日本体育大学 【2018年度 戦力分析】 ~主力が抜けても強さを保てるか?~

続いては、日本体育大学について、新年度の戦力を見ていきます。前年度は全日本予選こそまさかの10位で予選落ちとなってしまいましたが、出雲では4年生の活躍もあって3位、箱根でも復路での活躍が目立って4位と好走を重ねました。登録している選手一覧はこのようになっております。

 

 

4年生・・・最も3大駅伝の経験豊富なのが室伏、全日本予選では最終組、3年連続の出場で箱根では9区6位で走っていますね。もう一人の箱根経験者が三原、1万mで29分8秒のベストはこの学年トップも出雲では4区8位、箱根では3区17位と苦しい走りに…

 

3大駅伝経験者では宮崎がおり、5千で13分59秒でチーム唯一の13分台、ハーフは63分26秒はこの学年トップです。2年時の出雲・全日本に出場していますね。3年時の全日本予選に出場のみということで、また3大駅伝出場を果たしてほしいところ。他にも全日本予選で出場した林田、ともにハーフえ64分10秒台を持つ山口晟、森崎らもいますし、選手は揃っていますよね。

 

3年生・・・1年時から台頭、ハーフで63分4秒とチームトップのベストを持ち、箱根では10区3位の好走を見せている中川、全日本予選では4組18位、箱根では8区3位と2年時でグッと伸びてきた山口和の二人がこの学年の中心ですね。ともにエース級の活躍が期待されるところです。

 

箱根6区を走った廻谷、全日本予選で1組13位で走っている小縣らが続きますね。廻谷は1万mで29分23秒までベストを伸ばしていますね。1万mでは他に29分18秒までタイムを伸ばした森田、29分23秒を持つ濱田がともにタイム上位で、箱根にもエントリーを果たしています。

 

2年生・・・岩室が全日本予選で1組22位で走っており、3大駅伝・予選会を通じて唯一の経験者ですね。他には5千で14分18秒を持つ池田が高校時代の実績があり、この二人が力としては抜けていますかね。

 

他には1万mで29分56秒のベストを持つ大内、ともに14分28秒のベストを持つ亀田、小松直らが持ちタイムでは上位ですね。3,4年生に比べるとどうしても戦力では劣るだけに、池田、岩室はもちろん、高い育成力で外の選手も出てきてほしいところ。

 

1年生・・・持ちタイムでいきなりトップ10に入る選手はいませんが、14分18秒のベストを持つ斎藤、14分27秒を持つ大畑が14分30秒切りですね。さらに、1万mですでに30分5秒のベストを持つ島袋がいますね。

 

ここ数年はそれほど持ちタイムの良い選手が入っているわけではないのですが、着実にタイムを伸ばして戦力となる選手が多いですよね。今年度も18名が加わり、2,3年は16人とだいぶ大所帯となってきましたね。1年生からも、どれだけの選手が戦力となってくるか、楽しみです。

 

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