2018年GGN ~レース結果振り返り~

2018年5月6日

ゴールデンウィークも終わりに近づく今日、GGN(ゴールデンゲームズ in のべおか)が行われました。特に1万mは八王子LDと並んで実業団のトップクラスが参加し、好タイムが期待される大会ですね。GGN結果速報にすでに結果が載っています。というか、レース中でもラップが記録されるのは、GGNくらいではないでしょうか?大学生を中心に組ごとに振り返ります。

 

~男子5000m G組~

A組が最も設定タイムが早い中、G組で13分台が出てしまうのが、GGNの恐ろしさですかね。。。八王子LDももうこの組で28分台が???とかなりますし…そんな中、早稲田の太田智が14分ジャストでベストを3秒更新、既に今年に入って2度目のベスト更新、1万mも今季ベストを出していますし、走るたびにベストを更新し、エースの貫禄が出てきましたね。

 

同じ早稲田のルーキー千明は14分16秒とまずまずのタイム、國學院の江島は14分29秒でもう一歩だったかなあ。

 

~男子5000m F組~

國學院の土方が14分8秒でベストを15秒も更新、1万mはすでに28分44秒、箱根での快走を考えればいつ13分台が出てもおかしくないですよね。東海の小松も14分8秒でベストを12秒更新、1万mは28分35秒を誇りながら、分厚い東海の選手層に苦戦していますが、3大駅伝デビューが期待されるところです。

 

ともに13分台を持ち、同じ東海の塩澤は14分36秒、明治の田中が14分56秒と今回は奮わない結果に…ともに中心選手の1人として活躍してほしいのですが、今後に期待ですね。

 

~男子5000m E組~

先頭が13分47秒でトーエネックの竹内と早くも13分40秒台が出てきたE組、東海の松尾が13分58秒でベストには2秒及ばなかったものの、2度目の13分台&セカンドベストですね。早稲田のエースとして期待される永山は14分29秒止まり・・・故障して以降、ずっと真価を発揮できない走りが続いているのが気がかりです。

 

~男子5000m D組~

大学生どころか日本人選手も東海の鬼塚だけだったD組、先頭が13分31秒とさすがのペースとなりましたが、鬼塚は14分1秒でブービーと今回はちょっと奮わなかったですね。高校生では大分東明のモゲニが13分36秒と高校日本記録を上回るさすがの走りを見せています。

 

~男子5000m C組~

こちらも日本人選手はカネボウの平と日立物流の市川のみ。そんな中、平がブービーながら13分49秒で走ったのはまずまずなのでは?市川は大きく離されてしまい、14分12秒という走りでした。高校生では倉敷の留学生であるキプラガットが13分32秒という恐ろしいタイムで走っています。今年の倉敷も強そう…

 

~男子5000m B組~

住友電工の田村が13分40秒で組トップの見事な走りを見せたB組、明治の坂口が13分51秒でベストには6秒及ばずもセカンドベストをマーク、最終学年となる今年度は怪我無く体調不良なく1年過ごしてほしい。東海の三上が13分53秒で続き、こちらもベストに6秒及ばずのセカンドベストとなりました。

 

ともに13分50秒台前半を出してセカンドベストというのがさすがですよね~城西の西嶋も同じく13分53秒でベストを1秒ですが更新、國學院の青木は13分54秒で2週間前に更新したばかりのベストを早くも4秒更新し、絶好調ですね~同じく國學院の浦野がベストに5秒及ばずの14分4秒でセカンドベストをマークしています。

 

駒澤の小島も13分55秒で同じく2週間前に出したベストを7秒更新し、13分台ランナーとなりました。ルーキーだった1年目は目立った走りは見せていませんが、飛躍の2年目となるでしょうか?チームメートの伊勢も14分9秒でベストを4秒更新、2週間前の1万mに続いてのベスト更新といい形できています。

 

城西の中島は14分20秒、服部が14分27秒で西嶋以外はもう一歩奮わず…早稲田の新迫は14分34秒にとどまり、ここのところらしくない走りなのが気になるところですね。。。

 

~男子5000m A組~

MPHSの井上が素晴らしいラストで13分38秒と日本人トップをマークした最終組、マラソンで2時間6分台を出しながら、5千でもこのタイムを出す井上、素晴らしいですね!!旭化成の紘太もさすがのラストを見せて13分39秒、同じく旭化成の市田宏、富士通の佐藤、JFEスチールの岡本も同じく13分39秒で続きました。ラストのスパート合戦は見ごたえがありましたね。

 

そんな中、大学生では東海の阪口が13分56秒とまずまずの走りをマークし、駒澤の片西が13分57秒で13分台ランナーとなりました。小島と合わせ、13分台ランナーは一気に5人となりましたね。一方で下は14分16秒…他3人が自己ベストを出しているだけに、余計にもどかしい結果となってしまいました。

 

~男子10000m~

ペースメーカーに多くの選手が序盤からついていけない中、何とか27分台のペースを維持して食らいついたのが旭化成の大六野、その安定感は実業団でもトップクラスですよね。後一歩27分台には届かず、28分00秒49だったものの、さすがの走りを見せてくれました。コニカミノルタの蜂須賀が28分25秒、旭化成の鎧坂が28分27秒で続き、ここまでが28分30秒切り、特に蜂須賀は自己ベストの良い走りでした~

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