資格タイム、インターハイでは1500mと5000mに出場していましたが、3000m障害での走りにも注目です。

 

法政大学

1500m(久納①、守角①)

資格タイムが3分45秒の久納、3分51秒の守角とルーキー2人がエントリーされました。特に久納は持ちタイムも他の選手に引けをとりませんし、インターハイでも自己ベストを出しての4位入賞と勝負レースでの実績もあります。関東インカレでも即入賞してもおかしくない力がありそうです。

 

5000m(坂東④、岡原③)

前回3位に入っているエースの坂東、2年連続の表彰台も期待したいですよね~前回の関東インカレ以降、エースと呼ぶにふさわしい走りを見せ続けています。今回もさすがエースという走りを見せてくれれば。岡原は直近でベストを出しているのが心強いですが、14分16秒ではさすがに厳しそうかなあ…

 

1万m(坂東④、佐々木③)

エースの坂東が当然のように5千と1万mのダブルエントリー、前回同様に2種目入賞も十分期待出来そうですね。もう一人が29分43秒の佐々木というのはこちらもちょっと意外。こちらも力をつけてきたということでしょうか?岡原同様、前評判が高くない中でどんな走りを見せてくれるか?

 

ハーフ(佐藤③、大畑④、土井④)

なんといってもエースの佐藤に期待せずにはいられません。ハーフで62分台、箱根6区で2年連続の快走を見せており、さらに直近では1万mで28分35秒を叩き出していますからね。入賞どころか表彰台争いまで期待したいほどです。土井は全日本、箱根ともに1区を任されるほどの選手ですし、大畑もハーフでは63分台、箱根も8区8位でまとめていますからね。楽しみな選手が揃います。

 

3000m障害(人見①、青木③、田辺②)

前回の覇者である青木には2連覇の期待がかかります。箱根5区では区間賞を獲得するなどさらに力をつけており、楽しみな選手ですね。田辺は前回予選で最下位と悔しい思いをしただけに、そのリベンジに期待。ルーキーの人見は8分52秒の資格タイムはやはり魅力。インターハイでも8位入賞を果たしていますし、決勝進出を果たせるか注目です。

 

国士舘大学

1500m(ギトンガ②、大川④、石川④)

ギトンガが1500mに回ってきましたね。3分46秒という資格タイムは決勝も十分狙えるタイム、まずは1500mから存在感を示したいところ。3分49秒の大川、3分47秒の石川とこちらの4年生コンビも資格タイムは上々ですよね。前回の関東インカレは目立った走りが出来ていない種目なだけに、持ちタイム上位の3人の活躍に期待。

 

5000m(ヴィンセント①、高田④、戸澤④)

期待のルーキーであるヴィンセントが早速5千と1万mのダブルエントリー、既に持ちタイムはトップクラスですし、いきなりの表彰台が期待されます。日本人エースの住吉が間に合わなかったのは残念ですが…その分、同じ4年生で主力の高田、戸澤には粘りの走りを見せてくれれば。

 

1万m(ヴィンセント①、戸澤④、多喜端④)

ヴィンセントは1万mもずっと集団を自分で引っ張って28分30秒を出していますからね。入賞はもちろん、ダブル表彰台まで期待させてくれる選手です。戸澤は5千同様にダブルエントリー、高校時代から一緒の住吉の分まで活躍してくれれば。多喜端は29分26秒のベスト、全日本予選や箱根予選では安定していますし、ここでも安定感を見せてくれれば。

 

ハーフ(藤江④、鼡田③、内山④)

箱根5区で13位とまずまずの走りを見せた鼡田が勝負レースでは安定していますかね?上位進出に期待。藤江も箱根予選では安定した走りを見せる主力ですからね。主力がどこまで立ち向かえるか?内山は箱根予選で153位ということを考えると、まだ厳しめかなあ?

 

3000m障害(鈴木②、工藤④、吉野②)

8分59秒の資格タイムを持つ工藤は前回途中棄権、9分1秒の鈴木は前回予選でブービーと資格タイムは悪く無いですが、関東インカレでは奮わなかっただけに、今年度はその借りを返してほしいですね。吉野は9分5秒の資格タイムとなっており、誰か1人でも決勝進出を果たせれば上出来かな。

 

順天堂大学

1500m(前田②、野口②、原田①)

3分45秒の資格タイムを持つ野口、前回は予選落ちとなってしまいましたが、スピードは抜群なだけに今度は決勝進出を期待。前田、原田はともに3分50秒の資格タイム、原田インターハイでも11位と上々の走りを見せているのが楽しみです。

 

5000m(塩尻④、清水②、野口②)

エースの塩尻が順当にエントリー、前回は4位で今年も13分30秒台のタイムをマークするなど戻してきましたね。今回も表彰台が期待される選手の1人です。清水は前回13位とまずまずで走っており、野口も14分6秒までベストを伸ばしていますからね。ともに入賞はさすがに厳しいかもですが、1つでも上の順位を目指してほしいところ。

 

1万m(塩尻④、野田③、橋本③)

エースの塩尻が当然のようにダブルエントリー、前回は3位と表彰台に上っているだけに、2年連続での表彰台に期待ですね。27分47秒と抜けたベストも持っていますし。野田、橋本の3年生コンビはともに28分台のベストを持つチームの主力たち。27分台と28分台しかいないというのが心強いですね。3大駅伝でも結果を残している二人、トラックでの勝負レースも楽しみです。

 

ハーフ(難波③、鈴木③、山田攻④)

ハーフ換算で62分台のベストを持つ難波、箱根5区で2年連続快走を見せている山田攻の二人がまずは楽しみですよね。難波は全日本8区もまずまずの走りを見せていますし、山田も距離が長いほど力強さがありますし。鈴木は3大駅伝は未経験ながら、ハーフは64分21秒まで縮めており、伸びてきた選手の走りにも期待。

 

3000m障害(笹谷①、森下②、續木④)

森下、續木はともに9分4秒の資格タイムとなっていますね。森下は前回も出場していますが、予選落ちなっており、今回はもっと喰らいつきたいところ。ルーキーの笹谷は8分59秒の資格タイム、インターハイでも7位入賞を果たしており、いきなりの決勝進出も期待される選手ですね。

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