全日本大学駅伝2017 戦力分析&区間配置予想 ~東海大学~

2017年10月29日

f続いては、東海大学の戦力分析&区間配置予想をしていきます。前回の全日本では關ら主力を複数欠いたこともあってまさかのシード落ちでしたが、出雲では前評判どおりの強さを見せて見事に優勝、青学の3大駅伝連勝を記録を見事に止めました。エントリー一覧過去5年成績はこのようになっております。

 

4年:川端 千都、國行 麗生

3年:湊谷 春紀、三上 嵩斗

2年:關 颯人、松尾 淳之介、鬼塚 翔太、郡司 陽大、中島 怜利、西川 雄一朗、館澤 亨次、阪口 竜平

1年:塩澤 稀夕

 

4年生からは、出雲にエントリーされた川端、國行の2人。

 

3年生からは、出雲5区区間賞の三上、前回の出雲は6区5位、故障から復活のエントリーを果たした湊谷の2人。

 

2年生からは、出雲1区区間賞の坂口、2区2位の館澤、3区4位の松尾、4区区間賞の鬼塚、6区区間賞の關という出雲優勝の立役者5人に加え、出雲に続きエントリーの郡司、前回の箱根6区8位、全日本予選も2組5位で走っている中島、関東インカレ5000mで7位入賞、全日本予選でも3組8位と好走を続ける西川の8人。

 

1年生からは、出雲に続き塩澤が唯一のエントリー。

 

出雲に引き続き、盤石のエントリーと言っていいかなあ?出雲にエントリーされた10人はそのまま入ってきていますし、主力どころでは春日がいませんが、長い距離に強い選手ですからねえ。チームの中心である2年生は8人と多数を占めています。そんな東海大学の区間配置予想は以下のとおりです。

 

鬼塚(2)ー館澤(2)ー阪口(2)ー松尾(2)

塩澤(1)ー三上(3)ー國行(4)ー關(2)

 

まずはアンカーですが、優勝を狙うとなるとやはりエースを起用したいところ。前年度の青学ならば一色がアンカー対決を制していますし、ここは出雲を制した關が良さそう。最後に關が控える安心感とアンカー勝負になっても勝てる強さがありますしね。1区は出雲の好走を見ると阪口も見てみたい気がしますが、まだ長い距離の実績はほぼ無い状態。それでいきなり14.6kmも怖いかなあという印象。

 

ならば、前回も経験しており、さらなる強さを見せた鬼塚に任せるのが安心かな。前回は1区10位に沈んでいますが、今の鬼塚ならば何も心配いらないでしょう。阪口は最短区間の3区としました。起用しないのはもったいなさすぎますしスピードを活かすなら最短区間かつ下り基調の3区かなあと。2区は館澤、また繫ぎ区間なのかなあと思いつつ、そろそろ主要区間も走って欲しいという思いも込めて。

 

4区は松尾としました。全日本予選最終組、出雲3区と大事なところを任され続けているところを見ると、監督の信頼も厚いでしょうし、全日本も主要区間の可能性は高そうなので、残る4区としてみました。距離が伸びて強さを発揮する選手でもありますしね。

 

残る5~7区ですが…過去出場した4大会はいずれも3年生が6区を任されているという状況から…3年の三上としてみました。出雲の走りからすれば、繫ぎ区間では力が抜けているでしょうし、6区あたりで力を出してくれれば。

 

5区はルーキーの塩澤にしました。直近でベストを出していますし、全日本あたりで出番が来てもおかしくないかなと。ルーキーは3,5区あたりで起用されることが多いため、5区としています。残る7区は4年生も1人くらいは走って欲しいという思いも込めて國行と予想しました。前回の全日本も6区2位と好走を見せていますし、その再現を期待したいなあ。

 

正直、今の選手層だと13人誰が走ってもおかしくないですね。今回他にも川端、湊谷、中島などなど実力者がズラッと揃います。まずは、前回のように体調不良者が続出ということはないように…そうすれば出雲に続いての2冠も十分に狙えると思うんですよね。全日本の距離ならば、まだまだ東海の方が青学よりも強いように思えますが果たして・・・?

 

東海が出雲の勢いそのままに全日本も制して3冠王手をかけるのか?前回覇者の青学が意地を見せるのか?それとも2強と言われる中に他の大学が待ったをかけるのか?出雲同様に中心となるであろう東海がどんな走りを見せるのか、楽しみです!!

 

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