第94回箱根駅伝2018 ~区間別展望~

2018年1月4日

2017年も今日で最後ですね。仕事が忙しかったり、モチベーションが上がらなかったりで止めようと思うことが何度もありましたが、なんだかんだで今年も続けることが出来ました。箱根駅伝の区間ごとの展望について当日変更も多少考慮しながら述べていきます。区間賞争いをするであろう選手、優勝を争うであろう大学の選手を中心に述べていきます。

 

1区

各大学、主力を投入していますね。そんな中でもまさにエースを起用してきたのは東海の關でしょうか。1区のスペシャリストでは、神奈川の山藤、中央学院の大森あたりも安定した上位に入ってくる力もありますよね。駒澤の1区も全日本で2位の片西を起用してきました。

 

他にも山梨学院の永戸、青山学院の鈴木、中央の舟津、東洋の西山など各校もエース格か準エース格を起用してきていますね。1区での出遅れは致命的ですからね…いずれも区間賞争いをしてもおかしくない選手がずらっと揃います。これだけの選手が揃うと、案外スローペースになることもありますが、果たして?東大の近藤がどんなレースをするかも楽しみです。優勝候補では、ここで東海・神奈川が青学に先行していきたいところです。

 

2区

エースが揃う2区、5区が短くなって2回目の今回も前回同様、エース格が揃いました。留学生では山梨学院のニャイロ、拓殖のデレセの二人が走り、ともに万全であれば区間賞候補でしょう。日本人では、27分台ランナーとなった順大の塩尻、前回区間賞の鈴木健が区間賞争いに絡んでくるか。最低でも1時間7分前半、条件次第では1時間6分台もそろそろ見てみたいですね。

 

他にも全日本4区区間賞だった城西の菅、箱根予選で日本人トップだった帝京の畔上、全日本1区区間賞の相澤、関東インカレで2種目入賞の坂東など実績のある選手が揃いました。そんな中、注目なのは1万mの持ちタイムが唯一30分台、東海の阪口ですかね。出雲1区区間賞、長い距離への不安ももう無くなり、アップダウンに強いということで楽しみ。

 

ここでは、永戸→ニャイロの山梨学院、栃木が1区ならば栃木→塩尻の順大、山藤→健吾の神奈川、關→阪口の東海あたりがトップ争いを繰り広げそうかなあ。青学は3区終了時でトップを狙うためにも、ここで有力校との差を最小限に留めておきたいところ。

 

3区

ここは青学の田村の力が抜けているか。これまでの実績を考えても、区間賞候補筆頭だと思います。3区終了時の青学の位置というのがまずは大事になってきますね。1万mのベストでは田村を上回る東海の鬼塚も有力候補。本人も1区以外の方が得意といっていますし、ここでどこまで田村に食らいつけるか。

 

ここに留学生を起用してきたのが東国大のスタンレイ、1,2区を凌げればここで一気に浮上が期待出来るだけに、楽しみな存在です。持ちタイムでは1万mで28分29秒を誇る中央学院の横川もそのスピードを見せつけて欲しいところです。神奈川大は前回苦しい走りとなった越川を再度の起用、全日本で区間賞を獲得し、前回とは違うところを見せてほしいです。持ちタイム下位では、前回3区5位で走っている濱川が楽しみですね。前回の再現出来るか?

 

4区

1万mで持ちタイムトップは拓殖の西、ここでさらなる浮上を期待したいところ。青学の橋詰も万全で出場出来るのであれば面白い存在ですね。神奈川の大塚も主要区間を任され続ける実力者。東海の春日はコンディションが気になりますね。万全であれば十分区間上位で走る力はありそうですが。

 

東洋の吉川、中央学院の高橋、駒澤の加藤などそのまま走るかは分かりませんが、ルーキーの起用も目立ちますね。4区は距離が伸びて難コースに戻ったはずなのですが…他の大学もエース級の起用はあまりしていないような…ここで思いもしない差がつくかもしれませんね。

 

5区

前回の上位で今回も残っているのは、中央学院の細谷、早稲田の安田、順大の山田攻あたりですね。いずれも、山で大きく稼ぐことが期待されます。距離が短くなったとはいえ、まだまだ5区の影響は大きいですからね。好走経験のあるというのは大きいですよね。

 

他の有力選手では、山梨学院の上田、日体大の辻野といった1桁順位で走っている選手ですかね。上田も全日本は悔しい走りだっただけに、ここでの快走に期待。3強はいずれも5区は初、東海の松尾も力のある選手ですし、神奈川の荻野も3000m障害が強いと山も…と期待しちゃいます。青学の竹石はこのままなのか、他の選手なのかわかりませんが、監督もかなり自信を持っているようで…ここで青学が抜け出すようなら、今回も青学かなあと。。。

 

6区

前回58分台で走っている青学の小野田、法政の佐藤(当日変更の想定)が力が抜けていますよね。青学は優勝争いで、法政はシード争いにおいてここが圧倒的な強みとなりそう。中央学院の樋口も万全であれば区間賞争いも期待されますが、故障続きですからね…今回も無理はせずに59分台で走ってくれればという感じかなあ。

 

東海の中島も前回は一桁で走っており、神奈川の安田も全日本では好走していますからね。ここで青学との差をどれだけ抑えられるかも大事になってきます。6区は特殊区間なだけにルーキーが好走するとその後も安心して任せられることが多い区間。今回は國學院の臼井、城西の菊地、早稲田の渕田と3人のルーキーがエントリーされており、そのまま走るかは不明ですが、どこまで戦えるか?

 

7区

意外なエントリーとなったのがこの7区、駒澤のエース工藤に早稲田のエース永山がともに7区に入ってきました。ある意味、万全ではないことの証明でもあり残念です。特に工藤は最後の箱根を万全の状態で臨めないのは無念でしょうね。。。他には東海の國行、東洋の渡邉あたりが有力選手ですかね。特に渡邉の全日本における快走は記憶に新しく、万全でのエントリーならば区間賞候補かなあ。

 

ここも順大の清水、帝京の星、城西の菅原、青学の神林らルーキーが多くエントリーされています。7区は当日変更も比較的多いですし、各校の選手層が問われる区間ですね。持ちタイム上位では29分1桁で神奈川の多和田、日体大の住田、国士舘の三田、大東文化の齋藤らがいますが、いずれも駅伝での実績には乏しく…このまま出場するかも含め、7区の選手がどんな走りを見せてくれるか?

 

8区

青山学院がここに下田を起用してくるのであれば、区間賞候補の筆頭どころか、区間新にどれだけ近づけるのか、区間2位にどれだけの差をつけるのかという感じですよね。万全で8区に臨むのであれば力はずば抜けています。前回も区間2位に2分4秒の大差をつけて優勝を決定づけていますからね。

 

さすがに、この8区に主力級を起用出来ている大学は少ないですね。8区は最も当日変更の多い区間とも言われますし。東海の郡司、神奈川の西田あたりは残念ながら当日変更の可能性は高そうかなあ。ここにだれを起用してくるのかも、優勝争いにおいて大事になってきますね。そのまま走りそうな選手では、日体大の山口和、大東大の山本あたりが有力選手かなあ。

 

9区

復路のエース区間と言われる9区ですが、現時点で主力を起用している大学は少ないですね。。。故障から復活を遂げた東海の湊谷がタイムでは抜けていますね。全日本の走りでは駒澤の堀合が6区区間賞を獲得しており、長い距離に強いだけに楽しい。

 

前回9区で好走した選手では、6位だった大東大の谷川がいますね。他の選手は当日変更も多そうで読みづらいですね。東洋の4年で唯一のエントリーとなった小早川は他の4年生の思いも込めて頑張ってほしいところ。青学の近藤、神奈川の北崎はこれまた当日変更の可能性が高いかあ。ルーキーでは持ちタイムの良い中央の池田だけがそのまま走る可能性がありそうですが、23km区間でどこまでいけるか?

 

10区

本来であればエースクラスが走ることがまずない区間、そんな中、エース級を起用してきたのは東海の川端、大東大の原あたりでしょうか。川端は万全で10区に起用出来るのであればまさに恐ろしい選手層ですが、果たして?原はさすがに万全じゃないのかなあと思ってしまいますよね。前回は2区を走っているわけですし…状態が気になります。

 

他には、難病に苦しみつづけてきた順大の花澤、故障明けでコンディションが気になる神奈川の鈴木祐らもどんな走りを見せるか期待と不安が入り混じります。万全であれば10区では力が抜けているはずなのですが…他には青学の吉永、中央の竹内など4年生にゴールテープを切らせたいという思いも感じるような。

 

最後に笑顔のゴールテープを切るのは誰になるのか…あと2日に迫った箱根、待ち遠しくもあり、まだ来てほしくない気もしてしまいます。。。本当に始まったらあっという間に終わってしまいますからね…