帝京大学 2017年 箱根予選&全日本結果 考察

2017年11月19日

続いては帝京大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。箱根予選は20位以内で3人が走る一方、10番手でも101位という見事な走りでトップ通過を果たしました。全日本は徐々に順位を上げていって8位フィニッシュ、全日本は10度目の出場で初めて一桁順位で走りました。

 

箱根予選、まずは畔上が日本人トップの快走、全体でも7位の走りを見せました。エース格の1人ではありましたが、まさかここまでの走りを見せるとはびっくりでした。ずば抜けた走りを見せたのは畔上だけではありません。12位に岩佐、16位に佐藤と59分台を3人揃えてくることに。ともに実力者ではありますが、それでも予想以上の走りだったかなあ。

 

エース格の一人である竹下は38位、ここまで復調してきたともいえますが、本来であれば畔上とトップを争うまでになって欲しい選手ですね。さらに田村丈、横井、吉野がそれぞれ46位、53位、63位と続く圧巻の走り。田村丈、吉野はまだ1万mは30分台なのですが…さすが箱根予選メンバーに入ってくるだけのことはあります。

 

島貫、平田が87位、95位で100位以内に9人を送りこんできました。さらに凄いのが、10番手で101位の渡辺、11番手でも107位の田中というハイレベルさ。箱根トップ通過に全くスキのない走りを見せました。強いていえば、箱根9区で好走している平田がギリギリ二桁だったこと、期待のルーキー星が188位と奮わなかったことくらいですかねえ。全体的には文句なしの走りでトップ通過を決めました。

 

全日本では、箱根予選で好走した岩佐が1区でしたが、ここではトップと1分43秒差の13位と遅れてしまうことに…やはり、箱根予選、全日本と連続で好走するのは難しいですね。2区竹下も区間11位で総合順位も11位に上げるに留まりました。箱根では前回のような快走を見せてほしいですが…

 

3区は箱根予選に出場していない濱川でしたが、区間14位、関東勢で最下位タイに沈むことに。箱根では3区5位と好走している選手なのですが、、、前回の箱根で一桁で走っている3人が1~3区を任されましたが、いずれも二桁順位に沈んでいました。ここまではなかなかに力を発揮出来ない状況に。

 

箱根予選で好走していた佐藤は主要区間の4区を任されて区間9位、初の1ケタ順位となりました。トップとの差も48秒に留めていますし、上々の走りだったのでは。前回の箱根では5区で18位に沈んでしまいましたが、その悔しさを晴らす走り、箱根で見せて欲しいですね。5区に箱根予選日本人トップの畔上、この起用にはびっくりしましたがしっかりと区間3位で走ってきました。総合でも12→10位と2つ順位を上げることに。箱根ではエース区間を走って欲しいですね。

 

3大駅伝デビューとなった島貫が6区、ここで区間7位、トップとも26秒差に抑えたのは大きかったですね。全8区間でトップとのタイム差が最も少なかった区間でした。ここで総合でも9位と一桁順位に上げてくることに。7区横井も区間6位と上々の走り、4区から4連続で一桁順位で走り、総合ではついに8位まで順位を上げることに。シードラインとも1分43秒差にまで迫りました。

 

アンカーに抜擢されたのは小森、高島平20kmで59分51秒と爆走したてはいますが、3大駅伝・予選会通じて初のエントリーでいきなり最長区間にはびっくりしました。ここで59分36秒と上々のタイムで区間10位、しっかりと総合8位を守り、過去最高順位でのフィニッシュとなりました。

 

前半は主力が揃って奮わずと苦しい展開ながら、後半盛り返しての8位というのは、帝京の強さを感じました。前回は後一歩届かなかった箱根シード権ですが、今回は前回以上に期待が高まりますね。まずは選手層の厚さ、箱根予選トップ通過を果たしたメンバー以外にも、小森など新戦力の台頭があり、濱川といった前回好走している選手が揃っており、いい意味で10人を悩む事になりそう。

 

となると、鍵を握るのは主要区間ということになりますかね。今の選手そうならば、復路はしっかりと中位では走ってくれるであろう選手が揃っていますし、往路でシード圏内につければ大きな問題は無さそう。前回は竹下→内田→濱川→畔上の4連続好走で4区終了時4位と絶好の位置につけました。狙うはこの再現ですね。主力たちがその役割を果たしてくれれば。

 

5区は前回の悔しさをバネに飛躍を遂げた佐藤がいますし、6区も一桁順位で走っている横井がいます。主要区間、特殊区間ともに経験者が豊富にいるのは心強いです。箱根予選校の中でも、最もシード権に近い大学と言っていいでしょう。2年ぶりのシード権獲得というだけではなく、1つでも上の順位を目指していってほしいものです。それだけの選手は揃っていますからね!!


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