2017年度持ちタイム遷移 1万m(4/1→8/19)
トラックシーズンの振り返り、最後は1万mの平均持ちタイムの変動を見ていきます。以下の表は、今年度の4月1日時点の順位、タイムと今日時点(8月19日)での順位、タイムを並べたものになります。1万mは関東インカレや特に全日本予選で好タイムが出たこともあり、全日本予選出場校の変動が大きめかなあ。
大学名 | 2017年4月1日 | 2017年8月1日 | ||
青山学院大学 | 1位 | 28:55.05 | 1位 | 28:50.03 |
東海大学 | 2位 | 29:00.99 | 2位 | 29:00.54 |
日本体育大学 | 3位 | 29:02.40 | 3位 | 29:01.36 |
神奈川大学 | 4位 | 29:07.22 | 4位 | 29:05.36 |
東洋大学 | 6位 | 29:16.50 | 5位 | 29:08.40 |
順天堂大学 | 9位 | 29:20.01 | 6位 | 29:09.59 |
山梨学院大学 | 5位 | 29:14.30 | 7位 | 29:10.42 |
早稲田大学 | 7位 | 29:17.44 | 8位 | 29:12.58 |
大東文化大学 | 11位 | 29:20.10 | 9位 | 29:14.99 |
明治大学 | 8位 | 29:19.38 | 10位 | 29:15.86 |
東京国際大学 | 12位 | 29:22.42 | 11位 | 29:16.09 |
駒澤大学 | 10位 | 29:20.06 | 12位 | 29:18.26 |
城西大学 | 13位 | 29:22.59 | 13位 | 29:20.26 |
國學院大學 | 16位 | 29:26.73 | 14位 | 29:20.50 |
中央大学 | 18位 | 29:28.09 | 15位 | 29:23.06 |
法政大学 | 14位 | 29:26.47 | 16位 | 29:23.33 |
中央学院大学 | 15位 | 29:26.56 | 17位 | 29:23.87 |
日本大学 | 17位 | 29:27.63 | 18位 | 29:26.41 |
帝京大学 | 22位 | 29:40.76 | 19位 | 29:26.90 |
専修大学 | 20位 | 29:36.95 | 20位 | 29:29.49 |
国士舘大学 | 19位 | 29:33.54 | 21位 | 29:31.45 |
拓殖大学 | 23位 | 29:42.76 | 22位 | 29:33.75 |
創価大学 | 21位 | 29:40.52 | 23位 | 29:34.30 |
上武大学 | 25位 | 29:56.58 | 24位 | 29:49.82 |
東京農業大学 | 24位 | 29:55.31 | 25位 | 29:54.71 |
上位4校は変わらず、28分台も28分50秒の青学だけですねー。例年、何校も28分台が揃っていることを考えると、ちょっと寂しい数値ですね。上位4校とも伸ばしてはいるのですが…まあ、東海は伸びしろ満載でしょうが。東洋が6→5位でトップ5で唯一の変動、相沢、山本修と主力が28分台を揃ってマークしたのが大きかったですね。
9→6位と3つも順位を上げてきたのが順大、ユニバを決める快走を見せたエースの栃木の走りはもちろん、2年の橋本、1年の清水といった各学年の主力達がタイムを縮めてきたのが、大きなジャンプアップにつながりました。11→9位とトップ10入りを果たしたのが大東大、全日本予選で好走した林、新井がベストと主力のタイムも他の強豪校と遜色無くなってきました。
11位以下では、東京国際が12→11位、國學院が16→14位、中央が18→15位とい順位を上げてきています。東国大は28分台をマークした伊藤に全日本予選好走の鈴木博の走りが光りますね。國學院は5千同様に向、浦野のダブルエースに江島、熊耳と好調の主力が揃ってベスト更新、平均タイムの変動にも勢いを感じます。中央はタイムとしては3秒ほどの更新なのですが、大学が密集している中、全日本爆走の中山やルーキー池田の好走などにより順位を3つも上げています。
20位以降では、帝京が22→19位、拓殖が23→22位、上武が25→24位となっています。帝京はチーム2~8番手と揃ってのベスト更新が大きく、タイムも14秒更新してきています。更新した人数の割にタイムがもう一歩なのは、28分台がいないからか…それでも、25大学中最もタイムを伸ばしてきていますけどね!拓殖はやはりエース西の28分台が大きく、大森や関稜汰、岡山や次の主力と期待される選手がベストを出しています。