2017年全国高校選抜 10000m ~結果振り返り~

本日、全国高校選抜の1万mが行われました。国体1万mも無くなった今、高校生が1万mを走る数少ない機会ですね。他にも300mや2000m障害など、普段の記録会や大会では行われないような距離でのレースが行われます。レース結果はこのようになっています。その前に…すみません、昨日のブログ間違っていましたね。今年度から出雲のシード権は無くなったとのこと…よって、山梨学院は出雲には出場出来ませんね。失礼しました。

 

優勝したのは佐久長聖の中谷、29分44秒とタイム的にはそれほどでも無いですが、きっちりとトップで走るのはさすがですねー。5000mまでのラップはいずれも中谷がとっています。インターハイ5000mでも日本人トップでしたし、今最も強い日本人高校生といって差し支えないでしょう。国体、都大路とさらなる活躍を見せてくれれば。

 

佐久長聖にとって収穫だったのは、松崎が6位、30分1秒で走ったことですね。今年度は中谷に次ぐ活躍も期待されましたが、故障もあって結果を残せず、、、それだけに1万mでしっかりと結果を残せたことは駅伝に向けても長距離区間を任せられそうですしね。昨年4区を走った本間が奮わないだけに、なおさら大きいです。

 

2位には倉敷の北野が29分51秒で入ってきました。これはちょっとびっくりでしたね。確か5千のベストは14分30秒くらい?前回都大路覇者の倉敷、今年度は留学生が圧倒的ですが、日本人選手は苦しい状況かと思っていましたが…1区を任せられる選手が出てくると、3区は超強力ですからね。それだけに、1万mで結果を残す選手が出てきたのは大きいです。

 

3位には白石の平が29分55秒で入りました。インターハイ5000mでも決勝に進出した選手ですし、こちらは順当に上位に入ってきたという感じですかね。4位には酒田南の荒生が29分56秒で入り、ここまでが29分台ということになります。荒生は1年時から活躍していたものの、トラックシーズンではやや名前を聞かなくなっていただけに、ここでしっかりと走れたのは大きいですね。インターハイで井川や田澤ら2年生が活躍していただけに、また2年の中で存在感を高めていってくれれば。

 

5位に学法石川の半澤が30分1秒で入りました。インターハイでは1500mでの優勝が記憶にあたらしいですが、1万mでもしっかりと走ってきましたね。都大路では今度こそ快走を期待したいところ。7位は藤沢翔陵の高橋が30分8秒で入ることに。5千は14分40秒くらいの選手のはず…こちらも北野同様に5千ベストからすれば上々の走りだったのでは。

 

今回は1,2組で行われ、基本的に2組の方が力のある選手が走っています。そのタイムレースとなると、1~7位はいずれも2組の選手が入りましたが、8位には1組トップだった水戸工業の湯原が30分15秒で入ってきています。こちらもインターハイ5000mで決勝に進んだ選手です。1組トップでタイムも悪くないですし、良い走りだったのでは。

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